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  • 朝と夜のヘアオイルの使い方を解説!効果的な使い方・NGな使い方も紹介

ヘアオイルの役割や効果とは?

ヘアオイルの役割や効果とは?

髪に油分を与えてくれるヘアオイルは、主に次のような効果が期待できます。

  • ●パサつきを抑えて、まとまりやすくなる
  • ●髪のツヤが出る
  • ●髪の内部にうるおいを閉じ込める
  • ●乾燥や摩擦、熱、紫外線などのダメージから保護する

ヘアオイルは髪の内側にうるおいを与えてくれるほか、髪の表面を保護してくれるので、まとまりのあるツヤ髪を目指せます。また、髪の表面に膜をつくって、ダメージから保護する効果も期待できます。
ヘアオイルの質感(テクスチャー)や成分はアイテムによって異なるため、自分の髪質に合ったヘアオイルを選ぶのがおすすめです。

ヘアオイルの選び方

ヘアオイルの選び方

ヘアオイルを使用する前に、まずは目的や髪質に合ったヘアオイルを選ぶことが大切です。髪に使えるオイルは主に次の3種類に分かれています。

特徴
植物性ヘアオイル 髪の内部を補修する効果が期待できる。サラッとした軽いテクスチャーが特徴。 ホホバオイル、アルガンオイル、オリーブオイル、椿油、シア脂 など
動物性ヘアオイル 植物性ヘアオイルよりも揮発しにくいので、スタイリングが長持ちしやすい。重めのテクスチャーが特徴。 スクワラン、馬油 など
鉱物性ヘアオイル 髪の表面に膜を張るように保護してくれるので、紫外線対策やツヤ出しなどに向いている。 ワセリン、ベビーオイル など

髪の保護やツヤ出しなど、スタイリング目的で使用するなら鉱物性ヘアオイルがおすすめです。髪をケアしながらツヤ感やウェット感を出したいなら、植物性ヘアオイルや動物性ヘアオイルを選んでみてください。
また、猫っ毛など髪が細い方や柔らかい方は軽めのテクスチャーの植物性ヘアオイル、剛毛の方は重めのテクスチャーの動物性ヘアオイルが向いています。さらに、髪のダメージが気になる方は、補修成分が配合されているかどうかにも注目すると良いでしょう。
なお、ヒートケア成分が配合されているヘアオイルは、熱ダメージから髪を保護してくれるので、ヘアアイロンやドライヤーの前でも使用できます。

【夜】ヘアオイルの使い方

【夜】ヘアオイルの使い方

夜にお風呂から上がった後にヘアオイルをつけると、ドライヤーの熱ダメージや寝ている間の摩擦ダメージを防ぐことができます。次の4つのステップを参考に、お風呂上がりのヘアケアにヘアオイルを取り入れてみてください。

1.お風呂上がりにしっかりタオルドライする

髪を手でやさしく絞って水気を切ったら、お風呂から出てタオルドライします。濡れている髪はキューティクルが開いて剥がれやすくなっているため、ゴシゴシこするのはNG。
ぽんぽんとやさしくたたいて、タオルに水分を吸わせましょう。毛先から水滴が落ちなくなるくらいまで水分を拭き取るのがポイントです。

2.適量のヘアオイルを手のひらでなじませる

タオルドライが終わったら、手のひらに適量のヘアオイルを取ります。多すぎるとベタつきの原因になるので、髪の長さや状態に合わせて使用するヘアオイルの量を調整しましょう。
一般的なプッシュ式のヘアオイルの場合、髪の長さ別に目安にしたい量は次のとおりです。

  • ●ショートやボブ:1~2プッシュ
  • ●ミディアム〜セミロング:2〜3プッシュ
  • ●ロング:3〜4プッシュ

ただし商品によって適量は異なるため、パッケージを確認してから使用してみてください。ヘアオイルは手のひらで温めたのち、指の間まで広げてから髪につけるとムラになりにくいです。

3.毛先から順番にヘアオイルをつける

まずはダメージが出やすい毛先を中心に、中間ぐらいまでヘアオイルをつけていきます。髪の内側にもヘアオイルをつけ、続いて手に残ったヘアオイルで髪の表面をなでるようにまとめましょう。
頭頂部につけるとベタつきやすいので、広がりやパサつきが気にならないのであれば、つけなくても構いません。特に猫っ毛の方はぺたんこになりやすいので、頭頂部を避けてヘアオイルをつけるのがおすすめです。

4.手ぐしでなじませてからドライヤーで乾かす

仕上げに髪につけたヘアオイルを手ぐしまたは目の粗いコームでなじませたら、ドライヤーで乾かします。髪を自然乾燥させると、開いたままのキューティクルから水分や栄養が出てしまうので、ヘアオイルからドライヤーまでの流れはできるだけ早く行いましょう。
ドライヤーの前にヘアオイルをつけておくことで、栄養や水分が出ていくのを防げるほか、ドライヤーの熱から保護する効果が期待できます。乾かすときは、髪から15cm程度離した状態でドライヤーを動かしながら温風をあてると、髪に集中的に熱が加わるのを防げます。
まずは根元を中心に温風をあて、毛先は最後に乾かしましょう。髪全体の8割程度が乾いたら弱めの温風に切り替えて毛流れを整え、仕上げに冷風をあてるとヘアスタイルがキープしやすくなります。

【朝】ヘアオイルの使い方

【朝】ヘアオイルの使い方

ヘアオイルはヘアケアだけでなく、スタイリング剤として使うこともできます。朝のスタイリングにヘアオイルを使うやり方は次の2つです。

ブラッシングの前につける

朝のブラッシング前にヘアオイルをつけておくと、髪のからまりがほぐしやすくなるほか、摩擦によるダメージを予防できます。からまりやすい毛先には重点的にヘアオイルをつけ、中間から毛先に向かってゆっくりブラシを通しましょう。
からまりがひどいときは、目の粗いブラシやほぐしやすい形状のピンを採用したブラシを使うのも一つの方法です。また、天然毛のブラシは水分や油分が含まれているので、髪を保護しながらほぐすことができます。
このとき注意したいのが、からまりがひどくても髪を濡らさないことです。濡れてキューティクルが開いた状態の髪をブラッシングすると、ダメージの原因になるので注意しましょう。
毛先のからまりがほぐせたら、仕上げに根元から毛先までブラシを通してください。

スタイリングの仕上げとしてつける

ドライヤーやヘアアイロンなどを使ってスタイリングした後に、仕上げとしてヘアオイルをつけると、まとまりのあるツヤ髪がつくりやすくなります。特にウェット感や束感を出したいときには、ヘアオイルがピッタリです。
ウェット感を出すときは、やや多めのヘアオイルを髪の中間から毛先にもみ込むようになじませます。髪の中間から上につけるとベタつきやすいので、気をつけましょう。
前髪には手のひらに残ったヘアオイルを軽くつけるだけで構いません。根元につけるとおでこに張りついてしまうので、毛先だけ軽く手のひらで挟むようにしてつけてみてください。

ヘアオイルの効果的な使い方

ヘアオイルの効果的な使い方

ヘアオイルは一手間加えることで、さらに用途の幅が広がります。ヘアオイルをさらに効果的に使いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

スタイリング剤に混ぜて使う

ヘアオイルをスタイリング剤に混ぜて使うと、それぞれが持つ質感を組み合わせられるので、絶妙なヘアスタイルがつくりやすくなります。ヘアオイルとスタイリング剤を組み合わせたときに期待できる効果は次のとおりです。

組み合わせ 期待できる効果
ヘアオイル×ヘアワックス ヘアワックスのスタイルキープ力とヘアオイルの油分で、動きのあるツヤ髪がつくれる。ヘアワックスののびが良くなる。
ヘアオイル×ヘアバーム 保湿力の高いヘアバームとヘアオイルの油分で、まとまりのあるウェットヘアがつくれる。ヘアバームののびが良くなる。
ヘアオイル×ヘアジェル スタイリングキープ力が高いヘアジェルとヘアオイルの油分で、軽い質感のウェットヘアがつくれる。
ヘアオイル×ヘアムース 泡で髪をコーティングしてスタイリングをキープしてくれるムースとヘアオイルを混ぜると、うるおいのあるカールヘアがつくれる。

スタイリング剤とヘアオイルを混ぜて使用するときは、ベタつきを防ぐため、スタイリング剤をベースに少量のヘアオイルを混ぜて調節しながら使用してみてください。

ヘアオイルで頭皮をマッサージする

ヘアオイルで頭皮をマッサージすると、血行促進につながるほか、頭皮の汚れや余分な皮脂を落とすことができます。頭皮マッサージを行うときは、ホホバオイルやアルガンオイルなど、刺激が少ない植物性のヘアオイルを使いましょう。
乾いた状態の頭皮にたっぷりヘアオイルをつけます。指の腹を使って頭皮全体の毛穴をほぐすようにマッサージしたら、蒸しタオルを巻いて15〜30分程度放置したのち、洗い流しましょう。
ヘアオイルを使用する頭皮マッサージは、リラックスしながら頭皮をスッキリさせることができますが、頻繁に行うとかえって頭皮にダメージを与えてしまう可能性があるのでおすすめできません。ヘアオイルを使った頭皮マッサージは月に1回など、スペシャルケアとして取り入れてみてください。

ヘアオイルのNGな使い方

ヘアオイルのNGな使い方

ヘアオイルは髪にうるおいを与えたり、髪の表面を保護したりする役割がありますが、使い方を間違えるとベタつきやダメージの原因になってしまいます。思いあたることがある方は、ぜひヘアオイルの使い方を見直してみてください。

ヘアオイルをつけすぎる

ヘアオイルをつけすぎると、ベタッと重たい仕上がりになるので、つける量やつけ方を工夫する必要があります。自分の髪質や髪の状態にベストな量を把握するためには、少しずつヘアオイルをつけ足して見た目や手ざわりを確認してみてください。
プッシュ式のヘアオイルの場合、まずは1プッシュ手のひらに出し、毛先を中心になじませます。ボトル式の場合は、商品にもよりますが、約0.2〜0.5mLを1プッシュ分の目安としてみてください。
1プッシュ分のヘアオイルをつけてもパサつきが気になるなら、さらに1プッシュ足して確認するといったように、少しずつつけ足してベストな量を見極めていきましょう。つけすぎているかどうか判断が難しいという方は、シャンプーの泡立ちで判断することもできます。
ヘアオイルをつけた日にシャンプーが泡立ちにくいと感じる場合、ヘアオイルのつけすぎで膜ができてしまっているかもしれません。もしヘアオイルをつけすぎてしまったときは、しっかりシャンプーをしたり、つけすぎた部分を濡らしてタオルドライしたりして油分を取りのぞいてから、ドライヤーで乾かします。
しかし、外出前などの慌ただしいときに時間をかけてスタイリングをやり直すのは難しいでしょう。そんなときは、ベビーパウダーや前髪用パウダーなどを軽くなじませると、油分を少し抑えられます。
ただし、これはあくまでも応急処置です。ヘアオイルを一度につけすぎないよう、普段から気をつけるようにしてください。

ヘアオイルを髪の根元につける

頭皮は皮脂や汗が多く分泌されるので、髪の根元にヘアオイルをつけるとベタつきやすくなります。頭頂部がベタつくと、髪がつぶれてボリュームのないヘアスタイルに見えてしまうため注意が必要です。
また、頭皮にヘアオイルがついてしまうと毛穴が詰まる原因になります。頭皮の毛穴詰まりは、かゆみなどの頭皮トラブルにつながる可能性があるほか、生えてくる髪が細くなったり、抜け毛が増えたりするリスクもあります。
そのため、ヘアオイルは根元を避けて髪の中間から毛先だけにつけるように気をつけましょう。

ヘアアイロンの前に使用するときはヘアオイルの種類に注意!

ヘアオイルには、ヘアアイロン前に使えるものとそうでないものがあるため、パッケージに記載してある使用方法を守って使いましょう。ヘアアイロン前に使用できるヘアオイルには、熱から髪を保護するヒートケア成分が配合されてるのが一般的です。
なかにはダメージ補修成分やスタイリングをキープする成分が配合されているヘアオイルもあるので、目的や用途に合わせて選んでみてください。ヘアアイロン前に適さないタイプのヘアオイルを使用すると、油分が髪の表面に膜をつくり、その後ヘアアイロンを通しても熱が伝わりにくくなってしまいます。
そのため、ヘアアイロン前の使用が推奨されていないヘアオイルは、スタイリング後に使いましょう。また、ヘアアイロンの温度は120〜160℃に設定し、髪に余計な熱ダメージを与えないように心がけることも大切です。

自分に合った使い方でヘアオイルを効果的に

自分に合った使い方でヘアオイルを効果的に

ヘアオイルは髪にうるおいを与えたり、髪を保護したりする効果が期待できます。夜のヘアケアだけでなく、朝のスタイリングに取り入れるなど、幅広い用途で使うことができるのがヘアオイルの魅力です。
ベストなタイミングで取り入れて正しいやり方で使用すれば、ヘアオイルの効果を最大限に発揮できるでしょう。今回ご紹介した方法を参考にして、ぜひ毎日のヘアケアをアップデートしてみてください。

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