EMSとは?
EMSとは?
得られる効果や使用時の注意点をわかりやすく解説
自宅にいながら気軽にトレーニングができると聞いてEMSに関心を持ったはいいものの、
「どんな効果があるの?」「使用時の注意点はある?」と疑問を感じている方も多いでしょう。
EMSの知識については専門的な用語も多いため、疑問に感じるのは決して珍しいことではありません。
EMSとは、電気刺激によって筋肉を鍛えるテクノロジーのことです。
EMS機器を利用することで、仕事や家事で忙しくトレーニングの時間がなかなか取れない方でも、効率的に筋肉を鍛えることが可能です。
本記事では、そんなEMSの基本的な情報や、EMS機器の利用によって得られる効果などについて解説します。
EMS利用時に気をつけるべきことも解説するので、EMSに興味関心がある方は、ぜひ最後までお読みください。
1 EMSとは?
まず、EMSとはどのようなものなのか、基本的な部分について説明します。EMSの概要やメリットに加えて、EMSが現在どのような形で多くの人々に利用されているのかも触れていくので、気になる方は以下の内容をチェックしてみてください。EMSにまつわる素朴な疑問を解決できるでしょう。
EMSは電気刺激で筋肉を鍛えるテクノロジー
EMSとは「Electrical Muscle Stimulation(筋電気刺激)」の略称であり、電気刺激によって筋肉を鍛えるテクノロジーのことを指します。
通常の筋トレは、脳からの電気信号を受け取って筋肉を動かしますが、EMSは電気刺激が筋肉に直接アプローチするため、自分の意思を介さずにトレーニングすることが可能です。
EMSはもともと医療・リハビリ目的で開発された技術でしたが、現在は、一般家庭でも使用できるEMSのトレーニング用品が多く発売されています。EMSの主な種類は以下の通りです。
- ベルト型:気になる部分にベルトを巻き付けて使うため、身体によくフィットする
- パット型:パッドの位置を調整することで、自分の好きな場所にピンポイントで刺激を与えられる
- マット型:鍛えたい部分をマットの上に置いて使用するので、気軽に使いやすい
自分のニーズに合わせて商品を選べるため、選択肢の幅が広いところも特徴的です。
「時間がないけれどしっかりと鍛えたい」人におすすめ
専用機器を装着することで筋肉のトレーニングができるEMSは、その手軽さによって多くの人々から支持されています。しかし、EMSの特徴はその手軽さだけではありません。
EMSは、トレーニングの効果を重視する方にも適しています。なぜならEMSは、身体に大きな負担をかけずに気になる部分の筋肉をしっかりと刺激できるからです。
EMSの使用をおすすめしたい部位は以下の通りです。
- ウエスト
- 太もも
- お尻
- 腕
- ふくらはぎ
大きな筋肉を鍛えることで健康的な身体づくりを目指せます。電気刺激によって筋肉を動かすEMSの技術は、短時間で身体を鍛えたい方にとって大きく役立つでしょう。
自宅でも気軽にトレーニングが可能
EMSは自宅で利用できるので、ジムに通ったりランニングに出かけたりする時間がない方でも、効率良く身体を鍛えられます。
また、「EMS機器を装着していれば、座った状態や横になった状態でもトレーニングができる」という点も、EMSが持つ大きな魅力のひとつです。たとえば、テレビ・パソコン・スマホなどを見ながらEMS機器を利用したり、ソファーやベッドで身体を休めながら筋トレをしたりすることも可能です。
こうして仕事や家事をしながら身体を鍛えられるため、空き時間が無くとも、ながらでトレーニングが可能です。
2 EMSの効果
EMS機器を利用することで、大きな身体的・精神的負担をかけずに筋肉を刺激することが可能です。これには、EMSが筋肉の中でも「速筋」と呼ばれる部位に効果的だといわれていることが関係しています。
筋肉の筋線維は大きく速筋と遅筋に分けられ、速筋は無酸素運動、遅筋は有酸素運動で使われます。速筋は走ったり重いものを持ったりする際に使われる筋肉で、収縮のスピードが速く、瞬時に大きな力を発揮できる(1)のが特徴です。
速筋を鍛えるには、身体に大きな負荷をかけなければならないというのが定説ですが、EMSなら負荷を抑えつつ、速筋を鍛えられます。
3 EMS使用時の注意点
ここからは、EMS機器を利用する際に気をつけてほしい注意点について解説します。以下の注意点について配慮が不足してしまうと、アクシデントや事故などにつながる可能性もあります。
- 正しい方法で使用する
- 異変を感じたらすぐに使用を中止する
これらのことを意識しながら、EMS機器を使用するようにしましょう。
正しい方法で使用する
EMS機器を利用する際には必ず取扱説明書を確認し、正しい使用方法を守りましょう。もし間違った使い方をしてしまうと、身体に大きな負担がかかったり、体調や肌の状態などに異常が出たりすることがあります。
EMSの正しい使い方と、それを守らなかった場合に想定されるリスクを以下の表にまとめました。
| 正しい使い方の例 | 使い方を守らなかった際に考えられるリスク |
|---|---|
| 製品に規定された利用時間を守る | 筋肉が疲労する |
| ジェルシート(粘着パッド)は定期的に付け替える ※パッド型の場合(粘着パッドを使用しない製品もあり) |
粘着力の低下によってビリビリした刺激を感じやすくなる |
| 特定の疾患がある場合や妊娠中の使用は控える | 事故や体調不良を引き起こす恐れがある |
| 心臓の近くや顔に使わない | 健康被害を起こす恐れがある |
このほか、「運動以外の用途で使用しない」「幼児には使わせない」といったことも守るべき重要なポイントです。
ただし、ここで紹介した内容はあくまで一例となります。製品の種類や内容によって正しい使用方法は異なるので、使用を開始する前に必ず注意事項をチェックする癖をつけましょう。
異変を感じたらすぐに使用を中止する
EMS機器を使用している最中に異変・異常を感じたら、迅速に使用を中止してください(2)。そのまま使用を継続してしまうと、健康状態の悪化や失神などを引き起こす可能性があります。
具体的な異変の例は以下の通りです。
- 使用した部分に痛みやかゆみを感じる
- 肌がかぶれる
- 肌に赤みが出る
上記のほか、万が一めまいや頭痛などの異変を感じた場合は使用を中止するだけでなく、しっかりと休息を取ることも大切です。失神からの転倒をはじめとした二次被害を防ぐためにも、自分の体調を気遣いながらEMS機器を使いましょう。
4 EMSを効果的に使って美しく健康的な日々を
専用機器を利用することで、空き時間を有効活用しながら効率良くトレーニングを進められます。仕事や家事で忙しく、なかなかトレーニングの時間が取れない方は、EMS機器を積極的に使ってみると良いでしょう。
EMSを使って筋肉を鍛える際、ぜひ取り入れていただきたいのが、SIXPADのEMSです。SIXPADは、独自の技術を活用しながら開発し、実績とエビデンスに裏打ちされたトレーニング・ギアブランドです。
- オート・プログラムが搭載されており、日常生活の中にトレーニングを組み込みやすい
- お腹やお尻、脚や太ももなどに巻くだけ・はくだけではじめられて利便性が高い
- ジェルシートが不要でコストパフォーマンスが高い
家事やリラックスタイムにSIXPADを利用し、効率良く筋肉を鍛えてみてはいかがでしょうか。