肩こりと寝不足の関係

肩こりと寝不足の関係

肩こりは寝不足で悪化する?

睡眠との関係や解消方法を詳しく解説

寝不足によって肩こりが悪化するのは、「筋肉が十分に修復・回復しないから」「自律神経のバランスが乱れるから」といったことが主な原因です。
こうした関係性を理解することで、吐き気やめまい、頭痛などの不調を改善し、身体のコンディションを整えることに役立つ可能性があります。
この記事では、上記の原因を詳しく解説し、寝不足による肩こりの対処方法や睡眠の質を高める方法をご紹介します。
肩こりや寝不足に悩んでいる方はもちろんのこと、パフォーマンスを高めたい方も、ぜひ最後までお読みください。

1 寝不足で肩こりが悪化する原因は?

まず、寝不足が肩こりを悪化させる原因について詳しくみていきましょう。今回は、以下の2つの原因を取り上げます。

  • 筋肉が十分に修復・回復しないため
  • 自律神経のバランスが乱れるため

これらを把握することで、これから的確な対策をとれるようになります。

筋肉が十分に修復・回復しないため

人間の筋肉を回復させるには、睡眠が必要不可欠です(1)。これは、ホルモン分泌が影響しています。
また、寝不足は骨格筋の回復にも影響があるといわれています(1)。寝不足の状態が続くと筋肉の回復が遅くなり、肩こりが悪化してしまうのです。
さらに、就寝中の身体の冷えも肩こりにつながる可能性があります。身体が冷えると血行が悪くなり、筋肉が緊張してしまうためです。首や肩までしっかり布団をかけて寝るようにしましょう。なお、エアコンも身体が冷える原因となるため、夏場も注意が必要です。

筋肉が十分に修復・回復しないため

自律神経のバランスが乱れるため

寝不足の状態が続くと自律神経のバランスが乱れ、筋肉の硬直を引き起こす可能性があります。筋肉が硬直すると血行が悪くなり、肩こりが悪化しやすくなるので注意が必要です。これと関係して、自律神経に異常がある人は睡眠に問題を抱えやすい(2)ともいわれています。
また、肩こりによって肩まわりの筋肉が緊張すると、質の高い睡眠をとりにくくなるおそれがあります。そのため、寝不足の状態が続きやすくなることもあるでしょう。
寝不足と肩こりは互いに影響し合っているため、身体のコンディションを維持するには、肩こりと寝不足それぞれへのアプローチが欠かせません。

自律神経のバランスが乱れるため

2 【特徴別】寝不足による肩こりの解消方法

ここからは、寝不足が原因で肩こりの症状が出ている人に向けた具体的な解消方法を解説していきます。

  • 【肩まわりが痛い人】肩に特化したストレッチをする
  • 【首が痛い人】首に特化したストレッチをする
  • 【デスクワークの人】時間を決めて体操をする
  • 【姿勢が悪い人】正しい姿勢を意識する

症状の部位や仕事内容などに合わせて説明していくので、自分に合った解消方法を見つけてみてください。

【肩まわりが痛い人】肩に特化したストレッチをする

特に肩まわりの筋肉に痛みを感じる人は、肩に特化したストレッチを行ってこりを解消しましょう。

具体的には、肩に両手を軽く置いて大きく円を描くようにして肩甲骨を回す動きがおすすめです。前回しと後ろ回しを各3~5回程度、ゆっくりとした動きで行うと効果的です。

【肩まわりが痛い人】肩に特化したストレッチをする

また、両手を肩の高さまで上げ、肘を曲げながら肩甲骨を寄せる動きも取り入れてみましょう。デスクワーク中でも座ったまま簡単にできます。
定期的にこのようなストレッチを行うことで、ストレス軽減にも役立つ可能性があります。安眠をサポートする効果も期待されるため、積極的に生活に取り入れてみてください。

【首が痛い人】首に特化したストレッチをする

首の周辺が特に痛い場合は、首の後ろ・前・横と、首全体の筋肉を和らげるストレッチをしてみましょう。首のまわりは筋肉や神経が絡み合っている(3)ため、首に特化したストレッチは身体の不調のケアに役立つ可能性があります。ストレートネック(スマホ首)に悩んでいる人にもおすすめです。
具体的には、首全体を前~横~後ろにゆっくりと回していったり、首を横や前に倒して筋肉を伸ばしたりすると良いでしょう。首はデリケートな部位のため、優しくゆっくりとストレッチを行い、痛みを感じた場合はすぐに中止してください。

【デスクワークの人】時間を決めて体操をする

デスクワーク業務の人は、30分~1時間に1回時間を決めて体操をすると良いでしょう。デスクワークの人は長時間同じ姿勢で作業を続けるため、身体を動かすことで血行の改善をサポートすることが大切です。
作業に集中していると時間の経過に気づきにくいため、タイマーで定期的に時間を通知するようにしておきましょう。肩まわりや首のストレッチのほか、軽いスクワットや筋トレなどを取り入れるのもおすすめです。
具体的には、椅子に座ったまま肩を回す動きや、立ち上がって背伸びをする動作が手軽に実践できます。また、足踏みやかかとの上げ下げなど、デスク周りでできる簡単な運動も効果的でしょう。

【デスクワークの人】時間を決めて体操をする

【姿勢が悪い人】正しい姿勢を意識する

猫背の人や両肩の位置が異なっている人は、正しい姿勢を意識しながら生活しましょう。姿勢が悪いと頭部を支える土台となる肩まわりや首に大きな負担がかかり、肩こりの原因となる可能性があります。
正しい姿勢を意識する際は「骨盤を立てる」ことを意識しましょう。さらに、立っているときは足裏でしっかり床や地面を踏む、座っているときは背もたれを使わないことを意識すると良いでしょう。パソコン作業を行う際は、画面を目線の高さに合わせることもポイントです。
自分の姿勢が今どのような状態なのか常に意識し、気づいたときに姿勢を整えるようにしてください。

【姿勢が悪い人】正しい姿勢を意識する

3 肩こり防止!睡眠の質を高める方法3選

続いて、睡眠の質を高めることによって肩こりを防止する方法を3つ解説します。

  • 寝具を変更する
  • 就寝前に入浴する
  • 健康的な食事を摂る

これらを実施することで、肩まわりが今よりも楽に感じるでしょう。

寝具を変更する

寝具を眠りやすいものに変更することで、睡眠の質を向上できます。たとえば、下記が例に挙げられます。

  • 硬すぎず、柔らかすぎないほど良い硬さのマットレス
  • 高さが自分に適しており、寝返りが打ちやすい枕
  • 保温性に優れ、使い心地も良い掛け布団
寝具を変更する

合わない寝具を使い続けていると、寝不足の原因になるだけでなく、体調不良を引き起こす可能性もあります。肩こりの悪化につながることも考えられるので、寝具の見直しに取り組んでみましょう。

就寝前に入浴する

適切な湯温や時間を守って行う入浴は、睡眠の質を向上させるために重要な役割を果たします。具体的には、就寝の1~2時間前に40℃を目安にしたぬるめのお湯に10~15分ほど浸かることで、寝つきが良くなる(4)でしょう。
入浴によって上がった体温はその後下がっていき、眠気を感じるようになります。就寝時刻から逆算した時間に入浴しましょう。
42℃以上の熱いお湯に浸かると、交感神経が刺激されてしまい安眠効果を得にくいため、温度設定には特に気をつけてください。興奮状態になり、リラックスして眠りにつくことが難しくなってしまいます。長風呂ものぼせの原因になるため、時間を決めて入浴することが大切です。

就寝前に入浴する

健康的な食事を摂る

睡眠の質を高められる食材を使った健康的な食事もおすすめです。具体的には、睡眠ホルモンであるメラトニンの生成につながる「トリプトファン」を多く含んだ食事が良いでしょう。
具体的な食材の例は以下の通りです。ぜひ意識してみてください。

  • 乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)
  • 大豆製品(納豆、きな粉、湯葉など)
  • かつお節
健康的な食事を摂る

健康的な食事を目指すには、幅広い食材を使い栄養バランスのとれたメニューを意識することも重要です。一つの食材や栄養に特化するのではなく、全体的なバランスを整えることも重視しましょう。

4 肩こりに悩んでいるなら睡眠を見直してみよう

寝不足の状態が続くと、筋肉の修復・回復の遅れや自律神経の乱れなどによって、肩こりが悪化するおそれがあります。肩こりの悪化は寝不足につながる可能性があるため、これらの対策に取り組むことは非常に重要です。
今回紹介した内容を参考にして、以下のような肩こり対策を実施しましょう。

  • 肩が痛いなら肩に特化したストレッチ、首が痛いなら首に特化したストレッチを行う
  • デスクワークの人は30分~1時間に1回体操する
  • 姿勢が悪いなら、骨盤を立てるなどして正しい姿勢を意識する
肩こりに悩んでいるなら睡眠を見直してみよう

加えて、睡眠の質を向上するために「寝具を変更する」「就寝前に入浴する」といった工夫も欠かせません。自分が抱える悩みやライフスタイルにマッチした方法で取り組んでみましょう。

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