埋没毛はなぜできるのか|適切な取り出し方や処理する際の注意点を紹介

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ムダ毛を処理する際、皮膚の下に埋もれている毛を見つけたことはありませんか?

それは埋没毛と呼ばれるもので、特に脇や膝にできやすく、間違ったムダ毛の処理や肌の乾燥が原因です。

埋没毛は見た目が悪いだけでなく、炎症や色素沈着などの肌トラブルを招く可能性もあります。

本記事では埋没毛の適切な処理方法を紹介します。ムラのない滑らかな肌を目指したい方は、ぜひ参考にしてください。

埋没毛とは何か|生え方の種類を紹介

埋没毛(まいぼつもう)とは、毛が肌の表面に達する前に曲がってしまい、皮膚の下に留まっている状態のことです。

特に、膝や脇、デリケートゾーンなど、毛が固くて太い部位にできやすいです。

埋没毛は、生え方で3つのタイプに分類されます。

肌の下で伸びて
毛先だけ出ているタイプ
  • 毛先は表に出ているが、毛のほとんどが肌の下に埋まっているもの。
毛先だけ埋まっている
タイプ
  • 正常に生えていたが、途中で毛先が肌に埋もれてしまったもの。
肌の下で伸びて
埋もれているタイプ
  • 毛先が外に出られず、肌の下で成長したもの。

どのタイプであっても、無理矢理引っ張り出さないようにしましょう。

埋没毛ができる原因

埋没毛ができる主な原因を2つ挙げます。

  • 角質肥厚(かくしつひこう)
  • 間違ったムダ毛処理

埋没毛は、乾燥や間違ったムダ毛処理による肌へのダメージで角質が厚くなること(角質肥厚)で生じます。

間違ったムダ毛処理の影響は、肌にダメージを与えるだけではありません。毛が途中で切れることで先端の鋭さを失い、皮膚を貫通できず肌の下で成長してしまいます。

角質肥厚は、肌を守る役割を担う角質層が厚くなった状態を指します。角質肥厚を引き起こす原因は、乾燥や摩擦、紫外線などです。

埋没毛にならないよう、肌へのダメージは極力減らすようにしましょう。

埋没毛ができやすい場所

脇を触る女性

埋没毛ができやすい場所(部位)を5つ紹介します。

  • Vライン
  • 二の腕
  • ひげ

これらの場所には、太い毛が多いという特徴があります。太い毛は肌の下で成長しやすいため、埋没毛が生じやすいです。

また、毛の向きが不揃いで頻繁にムダ毛処理が必要となるため、肌がダメージを受けやすいです。

さらに、毛の流れに逆らってムダ毛処理を行うことも肌にダメージを与えます。その結果、角質肥厚を引き起こし埋没毛となります。

埋没毛を治す方法はほとんどないが自然に治る

埋没毛を治す方法は基本的にはありません。そのため、自然経過での改善が一般的ですが、セルフケアによって自然治癒を促進することができます。

埋没毛は、肌のターンオーバーが活性化すると自然に表面へ出てきます。

また、日頃から埋没毛を起こしにくいムダ毛ケアの実践も効果的です。

埋没毛を起こしにくいケア方法|メリット・デメリットも紹介

埋没毛を起こしにくいケア方法を紹介します。

メリット・デメリットを理解した上で、自分に合った方法を取り入れましょう。

  • クリニック・サロン
  • 光美容器

クリニック・サロン

メリット
  • プロに施術を任せられる
  • きれいな仕上がりになりやすい
  • 施術後のケアも行ってくれる
デメリット
  • 多額の費用がかかる
  • 予約が必要
  • 受けられる時間や場所が限られる

クリニックやサロンでケアを受ける最大のメリットは、プロに任せられることでしょう。知識豊富な専門家が施術を行ってくれるため、きれいに仕上がります。

しかし、しっかり通うとなるとそれなりのお金が必要です。また、通うための時間を確保するのが難しい場合、計画通りにケアできないこともあるでしょう。

光美容器

メリット
  • ツルスベ肌が期待できる
  • 場所や時間を選ばず処理ができる
  • ムダ毛が目立ちにくくなる
デメリット
  • 機器の購入費用がかかる

自分のペースでムダ毛処理ができる光美容器は、近年人気が高まっています。クリニックやサロンを予約・通う必要もないため、手軽にケアできます。

VIOなど人に見られたくない部分をケアできる点もメリットでしょう。

一方で、機器の購入費用がかかるというデメリットがあります。しかし、長期間使用できるため、使えば使うほど高いコスパを発揮するでしょう。

関連記事:知っておきたい光美容器の仕組みとケア周期【光美容器の基礎知識Vol.1】

埋没毛を自己処理する際の注意点と対処法

埋没毛を自己処理する際の注意点を3つ紹介します。

  • 埋没毛と間違えやすい症状に注意して処理を行う
  • 毛抜きで引っ張り出す行為は肌へのダメージが大きいため避ける
  • ムダ毛処理後に保湿しないと肌荒れの原因となる

埋没毛と間違えやすい症状に注意して処理を行う

ニキビや毛嚢炎は埋没毛と間違えやすいです。埋没毛には毛が埋もれている以外の症状は認めませんが、これらは赤みや腫れ、痛みを伴います。

ニキビや毛嚢炎の可能性がある場合は、すぐに皮膚科へ相談しましょう。毛嚢炎は、放置すると完治が遅くなり色素沈着やクレーターの原因となります。

毛抜きで引っ張り出す行為は肌へのダメージが大きいため避ける

無理に埋没毛を引っ張り出す出そうとすると、毛穴に菌が入って炎症を起こす可能性があります。出血や色素沈着が生じるリスクもあり、デメリットだらけです。

毛抜きで抜いて良い毛は、肌の表面に出ている毛のみです。その他の埋没毛は、自然に改善されるまで待つか皮膚科に相談しましょう。

ムダ毛処理後に保湿しないと肌荒れの原因となる

ムダ毛処理をした後は、肌がダメージを受けて乾燥しがちです。肌荒れを防ぐために、ボディークリームなどで保湿しましょう。

「ムダ毛処理後の敏感な肌に何を塗っていいか分からない。」という方は、ReFaの薬用ミスト「リファメディケイティッドカーミングミスト」がおすすめ。

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埋没毛に関してよくある質問

埋没毛に関してよくある質問を3つ紹介します。

  • Q.「長い埋没毛なら抜いても大丈夫ですか?」
  • Q.「埋没毛を放置するのは良くないですか?」
  • Q.「埋没毛の周辺が炎症を起こしている場合はどうすればいいですか?」

Q.「長い埋没毛なら抜いても大丈夫ですか?」

長さに関係なく、埋没毛を無理に抜くことはおすすめしません。自然経過による改善を待ちましょう。

皮膚科で処置してもらえる場合もあります。

Q.「埋没毛を放置するのは良くないですか?」

埋没毛は、肌のターンオーバーに伴い自然と改善されます。そのため、放置しても問題ないでしょう。

しかし、炎症が生じている場合は毛嚢炎の可能性があるため、皮膚科へ行くことをおすすめします。

Q.「埋没毛の周辺が炎症を起こしている場合はどうすればいいですか?」

埋没毛の周りに痛みや腫れ、赤みが生じている場合は、皮膚科を受診しましょう。毛嚢炎などの皮膚疾患の可能性があります。

毛嚢炎はほとんどが自然に治りますが、炎症が続く場合は早めに皮膚科へ行来ましょう。そのまま放置すると、クレーターやしこり、色素沈着が生じる可能性があります。

埋没毛をが起こりにくいケアでツルスベ肌を目指しましょう

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間違ったケアを続けることで埋没毛になりやすくなります。見た目が悪いだけでなく、放置すると炎症や色素沈着を引き起こすかもしれません。

カミソリや毛抜きで誤った処理をしてしまうと、肌を傷つけてしまい、埋没毛のリスクを高めます。光美容器やクリニック・サロンでのケアなど、埋没毛が起こりにくいケア方法で自己処理をしましょう。

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