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  • 髪が乾燥する原因はこれ!プロによるパサつきを防ぐ9つの対処法

乾燥している髪はキューティクルが剥がれている

乾燥している髪はキューティクルが剥がれている

キューティクルとは、髪の表面にある小さなうろこ状の組織で、髪を保護する役割を果たします。また、髪の内部にある水分や栄養分にふたをして守るのも、キューティクルの大切な役割です。
このキューティクルが剥がれたり乱れたりすると、内部の水分・タンパク質が流出します。その結果、乾燥しやすくなるだけでなく、ハリやコシといった弾力も失われてしまいます。
キューティクルを健やかに保つ上で欠かせないのが、「CMC(細胞膜複合体)」と呼ばれる成分です。下記のように、髪のうるおいや強度を支える上で重要な役割を担っています。

  • ●水分や栄養を髪全体に行き渡らせる
  • ●キューティクルと髪の内部の組織をしっかり接着する

しかし、CMCはさまざまな外的ダメージの影響を受けると減少してしまいます。CMCが減少すると、キューティクルが剥がれやすくなり、水分や栄養分も保持できなくなるため髪の乾燥やパサつきが進みやすくなるのです。

髪が乾燥する9つの原因

髪が乾燥する9つの原因

髪の乾燥の主な原因には次のようなものがあります。

  • ●ドライヤーやヘアアイロンによる熱ダメージ
  • ●シャンプー後の自然乾燥
  • ●シャンプーやタオルドライによる摩擦ダメージ
  • ●カラーやパーマによる化学的ダメージ
  • ●紫外線による日焼け
  • ●生活習慣の乱れ
  • ●ホルモンバランスの乱れ
  • ●エアコンによる空気の乾燥
  • ●水道水の残留塩素によるダメージ

それぞれの内容をみていきましょう。

ドライヤーやヘアアイロンによる熱ダメージ

髪の主成分である「ケラチン」は熱に弱いのが特徴です。髪がぬれている場合は60℃前後で、乾いている場合は130℃前後で変性しはじめます。
そのため、60℃以上の高温でドライヤーやヘアアイロンを長時間使用すると、キューティクルが傷んで剥がれやすくなり、乾燥へとつながります。
特にアイロンは摩擦も加わるため、ダメージがより深刻になりがちです。さらに、ぬれた髪にアイロンを使うと、開いたキューティクルの隙間から水分が急激に蒸発し、その衝撃でキューティクルが剥がれてしまう恐れがあります。

シャンプー後の自然乾燥

キューティクルは、ぬれると開く性質を持っており、そのままの状態で自然乾燥させると、髪の内部の水分が蒸発して乾燥を招きます。
また、ぬれた髪は繊細で、少しの刺激でキューティクルがめくれたり剥がれたりするため、シャンプー後はぬれたまま放置せず、なるべく早めにドライヤーを使って乾かしましょう。
前述のとおりドライヤーの熱は乾燥の原因でもありますが、適度な熱を与えることはキューティクルを閉じるために必要です。また、ドライヤーの仕上げに冷風を当てて髪をしっかり冷やすと、キューティクルが引き締まり、ツヤが出て指通りの良い髪に近づくでしょう。

シャンプーやタオルドライによる摩擦ダメージ

前述のとおり、ぬれた髪はキューティクルが開いており、乾いた状態よりもダメージを受けやすい状態です。そのため、シャンプーやタオルドライのささいな摩擦がキューティクルの剥がれや乱れの原因になることもあります。
特に、泡立ちが不十分なままシャンプーをしたり、タオルで力強くこすったりすると、キューティクルを大きく傷つける恐れがあり、結果として髪の乾燥を招きます。
髪を摩擦から守るには、シャンプーをしっかり泡立てることが大切です。またタオルドライのときは、優しい力加減で髪をタオルに挟んで水分を拭き取ることを心がけましょう。

カラーやパーマによる化学的ダメージ

カラーやパーマでは、専用の薬剤を使ってキューティクルを開き、髪の内部へパーマ液や色素を浸透させることで、施術効果を高めます。そのため、何度もカラーやパーマを繰り返すと、髪の水分や栄養分が失われやすくなります。
乾燥だけでなく、切れ毛・抜け毛・広がりにつながることも少なくありません。一般的に、サロンで用いる施術用の薬剤は、1~2週間程度は髪に残留します。
その間も髪への化学的ダメージが続くため、乾燥が気になる場合は酸性シャンプーで中和するといった対策が必要です。
できる限り髪へのダメージを防ぐためにも、施術の間隔や施術後のケアについて、担当美容師にしっかり確認することをおすすめします。

紫外線による日焼け

紫外線には波長の長い「UV-A」と、波長の短い「UV-B」がありますが、いずれも浴びすぎは髪に悪影響を与えます。

UV-A UV-B
波長 長い 短い
髪への影響

・毛根の細胞に届いて髪の成長を妨げる

・髪の表面のキューティクルを傷つける

・メラニン色素を分解する

・髪に含まれるタンパク質の結合を破壊する

起こりやすいトラブル

・薄毛

・抜け毛

・乾燥

・退色の進行

・白髪

・ハリやコシの低下

髪は肌と異なり自己再生しないため、ダメージを受ける前にケアを行うことが大切です。そのため、習慣的な紫外線対策が欠かせません。

生活習慣の乱れ

偏った食習慣を続けると、髪に十分な栄養が行き渡らず、乾燥やダメージが進みやすくなります。特に、下記のように髪の健康を維持する上で重要な栄養素が不足すると、髪のうるおい不足・パサつき・切れ毛などの原因になりやすいです。

髪に対する働き 栄養素
髪の毛1本1本を構成する

・タンパク質

髪の成長をサポートする

・ビタミン類

・ミネラル類

髪にハリやツヤを出す

・亜鉛

また、糖質・脂質過剰な食事は、皮脂が増えやすくなり、頭皮環境の悪化にもつながります。睡眠不足や飲酒、喫煙も、血流を悪化させて頭皮の状態不良を招くため、結果として髪が乾燥したり、もろくなったりする恐れがあります。
健やかな髪を育てるためにも、食生活や睡眠習慣を見直しましょう。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れにより、髪が乾燥する場合も考えられます。例えば、女性ホルモンには2種類あり、それぞれ髪への影響が異なります。

女性ホルモン 髪への影響
エストロゲン

・髪の成長を促す

・髪の成長サイクルを安定させて、太く健康な髪を育てるのをサポートする

・頭皮のコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促す

プロゲステロン

・抜け毛や薄毛を抑制する

・頭皮のうるおいや皮脂促進にも関わる

エストロゲンが減少すると、髪の成長サイクルが乱れるほか、コラーゲンやヒアルロン酸の生成が促されにくくなり、頭皮が乾燥しやすくなります。すると、髪が細くなったり、もろくなったりするため、髪の乾燥やボリュームダウンにもつながるのです。
一方、プロゲステロンの減少は、抜け毛や薄毛につながります。女性ホルモンの乱れの原因としては、加齢・更年期のほか、出産・生理・ストレスが代表的です。
いずれも避け難いものではありますが、規則正しい生活習慣やストレス解消などによって、ホルモンバランスの乱れによるダメージを抑えられる可能性があります。

エアコンによる空気の乾燥

エアコンの冷風は空気中の湿度を下げるため、髪や頭皮の水分が奪われて乾燥しやすくなります。また、冷房が効き過ぎると、体の血行が悪くなり、頭皮の状態が悪くなる点にも注意が必要です。
冷房だけでなく暖房も乾燥した空気を生み出すため、同じく髪や頭皮が乾燥しやすくなります。特に、エアコンの風が頭皮に直接当たると乾燥しやすくなるため、座席や風向を調整するなどして冷風・温風の直撃を防ぎましょう。
オフィスなどで座席・風向の調整が難しい場合は、加湿器を活用したり、ヘアオイル・ヘアミストなどで髪の保湿をしっかり行うことが大切です。頭皮の乾燥によるかゆみやフケなどのトラブルが気になるときは、頭皮用の保湿ローションも検討してみましょう。

水道水の残留塩素によるダメージ

水道水は、浄水場で塩素殺菌を行い、各家庭の蛇口から出るまで、その塩素が残留していなければならない決まりがあります。この残留塩素は、飲み水を殺菌する上では効果的な一方で、髪にはダメージとなり得ます。
塩素には、髪や肌を構成しているタンパク質を傷める作用があるため、キューティクルの剥がれ・乱れの原因となるのです。実際に、一般社団法人浄水器協会の実験では、髪を残留塩素のある水道水に漬けておいたところ、キューティクルの剥離がみられました。
つまり、日々の洗髪によって、髪や頭皮に残留塩素のダメージが少しずつ蓄積されていき、乾燥や切れ毛などを引き起こします。残留塩素によるダメージが気になる場合は、塩素除去機能を備えたシャワーヘッドに交換するなどの対策をしましょう。

髪が乾燥するとどうなる?

髪が乾燥するとどうなる?

髪が乾燥すると、見た目や手触りがパサつくだけでなく、次のようなトラブルが起こりやすくなります。

  • ●静電気で髪が広がったり逆立ったりする
  • ●枝毛や切れ毛が発生する
  • ●抜け毛につながる

それぞれの内容をみていきましょう。

静電気で髪が広がったり逆立ったりする

静電気で髪が広がったり逆立ったりする

水分が少なくなった髪は、電気を放電しにくい傾向があります。その結果、髪に電気がたまって静電気が発生しやすくなるのです。髪に静電気がたまると、ブラッシングしてもまとまらず、広がりやすくなります。
また、髪が逆立ったり、いわゆる「アホ毛」が増えたりすることもあります。

枝毛や切れ毛が発生する

枝毛や切れ毛が発生する

キューティクルが開くと、内部の水分や栄養分が外に抜け出し、その部分に空洞ができます。つまり、中身がスカスカでもろい状態のため、縦に裂けて枝毛になったり、横に切断されて切れ毛になったりします。
髪は肌と違ってターンオーバーがないため、枝毛や切れ毛になっても自己修復ができません。枝毛や切れ毛をそのまま放置しておくと、ダメージがさらに広がる可能性もあるため、見つけたら枝毛から2cmほど上のところを目安にカットしましょう。

抜け毛につながる

枝毛や切れ毛が発生する

乾燥している髪は、キューティクルが乱れた状態なので、髪の毛同士がからまったり、ブラシや指が引っかかったりしやすくなります。そのため、無理にとかそうとすると、髪や頭皮に余計な力がかかり、抜け毛が増えるリスクにつながります。
さらに、乾燥によって髪の強度も低下しているため、ごく軽い摩擦でも切れたり抜けたりしやすくなります。普段は気にならないような日常の動作でも、ダメージを受けた髪には大きな負担となることがあるので、日頃から髪の乾燥を防ぐケアを行うことが大切です。

髪の乾燥を防ぐ方法

髪の乾燥を防ぐ方法

髪の乾燥は静電気や枝毛といったトラブルにもつながるため、パサつきを感じたら次のような方法で対策しましょう。

  • ●シャンプーは洗浄力で選び直す
  • ●シャンプーの手順を見直す
  • ●トリートメントを使用する
  • ●タオルドライ・ドライヤーの手順を見直す
  • ●頭皮も保湿する
  • ●パーマやカラーの頻度を減らす
  • ●生活習慣を整える
  • ●獣毛のブラシでブラッシングする
  • ●寝るときはナイトキャップを使用する

それぞれの内容を詳しくみていきましょう。

シャンプーは洗浄力で選び直す

洗浄力の高いシャンプーは、汚れを落とす効果が高い一方で、髪や頭皮のうるおいや油分を必要以上に洗い落とすことがあります。お風呂上がりに髪や頭皮の乾燥を感じる場合は、シャンプーの洗浄力を見直すのがおすすめです。
洗浄力が優しいシャンプーや低刺激のシャンプーに切り替えると、汚れは落としつつも髪や頭皮にうるおいを残せるので、乾燥を改善しやすくなるでしょう。
シャンプーの洗浄力を見分けるには、配合の洗浄成分(界面活性剤)を確認しましょう。次の表を参考に、自分に合った洗浄力のシャンプーを見つけてみてください。

洗浄力 成分表示 洗浄成分(界面活性剤) 特徴
◎◎ 高級アルコール系 ラウリル硫酸Na
ラウレス硫酸Na

・泡立ちが良い

・皮脂や整髪料の汚れをしっかり落とせる

・やや刺激が強いため、乾燥肌や敏感肌の方は注意

オレフィン酸系 オレフィン(C14-C16)スルホン酸Na

・皮脂をすっきり落とせる

・洗い上がりにパサつきを感じることがある

石けん系 ラウレス-4カルボン酸Na
ラウレス-6カルボン酸Na

・適度な洗浄力とクリーミーな泡立ちが魅力

・洗い上がりがややきしみやすい

〇~△ アミノ酸系 ココイルグルタミン酸Na
ラウロイルメチルアラニンNa
ココイルグリシンK

・穏やかな洗浄力と低刺激性で、頭皮や髪に優しい洗い上がり

・刺激が少なく、しっとりとした仕上がりになる

タウリン系 ココイルメチルタウリンNa

・刺激が少なく、ふんわりとした仕上がりになる

・皮脂のベタつきが気になる場合にもおすすめ

ベタイン系 ラウラミドプロピルベタイン
コカミドプロピルベタイン

・ベビーシャンプーにも用いられるほど優しい成分

・洗浄力は控えめ

シャンプーの手順を見直す

シャンプーの手順を見直す

シャンプー時の摩擦によるダメージをできる限り抑えるには、正しい手順でシャンプーすることが重要です。

  1. 1. シャンプー前にブラッシングしておく
  2. 2. 38℃前後のぬるま湯で1〜1分半予洗いする
  3. 3. シャンプーはしっかり泡立てる
  4. 4. 指の腹で頭皮をもむように洗う
  5. 5. 2~2分半洗い流す

髪がぬれるとキューティクルが開いて剥がれやすくなるため、ぬらす前にしっかりとブラッシングして髪のからまりをほどいておきましょう。熱いお湯も、頭皮や髪の乾燥につながるため、洗髪に用いるのは38℃前後のぬるま湯が望ましいです。
また、シャンプーをたくさん使うと、必要以上に髪や頭皮のうるおいが奪われ、すすぎ残しのリスクも高まります。シャンプーが最小限の量で済むように、あらかじめ大きな汚れやほこりは予洗いしておきましょう。すすぎ残しがないよう、最後はしっかりとシャンプーを洗い流すことも大切です。

トリートメントを使用する

トリートメントを使用する

トリートメントは、髪を内部から補修する効果が期待でき、乾燥の改善にも役立ちます。なお、コンディショナーは髪1本1本をコーティングして保護する役割を果たすため、より補修効果が期待できます。
なお、トリートメントには2種類あり、髪の状態に合わせた使い分けはもちろん、併用もおすすめです。

トリートメントの種類 使うタイミング 期待できる効果
インバストリートメント シャンプーのあと

・成分を浸透させて髪の内部からダメージを補修

アウトバストリートメント ドライヤーの前

・髪の表面にあるキズやダメージを補修

・髪をコーティングして保護

ドライヤーの前に使うアウトバストリートメントは、ドライヤーの熱から髪を守ってうるおいを保つ役割も果たします。ミルクタイプとオイルタイプで効果が異なるため、特徴を理解して使い分けましょう。

アウトバストリートメントの種類 主成分 期待できる効果
ミルクタイプ 水分

・髪の内部にうるおいを与える

・乾燥によるダメージを補修

オイルタイプ 植物性または鉱物性の油分

・髪の表面をコーティングしてダメージから守る

・髪から水分を逃がさない

ミルクタイプは髪になじみやすく、髪内部のダメージ補修効果が期待できます。
さらに、傷んだキューティクルも補修しながら、毛先までなめらかな手触りへ導きます。乾燥が気になる方、ヘアカラーやアイロンで髪に負担を感じている方にこそ使っていただきたい1本です。
一方、オイルタイプはミルクタイプに比べて揮発しにくいため、乾燥を防ぐ効果が長時間持続しやすいです。髪の乾燥を内部からケアするならミルクタイプ、予防したい場合はオイルタイプが向いているでしょう。

タオルドライ・ドライヤーの手順を見直す

タオルドライ・ドライヤーの手順を見直す

髪を乾かすときの熱や摩擦は、乾燥の大きな原因です。熱によるダメージを抑えるため、ドライヤー前のタオルドライをしっかり行いましょう。
タオルドライの際に摩擦を起こさないよう、吸水力の高いタオルで髪を優しく包み、弱い力で水分を吸い取るのがポイントです。
また、オーバードライを防ぐために、いちばん乾きにくい髪の根元に温風を当てて乾かしていきましょう。ある程度乾いたら、冷風に切り替えて熱を取ると、熱ダメージを抑えられるだけでなく、キューティクルが引き締まって髪にツヤが出やすくなります。

頭皮も保湿する

頭皮も保湿する

頭皮の乾燥を防ぐことで、健康でうるおいに満ちた髪が育ちやすくなります。乾燥を防ぐには、頭皮用のローションやジェル、オイルなどの使用がおすすめです。
また、マッサージを併用すると、保湿剤の浸透が高まる上に、頭皮の血行促進効果にも期待できます。髪に水分や栄養分が届きやすくなるため、健やかな成長にもつながるでしょう。

パーマやカラーの頻度を減らす

パーマやカラーの頻度を減らす

前述のとおり、パーマやヘアカラーは薬剤でキューティクルを開き、髪の内部に成分を浸透させて効果を発揮します。ただし、施術を繰り返すことでキューティクルが傷みやすくなり、水分やうるおいが流れ出てしまうのが難点です。
その影響で髪は乾燥しやすくなり、パサつきや広がりが目立つようになります。さらに、乾燥した髪はパーマやカラーの定着も悪くなり、施術を短期間で繰り返す悪循環に陥りがちです。
乾燥を防ぐには、施術の頻度を抑えることから始めましょう。ダメージが気になるときは、髪の状態が整うまで一時的に控えるのが理想的ですが、色ムラが気になる場合は、リタッチなどで対応するのもひとつの手です。

生活習慣を整える

生活習慣を整える

健康な髪を育てるには、食習慣・睡眠習慣・運動習慣の改善も大切です。特に、睡眠が不足すると、健康な髪の成長に欠かせない女性ホルモンや成長ホルモンの分泌が低下しやすくなります。個人差はありますが、睡眠時間は毎日6時間以上を確保すると良いとされています。
食事面においては、髪の主成分であるタンパク質や、成長を助けるビタミン、ミネラル類を中心に、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。あわせて、ストレッチやウォーキングといった適度な運動をすると血行が良くなり、髪や頭皮に栄養素が行き届きやすくなります。

獣毛のブラシでブラッシングする

獣毛のブラシでブラッシングする

獣毛ブラシでブラッシングすると、獣毛に含まれる油分が髪表面をコーティングするため、髪に自然なツヤが出ます。油分が含まれている分、静電気が起こりにくいため、髪にまとまりが出るのもうれしいポイントです。
さらに、獣毛ブラシは適度な硬さがあり、頭皮へのマッサージ効果も見込めます。頭皮が刺激されることで血行が促進され、健やかな髪の成長をサポートしてくれます。
ブラッシングの際は、髪全体にブラシの油分を行き渡らせるために、内側・外側ともに丁寧にブラッシングしましょう。

寝るときはナイトキャップを使用する

寝るときはナイトキャップを使用する

就寝中の枕と髪の摩擦ダメージは意外と大きく、キューティクルが剥がれて乾燥を進ませる原因です。ナイトキャップを被って寝ると、髪が枕にこすれるのを守ってくれるため、うるおいを保ちやすくなります。
シルクは表面が滑らかで髪に引っかかりにくく、さらに保湿効果もあるため、シルク素材のナイトキャップがおすすめです。ナイトキャップが苦手な人は、シルク素材の枕カバーを導入しても良いでしょう。

今日から始める髪の乾燥ケアでしっとり美髪へ

今日から始める髪の乾燥ケアでしっとり美髪へ

髪の乾燥は、日々のシャンプーやドライヤー、生活習慣で少しずつ進んでいきます。乾燥を放置すると、パサつきだけでなく、切れ毛・枝毛・抜け毛といったさまざまなトラブルにつながるため、早い段階で対策しましょう。
日常のシャンプーやドライヤーの方法を見直すだけでも、髪の乾燥ダメージをぐっと減らせるでしょう。本記事を参考に、ぜひ乾燥対策をして、ツヤのある美しい髪を目指してみてください。

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