足のブツブツ毛穴の対処法を解説|肌への負担を抑えてツルスベ美脚を目指す方法も紹介

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「ムダ毛を処理したにもかかわらず、ブツブツとした毛穴が気になって足を出せない」このような悩みを抱えていませんか。

足のムダ毛を処理した後に毛穴が目立つ場合、処理方法や処理前後のケアに問題がある可能性があります。

本記事では、気になるブツブツ毛穴の原因や対処法について解説します。ブツブツ毛穴を起こりにくくするポイントも紹介するため、ぜひ自己処理に取り入れてみてください

足の毛穴がブツブツになる原因

足の毛穴がブツブツになる原因を4つ挙げます。

  • 色素沈着
  • 埋没毛
  • 毛包炎
  • 毛孔性角化症

色素沈着

足の毛穴が黒く目立つ場合、色素沈着になっている可能性があります。

色素沈着とは、皮膚が傷つくことでターンオーバーが乱れ、黒い色素(メラニン色素)が排出されずに皮膚内に残る肌トラブルのことです。

皮膚が傷つく原因として、カミソリによる摩擦や毛抜き、ワックスなどによる刺激が考えられます。ロングパンツを履くことが多い場合は、自己処理後の皮膚と布の摩擦が刺激となることもあります。

色素沈着を目立ちにくくするためには、自己処理の頻度を下げることや刺激を与えにくい方法に切り替えることが効果的です。

処理後の保湿を十分にすることで衣服との摩擦も軽減できます。

埋没毛

肌表面からうっすらと毛が透けて見える場合、埋没毛になっている可能性があります。

埋没毛とは、毛穴が塞がり伸びてきた毛が皮膚表面に出られなくなる肌トラブルのことです。

埋没毛は皮膚表面が盛り上がるため、遠くから見るとボツボツした黒い点が目立ってしまいます。

埋没毛になる原因は、毛抜きやワックスによって、ムダ毛とともに毛穴を引っ張ってしまうこと、頻繁なシェービングによって皮膚や毛穴が傷つくことなどが考えられます。

色素沈着と同様、処理頻度や方法を見直すことが埋没毛を目立ちにくくするのに効果的です。

埋没毛を予防する方法としては、抑毛ローションやクリニック・サロン、光美容器によるケアが挙げられます。

毛包炎

赤いポツポツとした毛穴が目立つ場合、毛包炎になっている可能性があります。

毛包炎は毛嚢炎(もうのうえん)とも呼び、毛根を包んでいる皮膚組織(毛包)が炎症を起こしている状態のことです。

毛包炎の原因は、自己処理の際に肌が傷つき、菌が毛穴に侵入することが考えられます。古いカミソリや不衛生な毛抜きを使うことも、毛包炎が起こる原因のひとつです。

毛包炎をケアするためには、自己処理の方法や頻度を見直すことや、処理後にしっかりと冷却や保湿を行うことが大切です。

熱や膿(うみ)を伴う場合は、皮膚科などの医療機関を受診し治療する必要があります。

毛孔性角化症

硬くてざらざらとした毛穴が目立つ場合、毛孔性角化症(もうこうせいかくかしょう)の可能性があります。

毛孔性角化症とは、肌が傷つきターンオーバーが乱れることで古い角質が溜まり、硬くなる肌トラブルのことです。炎症を伴う場合、赤いポツポツとした毛穴が目立つこともあります。

原因としては、頻繁なシェービングや毛抜き、処理後の保湿不足、体質などが考えられます。

毛孔性角化症をケアするためには、自己処理の方法や頻度を見直すことに加えて、普段から保湿をしっかりすることや角質を柔らかくする尿素クリームの塗布などが効果的です。

角質を取ろうとこすり過ぎると悪化する可能性があります。症状が長引いている方は、皮膚科などの医療機関を受診するとよいでしょう。

関連記事:カミソリ負けの原因と対処法を解説|カミソリ負けを防止するポイントまで理解して肌トラブルを回避

足の毛穴がブツブツになるのは自己処理に問題がある可能性がある

足の毛穴がブツブツになるのは自己処理に問題がある可能性がある

足のブツブツとした毛穴が目立つ場合、自己処理のやり方に問題があるかもしれません。

ブツブツ毛穴を起こしやすい処理方法

  • 逆剃りしている
  • 切れ味が悪くなったカミソリを使用し続けている
  • シェービング剤を使用せず剃っている
  • カミソリが不衛生な状態で保管されている
  • ワックスや毛抜きで処理している
  • 埋没毛を引き抜いてしまう

逆剃りしている

毛の流れに逆らってシェービングする逆剃りは、肌への負担が大きくなります。

基本的には、毛の流れに沿った順剃りをおこない、剃り残しが気になる部分にのみ逆剃りをおこないましょう。

また、何度も同じ箇所を逆剃りすると色素沈着を起こしやすくなります。

逆剃りの回数が少なくなるよう、寝ている毛を起こすようにシェービング剤を塗るとよいでしょう。

逆剃りする部分の皮膚を引っ張り、肌をフラットにすることで根元からしっかりとシェービングできます。

このような工夫を取り入れ、逆剃りの回数を極力減らすよう心がけましょう。

切れ味が悪くなったカミソリを使用し続けている

切れ味が悪いカミソリを使用し続けると、何度も同じ箇所をこするため肌を傷つけやすくなります。

しっかりシェービングしようと強く押し当てることで怪我のリスクも高まるでしょう。

多くのメーカーで、カミソリは2週間に1回を目安に交換することが推奨されています。

説明書記載の交換頻度を守り、古いカミソリを使い続けないようにしましょう。

関連記事:カミソリによるムダ毛処理が抱える9つのリスク

シェービング剤を使用せず剃っている

シェービング剤を使用せずに処理すると、乾燥した肌に刃が当たるため肌が傷つきやすいです。

滑りが悪いため何度もこすることになり、摩擦による刺激も大きくなるでしょう。

シェービング剤を使用する際は、一度に塗り広げると乾燥しやすいため処理する部分ごとに塗りましょう。

また、処理後はシェービング剤をしっかりと洗い流し、肌に残らないよう気をつけましょう。

カミソリが不衛生な状態で保管されている

お風呂場など、湿気が多い場所でカミソリを保管していると雑菌やカビ菌が繁殖しやすく、カミソリが不衛生となります。

不衛生なカミソリを使ってシェービングをおこなうと、炎症を起こしやすいです。

処理後はカミソリを水ですすぎ、付着したムダ毛や雑菌などを洗い流したあと、水気を切り、湿気の少ない場所で乾燥・保管をおこないましょう。

多くのメーカーでは、カミソリをタオルなどで拭くことは推奨していません。コーティングが剥がれたり刃こぼれを起こしたりします。

説明書記載の保管・メンテナンス方法を改めて確認しましょう。

ワックスや毛抜きで処理している

ワックスや毛抜きなどの毛を抜く方法は、毛穴や皮膚を傷つけるリスクが高く、埋没毛や毛包炎を起こす可能性があります。

特に、自分で処理する場合、事前準備やアフターケアが不十分になるため、肌トラブルを起こしやすいです。

入浴して肌や毛を温める、処理後に十分な冷却や保湿を行うなど、処理前後のケアを入念におこないましょう。

埋没毛を引き抜いてしまう

埋没毛を引き抜くと、毛穴の奥に雑菌が入り込んで炎症を起こし、毛包炎や色素沈着などの肌トラブルを引き起こす可能性が高いです。

埋没毛をケアするためには、以下の方法が有効的です。

  • 肌のターンオーバーを促進するために規則正しい生活を心がける
  • 普段から保湿を入念におこなう
  • スクラブやピーリングなどの角質ケアを取り入れる
  • 皮膚科を受診する

また、埋没毛を予防するためには、シェービングや毛抜きなどの刺激が強い処理方法を見直す必要があります。

クリニック・サロン、光美容器によるケアであれば、ムダ毛ケアとともに美肌効果も狙えるため、肌トラブルを回避したい方に特におすすめです。

皮膚や毛穴へのダメージを軽減させるための自己処理時のポイント

足のブツブツ毛穴を起こりにくくする処理時のポイントを4つ紹介します。

皮膚や毛穴へのダメージを軽減させるための自己処理時のポイント

  • 毛を柔らかくして処理する
  • 処理後は肌を冷やして毛穴を引き締める
  • 肌の調子が悪い日は処理を控える
  • クリームやワックスはパッチテストを行う

毛を柔らかくして処理する

シェービングする前には、ムダ毛や肌を柔らかくしましょう。

カミソリの刃に引っかかりにくくなり、肌を傷つけるリスクを軽減できます。

毛や肌を柔らかくするためには、入浴がおすすめです。

入浴する時間が取れない方は、蒸しタオルを当てるとよいでしょう。

蒸しタオルの作り方

  1. 1.清潔なタオルを濡らして絞る
  2. 2.タオルをラップに包み耐熱皿に乗せ、電子レンジで30~60秒ほど温める
  3. 3.手で蒸しタオルの熱さを確認する
  4. 4.熱さが足りないと感じたら、10~20秒ずつ温める

やけどしないよう、必ず熱さを確認してから蒸しタオルを当てましょう。

処理後は肌を冷やして毛穴を引き締める

処理後は肌を冷やして毛穴を引き締めるようにしましょう。

事前に化粧水や濡れたタオルなどを冷蔵庫で冷やしておくことをおすすめします。

使用する化粧水は、アルコールが入っていない低刺激のものがよいです。

ムダ毛ケア後の肌に適したスキンケアアイテムをお探しの方には、ReFaの薬用ミスト「リファメディケイティッドカーミングミスト」がおすすめ。

顔にも使えるため、顔剃りやヒゲ剃りをおこなう方にもぴったりのスキンケアアイテムです。

肌の調子が悪い日は処理を控える

肌の調子が悪い日は、ムダ毛処理を控えましょう。

処理を避けたほうがよい肌状態

  • 赤みやかゆみなどの肌トラブルがある
  • 日焼けした直後である
  • 切り傷などの怪我がある

このような状態でムダ毛処理をおこなうと、雑菌が入り込んで新たな肌トラブルをまねくおそれがあります。

女性の場合、生理前や生理中は肌が敏感になりやすいため処理を控えることをおすすめします。

クリームやワックスはパッチテストを行う

除毛クリームやワックスを使用する場合、必ずパッチテストをおこないましょう。

人によっては、クリームやワックスが肌に合わず、炎症などの肌トラブルを起こす可能性があります。

商品の説明書をよく読み、目立ちにくい狭い部分で自分の肌に合うか確認しましょう。

肌が弱い方は、敏感肌用のクリームやワックスを使うこともおすすめです。

足の毛穴がブツブツになった場合の対処法

足のブツブツとした毛穴が気になったときの対処法を3つ紹介します。

取り組みやすいものから実践してください。

足の毛穴がブツブツになった場合の対処法

  • 軟膏やクリームで保湿する
  • 処理方法を見直す
  • 皮膚科を受診する

軟膏やクリームで保湿する

足のブツブツとした毛穴を目立ちにくくするためには、軟膏やクリームによる保湿がおすすめです。

保湿をしっかりおこなうことで、ブツブツ毛穴の原因となる摩擦を軽減できます。

市販薬を購入する場合は、含まれる有効成分に注目しましょう。

ブツブツを目立ちにくくすることが期待できる主な有効成分

有効成分 期待できる効果
クロルヘキシジングルコン酸塩液 殺菌作用
トラネキサム酸、プラセンタエキス、アルブチン、カモミラET、グリチルリチン酸2K、ハイドロキノン 美白効果
尿素 角質を柔らかくする

処理方法を見直す

方法によっては、ムダ毛処理が肌にダメージを与えている可能性があります。

処理方法 考えられる肌へのダメージ・トラブル
カミソリ ・摩擦による色素沈着、毛孔性角化症
・古いカミソリ使用による炎症
毛抜き・ワックス ・毛穴が傷つくことによる毛包炎や埋没毛
・刺激による赤み、かゆみ
除毛クリーム ・肌に合わないことによる炎症

また、頻繁に処理すると肌へのダメージが大きくなるため、1~2週間に1回の処理頻度がおすすめです。

毛深さが気になり、頻繁に処理をしている方は、光美容器やクリニック・サロンなど、将来的に自己処理の回数が減っていくケアに切り替えることも検討しましょう。

皮膚科を受診する

足のブツブツとした毛穴がなかなか治らない場合は、皮膚科を受診しましょう。症状が長引いている場合は、自己診断が間違っている可能性が高いです。

皮膚科などの医療機関では、症状に合った薬や市販薬より濃度が高い薬を処方してもらえます。

場合によっては、ピーリングやイオン導入など、より美しい足を目指すための治療を受けることもできるでしょう。

足の毛穴がブツブツなりにくい処理方法

足の毛穴がブツブツなりにくい処理方法

足の毛穴がブツブツしにくいムダ毛ケアを紹介します。

メリット・デメリットを把握したうえで自分に合った方法を取り入れましょう。

方法 メリット デメリット
電動シェーバー ・刃が直接当たらないため肌を傷つけにくい
・手軽に処理できる
・頻繁に処理すると色素沈着などを起こす可能性がある
・清潔に保つためにメンテナンスが必要
抑毛ローション ・肌への負担がほとんどない ・日常のケアに取り入れやすい ・即効性がない
・毛深い方は効果が期待できない可能性がある
クリニック・サロン ・美肌効果も狙える
・アフターケアが充実している
・徐々に自己処理の回数が減っていく
・複数回通う必要がある
・多忙な方は利用しづらい
・ケア前にシェービングする必要がある
光美容器 ・好きなタイミングでケアできる
・美肌効果も狙える
・徐々に自己処理の回数が減っていく
・ケア前にシェービングする必要がある
・初期費用がやや高額

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