髪がボサボサになる主な原因8つ

髪がボサボサになる主な原因には、次のようなものがあります。
- 1. ドライヤーやヘアアイロンなどの熱による乾燥
- 2. 紫外線や冷暖房など環境によるダメージ
- 3. 枕やブラシによる摩擦ダメージ
- 4. 皮脂詰まり・汚れによる頭皮環境の悪化
- 5. 頭皮の血行が滞っている
- 6. ホルモンバランスの乱れや加齢
- 7. 髪の水分保持力が低下している
- 8. 加齢や皮脂の過剰分泌による毛穴のゆがみ
それぞれの内容を見ていきましょう。
1. ドライヤーやヘアアイロンなどの熱による乾燥
髪の表面は、キューティクルという小さなうろこ状の組織に覆われています。髪内部の水分や栄養分が外に出ないように守る働きがありますが、熱ダメージを受けて髪が乾燥すると、キューティクルが剥がれてしまいます。
すると、髪内部の水分が外に流出しやすくなるのです。結果、髪の内部まで乾燥が進んでしまい、パサついたりまとまりにくくなったりして、ボサボサになってしまいます。
特に、ヘアアイロンは髪を挟んで使用するため、熱と摩擦によりキューティクルが剥がれる原因となりやすいです。そのため、高温で長時間同じ部分にあてないなど使用方法には注意が必要です。
2. 紫外線や冷暖房など環境によるダメージ
環境によるダメージで代表的なのは、紫外線による影響です。紫外線には「UV-A」と「UV-B」がありますが、特に髪への影響が大きいのは「UV-B」といわれています。
UV-Bは髪の表面にあるキューティクルを傷つけるほか、髪を合成する「ケラチン」というたんぱく質同士の結合を切断させる作用もあります。それにより髪が柔軟性を失ってしまうため、ボサボサだけでなく枝毛や切れ毛も起こりやすくなるのです。
なお、UV-Aも頭皮にダメージを与えることで、まとまりのある美しい髪が育つのを妨害するため、間接的に髪を傷める作用があります。そのため、日傘や帽子で物理的に防御し、紫外線によるダメージを防ぐことが大切です。
もう一つの代表的な環境ダメージとして、冷暖房による乾燥が挙げられます。エアコンの風は空気中の湿度を下げるため、頭皮や髪の水分も奪われてしまい、髪がパサつきやすくなるのです。
そのため、風向や風量を調整するといった工夫をしましょう。
3. 枕やブラシによる摩擦ダメージ
摩擦による物理的ダメージも、キューティクルが傷つく原因です。キューティクルが傷つくことで髪内部の水分が流出して乾燥し、パサついたりボサボサになったりします。
例えば、就寝中に枕で髪がこすれてしまうケースが代表的です。また、からまった髪を無理にブラシで梳いたり、濡れた髪をタオルでゴシゴシこすったりするのも、髪にとってよくありません。
特に、濡れた髪はキューティクルが開いた状態であり、乾いた状態よりさらに物理的ダメージに弱いです。髪が濡れたまま寝るのはもちろん、強い力でタオルやブラシを使うのはやめましょう。
また、自然乾燥を続けると、キューティクルが剥がれやすくなりダメージが蓄積します。ダメージが蓄積すると髪がボサボサになりやすいため、お風呂上がりなど髪が濡れたときは、できる限り早めに乾かしましょう。
4. 皮脂詰まり・汚れによる頭皮環境の悪化
皮脂や汚れの蓄積により頭皮環境が悪化すると、健康な髪が育ちにくくなります。
特に、排気ガス・花粉・PM2.5は、頭皮にくっつきやすく落ちにくい汚染物質といわれています。このような物質が増えている現代は、髪や頭皮が汚れやすい環境にあるといえるでしょう。そのため、毎日シャンプーをして、頭皮についた皮脂や汚れをしっかり落とすことが大切です。
また、偏った食生活・運動不足・不規則な睡眠といった生活習慣の乱れは、頭皮の皮脂を増加させることがあります。規則正しい生活習慣を身につけて、皮脂の過剰分泌を抑える工夫をしましょう。
5. 頭皮の血行が滞っている
頭皮の血行悪化も、髪がボサボサになる原因の一つです。まず、健康な髪を育てるには、毛根の毛母細胞が正常に機能しなければなりません。
しかし、頭皮の血行が悪化すると、毛母細胞に必要な酸素や養分が届きにくくなります。結果として、美しい髪が育ちにくくなるのです。なお、頭皮の健康状態は、次のような項目でチェックできます。
健康な頭皮 | 血行不良の頭皮 | |
---|---|---|
色 | 青白い | 赤茶色 |
頭皮の動きやすさ(頭皮を両手で押さえ、前後左右に軽く動かす) | スムーズに動く | 動きにくい・動かない |
頭皮の血行不良は、生活習慣の乱れ・ストレス・冷え・喫煙などさまざまな原因で起こります。特に頭頂部は帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)という筋膜で覆われており、ほかの部分と比べて毛細血管が少ないため、血行不良になりやすい部位です。
6. ホルモンバランスの乱れや加齢
女性の場合は、ホルモンバランスの乱れや加齢によって、髪がボサボサになることがあります。
女性ホルモンの一つ「エストロゲン」は、髪の成長サイクルに関わることで、ハリやコシの強い毛髪を育てます。また、エストロゲンは毛髪の水分量を保つ作用もあり、ツヤのある髪を育てるうえでも重要なホルモンです。
加齢によってエストロゲンの分泌量が減ると、毛髪のハリ・コシ・水分をキープするのが難しくなり、細くてパサついた毛髪が増えやすくなります。また、出産や過度なダイエットもホルモンバランスの乱れを招く要因となるため、若い人でも楽観はできません。
7. 髪の水分保持力が低下している
髪の水分保持力が低下する主な原因は加齢です。髪には、水になじみやすい性質のたんぱく質と、水になじみにくい性質のたんぱく質の2種類があります。この2種類のバランスが適度に保たれることで、髪がうるおい、美しいツヤが生まれます。
しかし、加齢とともに水になじみにくい性質のたんぱく質の量が増えていき、結果として髪のうるおいが失われやすくなるのです。年齢を重ねるごとに、髪が乾燥してパサつくほか、うねりやすくなったと感じる人も少なくないでしょう。
8. 加齢や皮脂の過剰分泌による毛穴のゆがみ
実は頭皮の毛穴のゆがみも、髪のうねりの原因です。特に年齢を重ねると、頭皮がたるんできて毛穴がゆがんでしまい、生えてくる髪も曲がってしまうことがあります。
また、若い人でも、毛穴に過剰な皮脂がたまると、毛穴がゆがんだ形になるため、毛がうねることがあります。特にストレスがかかると、ステロイドホルモンやアドレナリンが分泌されることもあり、皮脂の分泌を促進します。すると、毛穴に皮脂がたまりやすくなり、ゆがみが生じる原因となるのです。
髪がボサボサになるのを防ぐ毎日のケア方法8選

髪がボサボサになるのを防ぐには、第一に髪の乾燥を防止することが重要です。また、健康な髪を育てるために、頭皮環境にも気を配りましょう。具体的には、次のようなケアが求められます。
- 1. 自分に合うシャンプー&洗い方を見直す
- 2. ドライヤーの使い方を見直す
- 3. ヘアアイロンは適温で使用する
- 4. トリートメントで保湿ケアをする
- 5. 頭皮マッサージで血行促進&毛穴ケアをする
- 6. 頭皮も保湿ケアをする
- 7. ブラッシングをする
- 8. 食生活・睡眠・ストレス管理も意識する
ここからは、8つのポイントをそれぞれ詳しくご紹介します。本日から取り入れられる方法もあるので参考にしてみてください。
1. 自分に合うシャンプー&洗い方を見直す
髪がボサボサの状態が続いている場合、シャンプーが頭皮に合っていないことが原因かもしれません。特に、洗浄力が強いシャンプーは、頭皮や髪の乾燥を引き起こし、髪がボサボサになることがあります。
そのため、頭皮や髪にやさしい洗浄成分をメインにしたシャンプーを使うことをおすすめします。例えば、アミノ酸系シャンプーは、乾燥を防ぎつつ程よい洗浄力で汚れをしっかり落とせます。また、保湿成分や油分が豊富なしっとり系のシャンプーも効果的です。
代表的な保湿成分には下記が挙げられ、髪にうるおいを与えたり、髪の水分保持力を高めたりする働きがあります。
- ●セラミド
- ●ヒアルロン酸
- ●コラーゲン
- ●グリセリン
また、シャンプーのやり方にも注意が必要です。ゴシゴシ洗うと濡れた髪同士が摩擦を起こし、キューティクルが剥がれやすくなります。そのため、シャンプーはしっかりと泡立ててから使うことが大切です。泡がクッションの役割を果たし、髪同士の摩擦を防いでくれます。
シャンプーを手のひらに伸ばしてから髪につけたら、シャンプー剤と水を合わせて空気を含ませるようにしっかりと泡立てましょう。
さらに、指の腹を使って頭皮をやさしくほぐせば、血行が改善され、健康な髪の成長を促進する効果も期待できます。最後に、髪や頭皮にシャンプーが残らないよう、十分にすすぎましょう。シャンプーのすすぎ残しは乾燥やかゆみなど頭皮トラブルの原因になるので、しっかりと洗い流すことが重要です。
2. ドライヤーの使い方を見直す
ドライヤーは毎日使うものである分、髪にできる限りやさしい使い方を心がける必要があります。なお、髪が濡れたまま寝ると、枕にこすれてキューティクルが剥がれやすくなるため、乾かさないという選択肢はNGです。
ドライヤーによる熱ダメージを抑えるには、タオルドライ後に、ヒートプロテクト成分配合のアウトバストリートメントやヘアオイルをつけるのがおすすめです。ドライヤー前につけることで、髪の表面を保護して、ドライヤーの熱を軽減する効果が見込めます。
また、ドライヤーは髪から15cm程度離して使いましょう。髪に吹き出し口を近づけすぎると、高熱がダイレクトに伝わってダメージの原因になります。
あわせて、できる限り短時間で髪を乾かすことも重要です。手で髪をかき分けるようにし、乾きにくい根元から乾かしましょう。ダメージを減らすために、速乾性の高いドライヤーを選ぶのも選択肢の一つです。
最後に、上から下向きに冷風をあてると、開いたキューティクルが閉じやすくなり、髪にツヤが生まれます。
3. ヘアアイロンは適温で使用する
ヘアアイロンは熱と摩擦が同時に加わるため、髪を傷めやすいです。できる限りダメージを軽減するためにも、髪質に合わせて最適な温度で使用しましょう。
硬い・太めの髪質 | 140~160℃ |
やわらかい・細めの髪質 | 150℃以下 |
ダメージが気になる髪 | 120~150℃ |
なお、濡れた髪にヘアアイロンを使うと、水分が急激に蒸発し、キューティクルが破壊されやすくなります。ダメージを与えないためにもヘアアイロンを使う前に、ドライヤーで髪を乾かしましょう。
4. トリートメントで保湿ケアをする
ボサボサ髪がひどいときは、インバストリートメントとアウトバストリートメントの併用が望ましいです。それぞれ役割が下記のように異なります。
インバストリートメント | 髪の内部に成分を浸透させてダメージを補修 |
アウトバストリートメント | 髪表面をコーティングして外部ダメージから守る |
2つを併用することで、髪の内側・外側からダメージにアプローチでき、ボサボサ髪の改善効果が期待できます。トリートメントはできれば毎日使うのがベストです。また、週2~3回を目安にヘアマスクやヘアパックを使うと、より高い髪の補修効果が見込めます。
なお、コンディショナーは、主に髪の表面をコーティングして指通りをよくするためのものです。ダメージそのものを補修する作用は薄いため、ボサボサ髪がひどいときは、内部から髪を労わるインバストリートメントの使用が望ましいです。
5. 頭皮マッサージで血行促進&毛穴ケアをする
健康な髪を育てる毛母細胞を活性化させるには、頭皮の血行を良くすることが大切です。例えば、サロンでヘッドスパを受けるほか、こまめなブラッシングも適度に頭皮を刺激して血流の改善につながります。また、下記のようなセルフマッサージも有効です。
- 1. 両手の指で頭皮全体を覆うようにやさしくつかむ
- 2. 側頭部を3回大きく円を描くようにやさしい力でマッサージする
- 3. 5秒間強く圧迫する
- 4. 合計15秒間繰り返す
特に頭皮マッサージをすると、頭皮がやわらかくなって、髪の根元を包む毛包という組織の角度が上がりやすくなります。結果として、髪が根元から立ち上がって、若々しい印象に近づけます。
6. 頭皮も保湿ケアをする
頭皮の乾燥は頭皮環境の悪化を招き、美しい髪の成長を阻害します。髪にとってより良い環境を整えるためにも、毛髪のケアに加えて頭皮も日頃から保湿ケアを怠らないようにしましょう。
例えば、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が入った頭皮用の保湿剤の使用がおすすめです。頭皮のハリ不足が気になるときは、ヘアオイルを使ってマッサージすると、頭皮の血行を促進しつつ、適度な保湿効果も期待できます。
7. ブラッシングをする
髪がもつれていると、ボサボサに見えやすくなります。毛流れを整えるためにも、こまめなブラッシングを意識しましょう。
なお、ブラッシングには、頭皮から分泌された皮脂を毛先にまで行き渡らせ、ツヤのある髪にみせる効果もあります。また、頭皮が適度に刺激されるため、血行を良くして健やかな髪を育てることにもつながります。
パサつきやすい大人の髪には、適度に水分・油分を含んだ天然毛のブラシがおすすめです。静電気が起こりにくいため、髪がボサボサになるのを防いでくれます。
8. 食生活・睡眠・ストレス管理も意識する
生活習慣の乱れは髪の健康を損なう原因です。特に、髪は食べたものから作られるため、バランスのとれた食生活を心がけることが重要です。次のような栄養素を意識して摂取しましょう。
効果 | 食品例 | |
たんぱく質 | 髪の主成分 | 赤身の肉・魚・大豆製品・卵 |
ビタミンA | 頭皮の健康を保つ | うなぎ・にんじん |
ビタミンB群 | 髪の成長をサポート・頭皮の皮脂バランスを整える | 豚肉・赤身の魚・大豆製品・卵 |
亜鉛 | ケラチンの生成を助ける | 牡蛎・豚レバー |
鉄 | 毛母細胞の増殖に関わる | レバー・納豆 |
特にたんぱく質は髪の主成分であるため、良質なものを摂取しましょう。青魚・大豆製品・鶏肉など、動物性・植物性のものをバランスよく取ることが大切です。
頭皮環境が悪化すると、表面がぼこぼこした髪が生えやすくなります。特にストレスは頭皮の血行不良を招きやすいことから、適度な発散を心がけましょう。また、頭皮ダメージを修復してくれる成長ホルモンは、夜10時から深夜2時に分泌が活発になります。そのため睡眠のゴールデンタイムまでに就寝するのが望ましいです。
時間がない朝でもボサボサ髪をすぐ整えるスタイリング方法

慌ただしい朝は、髪のスタイリングに時間をかけられないという人も多いかもしれません。そんなときには、次の手順でのスタイリングがおすすめです。
- 1. 髪を濡らしてリセットする
- 2. ブロッキングしながらドライヤーでブローする
- 3. ヘアアイロンでツヤを出す
- 4. ヘアオイル・ヘアバームで整える
各手順の詳細なやり方についてみていきましょう。
髪を濡らしてリセットする
ボサボサした髪は乾燥している状態です。そのままではまとまりづらいため、まず髪にうるおいを与えましょう。具体的には、保湿効果のあるヘアミストを5~10回ほど吹きかけてみてください。
クセが強い場合は、根元からうねりが発生している可能性があります。そのため、根元からしっかり濡らすことが大切です。
ブロッキングしながらドライヤーでブローする
ある程度まとまってきたら、髪を上下の2つにブロッキングしてドライヤーでブローしましょう。毛量が多い人は、上下それぞれ左右にブロッキングするのがおすすめです。
ブロッキングすると熱が髪に均一に伝わるため、髪が乾きやすくなり、うねりや広がりの修正もしやすくなります。できる限り短時間で仕上げるために、乾きにくい根元からドライヤーをあてましょう。
ブラシで軽く髪を引っ張りながら風をあてると、さらに乾くのが早くなります。また、キューティクルは下向きにそろっているため、ドライヤーの風は上から下に向かってあてることも重要です。これにより、キューティクルが閉じやすくなり、ツヤのある髪に近づきます。
ヘアアイロンでツヤを出す
ヘアアイロンで軽く熱を加えると、キューティクルが均一に整って髪にツヤが出やすくなります。一度にたくさんの髪を挟むと、熱の伝わり方にムラが出るため、きちんとブロッキングしたうえで、少しずつヘアアイロンをあてましょう。
あわせて、5~6cm程度を目安に少しずつ髪を伸ばすことも意識してみてください。手先が不器用な人は、電熱を内蔵した「ヒートブラシ」もおすすめです。通常のブラシのように髪を梳かすだけで適度な熱を与えられるため、ブローが苦手な人や、ヘアアイロンを使うのが苦手な人でも、簡単に髪を整えられますよ。
ヘアオイル・ヘアバームで整える
最後に、ヘアオイルやヘアバームをつけると、髪型をキープしやすくなります。特に、髪をコーティングする役割があるヘアオイルやヘアバームは、髪が湿気を吸うのを防いでくれるため、うねりの防止に役立つでしょう。
なお、ショートヘアやミディアムヘアの人は、スタイリング剤を使って首のあたりにくびれをつくると、髪のボサボサが目立ちにくくなります。ロングヘアの場合は、ヘアオイルやヘアミルクを全体になじませてからアップヘアにするのもおすすめです。
ボサボサ髪を生かす!簡単まとめ髪アレンジ2選

スタイリングを省きたいときは、ボサボサ髪を生かしたアレンジもおすすめです。
- ●ウェット感がポイントのタイトなひとつ結び
- ●後れ毛活用の抜け感アレンジ
それぞれのヘアセットの方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ウェット感がポイントのタイトなひとつ結び
髪にヘアオイルをつけて束ねるだけの簡単アレンジです。髪が濡れているかのように見せることで、洗練された雰囲気を出せます。
- 1. ヘアオイルを数滴ほど手にとる
- 2. 両手で頭頂部をタイトに押さえる
- 3. 毛先に手を滑らせて髪全体にヘアオイルを行き渡らせる
- 4. コームで梳かしながら、髪全体を襟足にタイトに集める
- 5. きつめの一つ結びにする
ヘアオイルを伸ばして結ぶだけなので、時間がないときにもおすすめです。ヘアオイルの量は、髪の長さや毛量に合わせて下記を目安に調整すると良いでしょう。
ショート | 1~2滴 |
ミディアム | 2~3滴 |
ロング | 3~4滴 |
ニュアンスを出したいときは、ヘアオイルが残った指先で額やこめかみなどのおくれ毛をつまみ、ごく細い毛束を作りましょう。
おくれ毛活用の抜け感アレンジ
低い位置で結んだ髪を軽く崩すことで、立体感とニュアンスが生まれます。シンプルなまとめ髪でも抜け感がでて、落ち着いた雰囲気を演出できますよ。
- 1. 少量のヘアオイルを髪全体になじませてドライヤーをあて髪にツヤを出す
- 2. コームで分け目をジグザグし、いつもの分け目をぼかす
- 3. 襟足のくぼんだ部分でややきつめに髪を結ぶ
- 4. 後頭部や顔まわりのおくれ毛を無造作に引き出して崩す
引き出したおくれ毛は、米1粒大のワックスをのばした指先でつまむと、毛束感が出てまとまりのある印象になります。
ボサボサ髪は日々の正しいケアとスタイリングで変わる!

ボサボサ髪は熱や紫外線による乾燥、生活習慣の乱れ、ケア不足、加齢などさまざまな原因があります。シャンプーやドライヤーを中心にヘアケア方法を見直し、髪のダメージをできる限り軽減することが、ボサボサ髪の改善につながります。
特にドライヤーやヘアアイロンは使用頻度が高いため、髪にやさしいものを選ぶことが大切です。うるおいを守りつつ、短時間でスタイリングできるものを選びましょう。
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