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  • ヘアオイルとヘアミルクの違いは?髪質別の選び方や正しい使い方を紹介

ヘアオイルとヘアミルクの違いとは?

ヘアオイルとヘアミルクの違いとは?

ヘアオイルとヘアミルクにはいくつかの違いがあります。ここでは、主成分やテクスチャー、髪への効果という3つのポイントから、その違いを詳しく解説します。

成分

ヘアオイルには、シアバターやアルガンオイル、馬油、スクワランなどの天然オイルが豊富に含まれており、髪の表面に油分の膜をつくることで、水分の蒸発を防ぎながら髪をしっとりと整える働きをするとされています。この保護膜により、摩擦などの外的刺激から髪を守る効果が期待できるでしょう。
ヘアミルクにも油分は含まれていますが、そのほかに水溶性の保湿成分もバランスよく含まれています。例えばヒアルロン酸や加水分解コラーゲンが含まれているヘアミルクは、髪にうるおいを届け、乾燥による広がりを防ぐのに役立ちます。
また、商品によっては加水分解シルクや加水分解ケラチン(タンパク質)などの補修成分を含むものもあり、髪にハリやコシを与えながら、ダメージケアをサポートする効果も期待されています。
このように、含まれている成分の違いによって、使い心地や仕上がりの印象にも大きな差が生まれるのです。

テクスチャーと使用感

ヘアオイルとヘアミルクでは、そのテクスチャーや使用感にも大きな違いがあります。ヘアオイルはオイル状のテクスチャーで、髪に塗布すると滑らかな手触りになるのが特徴です。
よく伸びて髪の表面をコーティングする性質があるため、適量をなじませれば軽やかなさらさら髪に仕上がります。ツヤを出しやすく、まとまり感のある印象に仕上がるため、スタイリングの仕上げにも適しています。
一方、ヘアミルクは乳液のようなクリーム状で、しっとりとしたテクスチャーです。水分と油分をバランスよく含んでいるため、髪全体になじみやすく高い保湿効果が期待できるのが魅力です。
乾燥によって広がる髪にしっとり感を与えたいときや、自然な質感に仕上げたいときに重宝するアイテムといえるでしょう。好みの仕上がりや髪の状態に合わせて、使い分けている方も多いです。

期待できる効果

ヘアオイルは、髪の表面を保護し、乾燥や摩擦といった外的刺激から守る役割を持っています。ヘアオイルで髪の表面をコーティングすることで、ツヤ感やうるおいがプラスされるため、スタイリング剤として使用することも多いです。
対して、ヘアミルクは髪の内部に水分を届け、髪のうるおいを保つのに役立つとされています。髪がしっとりとやわらかい質感に仕上がるほか、まとまりが出るので、ヘアオイルと同様にスタイリング剤として使用することもあります。
熱ダメージから髪を守るヒートケア成分が配合された商品をドライヤー使用前の濡れた髪に塗布したり、スタイリングキープ力のある商品をスタイリング前に塗布したりすると効果的な場合もあります。髪の仕上がりや悩み、シーンごとに適切なアイテムを使い分けるのがおすすめです。

ヘアオイルとヘアミルクそれぞれが向いている髪質は?

ヘアオイルとヘアミルクそれぞれが向いている髪質は?

ヘアオイルやヘアミルクを効果的に使うなら、自分の髪の太さや髪の状態に合った種類を選ぶのがおすすめです。ヘアオイルに向いている髪質とヘアミルクに向いている髪質について解説するので、自分の髪にどちらが向いているのかチェックしてみてください。

ヘアオイルが向いている髪質

ヘアオイルは次のような髪質の方に向いています。

  • ●髪が太くてボリュームが出やすく、広がりやすいと感じる方
  • ●髪が硬くてごわつきやすく、スタイリングしづらいと感じる方
  • ●髪のまとまりを良くし、扱いやすい質感を目指したい方
  • ●仕上げに自然なツヤをプラスして、洗練された印象を演出したい方

このような髪質の方には、髪の表面をコーティングしてうるおいを閉じ込めるヘアオイルが効果的です。特に広がりやすい髪や硬めの髪質は乾燥の影響を受けやすく、まとまりにくいという悩みを抱えている方も多いでしょう。
髪がパサついてまとまりにくい場合、ヘアオイルで髪の表面を整えることで、しっとりと落ち着いた印象に仕上がります。また、スタイリングの仕上げに使えば、自然なツヤ感をプラスし、毛流れの美しさも際立たせることができます。

ヘアミルクが向いている髪質

ヘアミルクは次のような髪質の方に向いています。

  • ●細くてやわらかく、ボリュームが出にくい髪質の方
  • ●乾燥によって毛先がパサつきやすく、広がりやすい方
  • ●トップがつぶれやすく、ふんわり感が出にくい方
  • ●ナチュラルで軽やかな仕上がりを好み、濡れたようなツヤ感は控えめにしたい方

このような髪質の方には、保湿力がありながらも軽い質感のヘアミルクが適しています。特に猫っ毛の方は、油分の多いヘアケアアイテムを使うとベタつきやすいため、水分と油分のバランスが取れたヘアミルクがおすすめです。
毛先の乾燥や広がりを抑えつつ、自然なツヤとやわらかさを引き出してくれるので、ナチュラルなスタイルが好みの方にもピッタリです。

ヘアオイルの使い方

ヘアオイルの使い方

ヘアオイルは朝のスタイリング時と夜のヘアケア時で使い方を少し変えることで、より効果的に髪をケアできます。朝と夜の場面ごとに正しいヘアオイルの使い方をご紹介するので、ぜひ毎日のヘアケアやスタイリングに取り入れてみてください。

【朝】ヘアオイルの使い方

寝癖直しのブラッシングをする前に髪に少量のヘアオイルをなじませることで、摩擦によるダメージを軽減しながら滑らかに梳かすことができます。ただし、ヘアアイロンを使う前にヘアオイルを塗布してしまうと、熱が髪の内部に伝わりにくくなります。ヘアアイロンを使用するときのヘアオイルはスタイリングの仕上げとして使うことをおすすめします。
ブラッシングやドライヤー、ヘアアイロンで髪を整えたら、手のひらに適量のヘアオイルを広げて、髪の中間から毛先に向かって手ぐしを通すようになじませましょう。束感のある前髪をつくりたいときは、ヘアオイルが少し残っている状態の手のひらで前髪の内側(中間から毛先)を挟み、手のひらを少しずらして仕上げると自然にまとまります。
ヘアオイルは一気に塗布するとベタつきの原因になるので、様子を見ながら少しずつつけ足しましょう。

【夜】ヘアオイルの使い方

夜は、お風呂に入る前とお風呂上がりの両方のタイミングでヘアオイルを活用することができます。例えば、お風呂に入る前にヘアオイルを使用するメリットは、ブラッシングによる摩擦を防ぐためです。
洗髪時に予洗いする際、ブラッシングで余分な皮脂や汚れを落としておくのが基本です。このときにからまった状態でブラッシングしてしまうと摩擦で髪にダメージを与える可能性がありますが、ヘアオイルをなじませておけば、髪の表面のキューティクルを保護しながら滑らかにブラッシングすることができます。
お風呂上がりに使用する場合は、シャンプー後にタオルドライするタイミングでヘアオイルを塗布すると、髪の表面がコーティングされて水分が逃げるのを防げます。
また、ドライヤーで髪を乾かした後、寝る前に毛先に少量のヘアオイルをつけておくと、枕との摩擦ダメージを軽減でき、翌朝の寝癖予防にもつながるでしょう。さらにヘアオイルを効果的に使いたい方は、植物性のヘアオイルなど頭皮に刺激を与えにくいものを選んで、オイルマッサージをするのもおすすめです。
オイルマッサージを行うときは、まず乾いた状態の頭皮にヘアオイルをなじませて指の腹でマッサージし、蒸しタオルを巻いて15〜30分ほど置いたら洗い流します。オイルマッサージは、血行促進や地肌の乾燥対策に役立ちますが、やりすぎると頭皮全体が乾燥する恐れがあるため、週に1〜2回のスペシャルケアとして実践してみてください。
ただし、ヘアオイルの成分によっては、洗い流しても頭皮に残ってしまったり、頭皮トラブルの原因になってしまったりする可能性があるので、注意してください。

ヘアミルクの使い方

ヘアミルクの使い方

ヘアミルクも、朝のスタイリング時と夜のヘアケア時で使い方を変えることで、より効果的に使用できます。ヘアミルクの正しい使い方を参考に、毎日のヘアケアやスタイリングを見直してみましょう。

【朝】ヘアミルクの使い方

朝のスタイリング前にヘアミルクを使うと、寝癖や髪の広がりを抑えるのに役立ちます。ヘアミルクを少量手に取り、寝癖や広がりの気になる部分になじませると、髪がしっとり落ち着きセットしやすくなるでしょう。
ただし、ヘアオイルと同様にヘアミルクにも油分が含まれているため、ヘアアイロンでスタイリングする前に使用すると熱が伝わりにくくなるというリスクがあります。また、ヘアミルクで濡れた状態の髪にヘアアイロンを通すと、急激な温度上昇により髪の水分が瞬時に飛ばされ、キューティクルを損傷する「水蒸気爆発」が起きてしまい、髪にダメージを与えてしまう可能性があります。
スタイリング前にヘアミルクを使用するときは、しっかりとドライヤーで髪を乾かしてからヘアアイロンを通しましょう。ドライヤーやヘアアイロンでスタイリングした後に、スタイリング剤として仕上げにヘアミルクを使うのも一つの方法です。
軽いテクスチャーのヘアミルクなら、適度な束感や自然な動きを演出できます。必要に応じて、ヘアミルクの後に少量のヘアオイルを重ねづけすると、さらにツヤやまとまりがアップするでしょう。

【夜】ヘアミルクの使い方

夜は、お風呂上がりのタオルドライ後にヘアミルクを使うのがおすすめです。ドライヤーで乾かす前に髪になじませておくことで、保湿成分が髪内部に浸透しやすくなり、寝ている間の乾燥防止につながるでしょう。
適量を手に取り、手のひらで広げてから髪の内側の中間〜毛先にかけてヘアミルクをなじませ、外側(表面)は軽くなでるように整えます。ベタつきやすい根元は避けて塗布し、ダメージが気になる毛先は指先でつまむようになじませるのがおすすめです。
ヘアミルクをなじませたら、ドライヤーで髪を根元からしっかり乾かします。特にダメージが気になる方や乾燥が進みやすい季節には、夜のヘアミルクケアを習慣化することで、翌朝のスタイリングが楽になるでしょう。

ヘアオイルやヘアミルクに関するよくある質問

ヘアオイルやヘアミルクに関するよくある質問

ここまでヘアオイルとヘアミルクの違いや使い方について解説しましたが、「どうやって使い分ければいいか分からない」「どちらがいいか決められない」という方の悩みにお答えします。正しい知識を身につけて、自分に合ったヘアケアに役立ててください。

ヘアオイルとヘアミルクは併用しても大丈夫?

ヘアオイルとヘアミルクは併用しても問題ありません。それぞれが持つ役割が異なるため、併用することで髪全体のケア効果が高まります。基本的には、ヘアミルクで髪の内部にうるおいを与え、その後にヘアオイルで外側をコーティングするという順番で使用するのがおすすめです。
これにより、髪内部の水分を逃さず、外的刺激から髪を守ることができます。ただし、つけすぎると髪が重たく感じられたり、髪がベタついたりする原因にもなるため、使用量には注意が必要です。
少量から始めて、髪の状態を見ながら調整していきましょう。

クセ毛にはヘアオイルとヘアミルクのどちらが向いている?

クセ毛には基本的にヘアオイルが向いているとされています。クセ毛は湿気の影響を受けると、うねりや広がりが出てしまうため、油分で髪の表面をしっかりコーティングしてあげることで、湿気の侵入を防ぎ、クセを落ち着かせる効果が期待できます。
一方で、乾燥やダメージが原因で髪にうねりやクセが出てしまっている方は、ヘアオイルとヘアミルクを併用するのも一つの方法です。髪をドライヤーで乾かす前にヘアミルクを塗布し、保湿ケアをしてから仕上げにヘアオイルで髪の表面をコーティングすると、クセが落ち着きやすいでしょう。
自分の髪の状態や季節に合わせて、柔軟にアイテムを使い分けることが大切です。

自分に合ったヘアケアで理想的な髪を目指そう

自分に合ったヘアケアで理想的な髪を目指そう

ヘアオイルとヘアミルクは、それぞれ成分や使用感、効果が異なるため、髪質や悩みに応じて使い分けることが大切です。また、朝や夜など場面ごとに最適な方法で使用すると、さらに効果が期待できるでしょう。
髪質やライフスタイルに合わせて適切なケアを続けることで、日々のダメージを防ぎながら、理想的な髪を目指しましょう。毎日のヘアケアに、自分らしい選択を取り入れてみてください。

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