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  • 【必見】憧れのツヤ髪に変わる!プロも実践するヘアケア方法8選

ツヤ髪とはどのような状態?

ツヤ髪とはどのような状態?

ツヤ髪とは、髪に当たった光がきれいに反射している状態です。髪の表面を覆っているキューティクルが一方向に整っていると、髪がきれいに光ってツヤがあるようにみえます。

具体的には、次のような状態がツヤ髪と呼ばれます。

  • ●キューティクルが整っている
  • ●自然な光沢感がある
  • ●うねりや広がりが少ない

ここでは、ツヤ髪の特徴について詳しく解説していきます。

キューティクルが整っている

髪の表面にあるキューティクルは、うろこのような形をしているのが特徴です。キューティクルが整っている状態とは、これらのうろこが剥がれたりめくれたりせず、一方向にぴったりと閉じていることを指します。
キューティクルがきれいに整うと、髪内部の栄養素や水分が外に逃げ出しにくくなるため、髪の健康が保たれます。その結果、ツヤが生まれ、まとまりのある髪になれるのです。

自然な光沢感がある

キューティクルがなめらかに整うと、髪表面の凹凸が少なくなります。すると、光が一方向に反射しやすくなるため、自然な光沢感が出て髪が輝いているようにみえます。例えば、頭頂部近くに輪っか状の光沢が出る、いわゆる「天使の輪」ができた状態が代表的なツヤ髪要素の一つです。

うねりや広がりが少ない

ツヤ髪はまとまりがあり、つるんとしているのも特徴です。一方で、ツヤが失われる髪のうねりや広がりは、外的ダメージによって髪の内部バランスが崩れることが原因で起こります。
例えば、摩擦や熱ダメージによってキューティクルが傷つくと、髪内部の水分や栄養が流出しやすくなります。その結果、湿気が多いと髪が空気中に含まれる水蒸気を吸収し、膨張してうねりや広がりが生じるのです。
しかし、キューティクルが整っていれば、内部の水分が守られるため外部の影響を受けにくくなります。ダメージを防ぐことで、まとまりのある美しい髪に近づけるでしょう。

ツヤ髪が失われる原因

ツヤ髪が失われる原因

ツヤ髪が失われる主な原因は、髪表面のキューティクルが剥がれたりめくれたりすることです。具体的には、次のような行動・変化がキューティクルに影響を与える要因となります。

  • ●髪が濡れた状態で放置する
  • ●髪が濡れた状態でヘアアイロンをする
  • ●カラーやブリーチを繰り返す
  • ●加齢の影響で髪の水分量が減少する
  • ●紫外線を浴び続ける

それぞれについて詳しく解説していきます。

髪が濡れた状態で放置する

濡れた髪はキューティクルが開いており、通常よりも熱や摩擦といった物理的なダメージを受けやすい状態です。特に、髪が濡れたまま就寝すると、髪が枕にこすれてキューティクルの剥がれやめくれにつながります。ツヤ髪を目指すには、濡れた髪はドライヤーを使ってできる限り早めに乾かしましょう。

髪が濡れた状態でヘアアイロンをする

ヘアアイロンはドライヤーよりも温度が高く、摩擦ダメージも大きいです。濡れたままの髪に使うと、次のような理由で髪のツヤが失われます。

  • ●熱によって開いたキューティクルの隙間から水分が蒸発する
  • ●水分蒸発時のダメージでキューティクルが損傷する
  • ●濡れ髪は約60℃でタンパク質成分が熱変性する

特に、水分蒸発時に起こるダメージは大きく、ひどい場合にはキューティクルが剥がれ落ちてしまいます。そのため、ヘアアイロンはドライヤーでしっかり髪を乾かしてから使用しましょう。

カラーやブリーチを繰り返す

カラーリングやブリーチ用の薬剤に含まれているアルカリ性の成分は、キューティクルを傷つけるほどの強いダメージを与えます。
そのため、カラーやブリーチを繰り返すとキューティクルが剥がれて、髪のツヤが失われやすくなります。また、キューティクルが剥がれることで髪内部の栄養素や水分が流出しやすくなり、ハリやコシがなくなるリスクも高いです。

加齢の影響で髪の水分量が減少する

加齢とともに髪がうねりやすくなり、ツヤがなくなってしまうケースも多いです。うねりは、髪の乾燥が要因で起こることもあります。髪の中には、下記2種類のタンパク質が存在します。

  • ●水になじみやすいタンパク質(親水性タンパク質)
  • ●水になじみにくいタンパク質(疎水性タンパク質)

歳を重ねると水になじみにくいタンパク質が増える傾向にあります。すると、髪内部の水分量が減少して乾燥し、髪内部に空洞が生まれることで、うねりが生じるのです。うねり毛が増えると、光がきれいに反射されないため、髪がパサついてみえるでしょう。

紫外線を浴び続ける

キューティクル表面にある「MEA」という脂質は、紫外線により減少します。MEAは外部のダメージや摩擦から髪を守ったり、髪内部の水分を保持しやすくしたりする働きがあるため、ツヤ髪には欠かせない成分です。
MEAが減少するとキューティクルの配列が乱れ、髪表面のザラつきやツヤの低下につながります。また、紫外線はキューティクル層の間の結びつきも弱めるため、少しの摩擦でもキューティクルが剥がれやすくなります。
こうして水分の流出が進んでいくと、髪が光を反射しづらくなり、ツヤが失われてしまいます。また、頭皮の日焼けも髪の乾燥を進める一因となります。ツヤ髪を作るには、頭皮や髪を日焼けから守りましょう。

今すぐに始められるツヤ髪を作る
8つのヘアケア方法

今すぐに始められるツヤ髪を作る8つのヘアケア方法

ツヤ髪を作るには、日頃から次のようなポイントを押さえたヘアケアが大切です。

  • ●ブラッシングをする
  • ●髪に負担をかけにくい方法で洗う
  • ●髪質に合うシャンプーやトリートメントを選ぶ
  • ●正しい方法でドライヤーを使う
  • ●ヘアアイロンの前に専用トリートメントを使う
  • ●ヘアミルクやヘアオイルを使う
  • ●髪を紫外線から守る
  • ●髪に良い栄養素を取る

それぞれの内容を解説していきます。

1. ブラッシングをする

1. ブラッシングをする

前述の通り、髪にうねりがあると光の反射が均一でなくなるため、ツヤ感が少なくなります。こまめにブラッシングをして絡まりを取り、うねりを目立ちにくくしましょう。
また、頭皮から出る皮脂は天然のトリートメント剤のような役割も果たします。そのため、ブラッシングで髪全体に広げることで、髪のツヤ感をアップさせる効果が期待できます。

特に、天然毛のブラシには油分や水分が適度に含まれており、静電気の発生を抑えるため、髪に自然なツヤを与えやすくなります。なお、ブラッシングは次のような手順で行いましょう。

  1. 1.ブラシの背の部分に人差し指を添え、軽い力で柄を握る
  2. 2.毛先から、もつれをほどくように少しずつブラッシングする
  3. 3.毛先から髪の中央、頭皮の順にといていく

ツヤ髪を目指すのに必要なブラッシングの回数は、1日4回以上が推奨されています。朝や昼のメイク直し・シャンプー前・ドライヤー後を目安に行いましょう。

また、ブラシを使ったマッサージもおすすめです。頭皮に軽い刺激を与えることで、血流が良くなり、髪に栄養が届きやすくなります。

  1. 1.側頭部にブラシを軽くあてて円を描くように動かす
  2. 2.1の要領で側頭部から後頭部へ梳かす
  3. 3.後頭部は襟足から頭頂部に向かって、小さい円を描くように動かしながら梳かす
  4. 4.額の生え際から頭頂部に向かって、×印を描くように左右から梳かす

2. 髪に負担をかけにくい方法で洗う

2. 髪に負担をかけにくい方法で洗う

前述の通り、濡れた髪は摩擦ダメージに弱いです。健やかなツヤ髪に近づくためにも、髪に摩擦の負担をかけないようなシャンプーを心がけましょう。

  1. 1.38度くらいのお湯で髪・頭皮をしっかり濡らす
  2. 2.シャンプーをしっかり泡立てる
  3. 3.指の腹を使い、下から上へ頭皮を優しく洗う
  4. 4.頭頂部で両手の指を交差させる
  5. 5.4のまま外から内の方向に、頭皮をしっかり動かしながらもみ押し洗いする
  6. 6.指の間に髪を挟む
  7. 7.6のまま髪表面の汚れを撫で落とすように毛先まで通す

また、1回あたりのシャンプーの量も大切です。少なすぎると洗浄力が弱く、多すぎると必要以上に皮脂を洗い落として乾燥しやすくなったり、流し残しの可能性が高まり頭皮環境が悪くなったりする原因になります。なお、髪の長さ別のシャンプーの量目安は次の通りです。

  • ●ショートヘア:1プッシュ半(5mL程度)
  • ●ミディアムヘア:2プッシュ(6mL程度)
  • ●ロングヘア:3プッシュ(10mL程度)

3. 髪質に合うシャンプーやトリートメントを選ぶ

髪質に合わないシャンプーやトリートメントは、頭皮や髪にダメージを与える恐れがあります。使い続けると、髪が乾燥してきしみやパサつきが出はじめ、頭皮のかゆみやフケといったトラブルにつながりかねません。
ツヤ髪を目指すには、髪質に合うシャンプー・トリートメントを選ぶことが大切です。具体的には、次のポイントに注目しましょう。

  • ●成分
  • ●肌質
  • ●自分の髪の悩み

シャンプーの成分は、大きく分けて下記の4つに分けられます。以下の表では、それぞれの特徴とともに選び方の目安をまとめました。

成分 特徴 向いている
肌質
こんな悩みに
おすすめ
アミノ酸系 ・弱酸性
・髪や頭皮に優しい
・しっとりした洗い上がり
・乾燥肌
・敏感肌
・パサつき
・乾燥
・うねり
高級
アルコール系
・洗浄力が高い
・刺激が強い
・泡立ちやすい
・脂性肌 ・ニオイ
・ベタつき
石鹸系 ・低刺激
・髪や頭皮に優しい
・脂性肌 ・ニオイ
・ベタつき
ベタイン系 ・弱酸性
・低刺激
・洗浄力が弱い
・髪や頭皮に優しい
・乾燥肌
・敏感肌
(赤ちゃん・小さな子供もOK)
・パサつき
・乾燥
・うねり
・頭皮のかゆみや肌荒れ

4. 正しい方法でドライヤーを使う

4. 正しい方法でドライヤーを使う

ドライヤーは髪に熱ダメージを与えるため、傷む原因になりやすいです。できる限りダメージを抑えるために、70℃以下の温風を使用して、次のような手順で乾かしましょう。

  1. 1.後頭部の髪を左右に分けて頭皮を露出させる
  2. 2.襟足の根元から乾かし、その後耳周り、もみあげなど髪がたまりやすい部位の頭皮から風を当てる
  3. 3.耳前の髪を後ろにかきわけて頭皮を露出させる
  4. 4.3の頭皮に後ろからドライヤーを当てる
  5. 5.表面の髪も乾かす
  6. 6.全体の8割が乾いたら、弱風にして形を整える
  7. 7.上から風を当てながら手ぐしで毛流れを整える

髪ではなく、頭皮に風を当ててしっかり乾かすのがポイントです。また、最後に冷風を当てることで、キューティクルがしっかり閉じるため、髪にツヤが出やすくなります。

5. ヘアアイロンの前に専用トリートメントを使う

5. ヘアアイロンの前に専用トリートメントを使う

ヘアアイロンでは、直接的な熱ダメージが加わるため、何もケアをせずに使用すると髪のツヤが失われやすくなります。しかし、きちんと髪を熱から守るケアをしてからヘアアイロンを通せば、キューティクルが引き締まりツヤを与える効果が期待できます。
熱ダメージを軽減するには、ヘアアイロン前に専用の洗い流さないトリートメントを使うのがおすすめです。トリートメントの付け方は次の通りです。

  1. 1.手の平にトリートメントを取る
  2. 2.両手の平をこするようにしてトリートメントを伸ばす
  3. 3.髪の真ん中から毛先に向かって、手ぐしの要領で髪全体に付ける
  4. 4.毛先をもみ込むようにしてなじませる

なお、トリートメントは、つけすぎるとスタイリングしにくくなります。つける量は、髪の長さなどにあわせて調整しましょう。

6. ヘアミルクやヘアオイルを使う

髪にツヤを与えるには、ヘアミルク・ヘアオイルを使うのもおすすめです。次の表を参考に、髪質や悩みにあったものを選びましょう。

ヘアミルク ヘアオイル
目的 ・保湿
・軽いダメージ補修
・ツヤ出し
・高い保湿
・髪の保護
仕上がり ・さらっとした仕上がり
・柔らかい手触り
・ツヤのある仕上がり
・しっとりした手触り
テクスチャー ・軽い ・重め
おすすめの
髪質・悩み
・乾燥
・髪が細い
・髪が広がりやすい
・髪がまとまりづらい
・髪が硬い

ヘアミルクとヘアオイルは、組み合わせて使うことで相乗効果が期待できます。併用する場合は、ヘアミルク→ヘアオイルの順がおすすめです。まず、ヘアミルクで髪の内部に栄養を補給し、その後オイルで表面をコーティングすることで、うるおいを閉じ込めながらツヤのある仕上がりになります。

7. 髪を紫外線から守る

7. 髪を紫外線から守る

前述の通り、紫外線は髪を乾燥させるため、ツヤが失われる原因となります。特に頭部は高い位置にあるため、日焼けしやすい部位です。ツヤ髪を目指すには、紫外線が強くなる夏場に限らず、1年を通して髪を紫外線から守ることが大切です。
そのためには帽子や日傘を使って、物理的に紫外線を遮断しましょう。また、スプレータイプの日焼け止めを髪に使うのもおすすめです。最近は、UVケア成分入りのヘアケア商品も登場しているため、使用場面や目的にあわせて使い分けましょう。

8. 髪に良い栄養素を取る

8. 髪に良い栄養素を取る

髪は日頃食べるものの栄養から作られます。つまり、ツヤのある健やかな髪を目指すには、頭皮・髪に良い栄養素を取ることが大切です。たとえば、頭皮・髪に良いとされる栄養素は次のようなものが代表的です。

効果 髪への
影響
多く含む
食品
タンパク質

・髪の主成分である
ケラチンを作る

・髪を作る
・頭皮や髪の健康を保つ

・卵
・肉
・魚

・大豆
・乳製品

ビタミンC ・コラーゲンを生成する
・血流の改善をサポートする
・髪にツヤを与える

・パプリカ
・ブロッコリー

・かんきつ
・キウイ

ビタミンE ・頭皮の老化を防止する ・頭皮や髪の健康を保つ

・ウナギ
・ほうれん草

・アボカド
・アーモンド

イソフラボン

・女性ホルモンに
似た働きをする

・髪の乾燥や薄毛を防止 ・大豆
・大豆製品

ツヤ髪を作るおすすめの
シャンプー&トリートメント

ツヤ髪を作るには、シャンプーやトリートメントの見直しも大切です。特に、次のようなポイントに注目して選んでみましょう。

  • ●タンパク質を補う
  • ●ダメージ補修

それぞれの内容を解説していきます。

タンパク質を補う

髪の8割はタンパク質でできていますが、これらは紫外線・ドライヤー・摩擦といった物理的ダメージを受けると内部から流出してしまいます。タンパク質が不足すると、髪が乾燥しやすくなってツヤが少なくなるだけでなく、ハリ・コシの低下や切れ毛の原因にもなります。
ツヤ髪を保つには、髪に十分なタンパク質を補いましょう。食事からの摂取に加えて、タンパク質が配合されたシャンプー・トリートメントを使うのがおすすめです。シャンプー類は毎日使うアイテムのため、タンパク質配合のものを選べば、手軽にタンパク質を髪に補充できます。髪の乾燥を防ぎ、まとまりのあるなめらかな指通りの髪を目指しましょう。
例えば、髪を構成するタンパク質であるケラチンが配合されたシャンプーやトリートメントが代表的です。また、加水分解ケラチンや加水分解コラーゲンが配合されたものもおすすめです。
天然ミルク由来のプロテインは、髪に自然にタンパク質を補い、髪内部の空洞化を防ぎながらキューティクルを補修してくれます。毎日使うことで、まとまりとうるおいのある、つるんとした手触りの髪に近づけるでしょう。

ダメージ補修

物理的ダメージは、髪のキューティクルを乱す原因です。代表的なのはカラーやブリーチですが、日々のドライヤーや就寝中の枕との摩擦といった小さなダメージの積み重ねも、キューティクルに少なからず悪影響を与えます。
髪がダメージを受けると、キューティクルが開き、隙間から水分が流出して乾燥しやすくなります。乾燥した髪はダメージに弱く、さらにキューティクルが乱れるという悪循環に陥りやすいです。
これを改善するには、髪にうるおいを与えつつ、キューティクルも守るシャンプーを使いましょう。水分を補う成分としては、ヒアルロン酸が代表的です。また、キューティクルを保護・保湿するには、椿の葉の表面層にある「クチクラ」という成分が配合されたものもおすすめです。
ヒアルロン酸は髪に水分を補い、乾燥によるダメージも補修します。さらに、保湿成分のクチクラが髪の表面をしっかりと保護して、髪内部の水分を逃がさずにしっかり抱え込みます。
髪のうるおいが保たれることで、ダメージ補修が進んでキューティクルが整うため、弾力とツヤが出やすくなるでしょう。髪の傷みが気になるという場合は、ぜひ保湿とバリア作用に優れたシャンプー・トリートメントをお試しください。

年代別!ツヤ髪を作るための
ヘアケアのポイント

年代別!ツヤ髪を作るためのヘアケアのポイント

髪の状態や悩みは、年代によって変わってくるものです。年齢を問わずにツヤ髪を保ち続けるには、その年代に合ったヘアケアを行いましょう。

  • ●10代|ヘアケア習慣を身につける
  • ●20代|ダメージケアを意識する
  • ●30代|エイジングケアを始める
  • ●40代|紫外線対策を徹底する
  • ●50代以降|保湿を意識する

年代別のヘアケアのポイントを解説していきます。

10代|ヘアケア習慣を身につける

10代は、まだ髪のダメージが比較的少ない状態といえるでしょう。ただし、まったくケアをしないともちろん髪は傷んでしまい、20代以降の髪の老化を早めることにもつながります。丁寧なブラッシング・髪に負担をかけないシャンプー方法の実践・髪の日焼け対策など、日々こまめなケアを積み重ねましょう。
なお、10代は皮脂分泌が活発で、べたつきやかゆみといった髪の悩みが出やすいです。ホルモンバランスの不安定さによる、かゆみ・かぶれといった頭皮トラブルも少なくありません。
これらの原因の多くは、肌質や洗浄力の合わないシャンプー・トリートメントの使用によるものです。髪の悩みがなかなか改善されない場合は、いま使っているヘアケア剤を見直し、自分に合ったものに切り替えましょう。

20代|ダメージケアを意識する

20代はまだまだ髪は健康なものの、10代に比べると髪のパサつきや切れ毛、広がりが目立ち始めます。特に、成人してカラーやパーマを始めて、髪が傷みだしたと感じる人は多いでしょう。20代がツヤ髪を保つには、ダメージケアが重要です。特に、ヘアアイロンやカラーといった、ダメージの大きい施術は必要最小限に抑えましょう。
また、髪の日焼け対策や丁寧なブラッシングに加えて、ダメージ補修成分やうるおい成分入りのシャンプー類の使用もおすすめします。さらに、毛先のパサつきや枝毛が気になる場合は、こまめなカットが望ましいです。
サロンに頻繁に通うのが難しい場合は、髪の保湿・補修効果のあるトリートメントでホームケアしましょう。

30代|エイジングケアを始める

30代は老化による髪質の変化を実感しやすくなる年代です。乾燥によるパサつきやうねり、くせ毛が目立ち始めます。また、妊娠・出産によるホルモンバランスの変化や、忙しい生活環境が髪に与える影響も大きいです。
具体的には、髪が細くなったり抜けやすくなったりすることで、ボリュームダウンが気になり始めるケースが少なくありません。このような30代のヘアケアのポイントは、栄養補給と保湿です。髪の成長を助けるタンパク質やビタミン類を中心に、栄養バランスの良い食事を取りましょう。
また、十分な睡眠やストレス解消によって、髪の成長を内側からサポートすることも大切です。あわせて、保湿成分入りのヘアケアアイテムなどを使用し、外側からの髪の補修・保護も丁寧に行いましょう。

40代|紫外線対策を徹底する

40代は、30代以前に比べると白髪など髪の変化が顕著に表れやすい年代です。また、うねり・くせ毛・ツヤの減少・ボリュームダウンといったトラブルも少なくありません。その原因としては、頭皮の血行不良が代表的です。
髪に十分な栄養が届かなくなり、乾燥やうねり、毛が細くなるといったトラブルにつながります。そのため40代は、頭皮のマッサージなどを中心にケアを行いましょう。加えて、髪の内部にまでしっかりと水分と栄養を届けるようなヘアケアアイテムの使用がおすすめです。
例えば、天然ミルク由来プロテインなどの成分は、髪に優しくうるおいを与えてくれます。あわせて、紫外線対策も万全に行ってください。頭皮の老化に日焼けが加わると、乾燥がより進んで白髪やうねりが発生しやすくなるためです。日傘・帽子の着用やUVスプレーを上手に活用して、頭皮の紫外線対策を徹底しましょう。
また、いつも分け目が同じだと、その部分にだけ日焼けダメージが蓄積します。定期的に分け目を変えて、日焼け箇所が偏るのを防ぎましょう。

50代以降|保湿を意識する

50代以降は多くの女性が閉経を迎えるため、ホルモンの減少によって髪がパサついたり乾燥したりして、ツヤも失われやすいです。50代以降のヘアケアのポイントは、生活習慣の見直しと頭皮マッサージ、そして保湿ケアです。栄養バランスの良い食事・適度な睡眠は美髪を育てます。
また、50代以降は頭皮の血行不良が起こりやすいため、ブラッシングによって頭皮をマッサージしましょう。保湿ケアには、ヒアルロン酸など髪に水分を与えるような成分が配合されたヘアケアアイテムがおすすめです。あわせて、髪表面のキューティクルを保護する成分のクチクラが配合されたシャンプーなら、髪内部の水分を逃がさずうるおいを保てるでしょう。
エイジングケア用のシャンプー・トリートメントは、大人のヘア悩みに効率的にアプローチしてくれます。髪質や肌悩みにあわせて、ご自分に合ったものを探してみましょう。

まとめ

まとめ

ツヤ髪とは、自然な光沢があり、うねり・広がりの少ない、つるんとまとまった髪を指します。また、髪表面のキューティクルは1列に整い、きれいに光を反射する状態になっています。
髪のツヤが失われる原因はさまざまです。特に、濡れた髪はキューティクルが剥がれやすいため、乾かさずに放置したり、ヘアアイロンを直接あてたりするのはやめましょう。また、カラーやブリーチ、日焼け、加齢も髪の乾燥を進めてツヤが失われる原因になります。
ツヤ髪を作るには、日ごろから負担の少ないブラッシングやシャンプーを心がけることが大切です。また、髪質にあったシャンプー・トリートメントの使用に加えて、洗い流さないタイプのヘアミルク・ヘアオイルも併用しましょう。
年齢を重ねるほど、髪はダメージを受けやすく、ツヤも失われやすくなります。本記事を参考に、年代に合わせた適切なケアで、いつまでも美しい髪を保ちましょう。

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