【何ミリのコテがいい?】太さ別の仕上がりと向いている髪の長さ

コテの太さは、大きく以下の4つに分かれます。
- ●19mm
- ●26mm
- ●32mm
- ●38mm
それぞれ太さによって仕上がりや特徴、向いている髪の長さが異なります。理想のスタイリングに仕上げるためにも、以下でそれぞれの特徴を見ていきましょう。
19mm|ショートヘアや細かいカールをつくりたいときに最適

19mmのコテは、ショートヘアの方や細かいカールをつくりたいときに適したサイズです。ショートヘアのトップや襟足を巻けばボリュームが出て、毛先を外ハネにすると軽やかでカジュアルな雰囲気になります。
また、小回りがきくため、ベリーショートの方や男性にも向いています。細かいウェーブやカールもつくりやすいため、ミディアムヘアでパーマ風の仕上がりを楽しみたい方にもぴったりです。
前髪や後れ毛など、細部に動きを加えたいときにも使いやすい太さです。
26mm|ボブ・ミディアムヘアや内巻きカールをつくるときにおすすめ

26mmのコテは、ボブ・ミディアムヘアの方におすすめのサイズです。太すぎず細すぎないため、毛先を内巻きにしたいときやふんわりとしたカールヘアにしたいときに向いています。
26mmのコテでボブやミディアムヘアをワンカールにしたり、全体的に巻いたりすると、ガーリーでかわいらしい雰囲気になります。くりんとした細かいカールを楽しみたい方にぴったりです。
32mm|定番の太さで巻きやすい!自然なゆる巻きが楽しめる

32mmのコテは、髪の長さに関係なく巻きやすいサイズです。ショートヘアからロングヘアの方まで幅広く使えますが、特にミディアムヘアを32mmのコテで巻くと、バランスの取れた自然なカールに仕上がります。
毛先のワンカールだけでなく、内巻きや外巻き、ミックス巻きなどいろいろなスタイルを楽しめるのも特徴です。
26mmはくりんとしたカールを楽しめますが、なかには「巻きが細かすぎてふんわり感が出ない」と感じる方もいるでしょう。32mmのコテなら、細かいカールだけでなく、全体的に緩く巻きたいときにも使いやすくて便利です。
38mm|ロングヘアでゆるふわ感を出したいときに最適

38mmは、ロングヘアに緩やかなカールをつけたいときに最適なサイズです。毛先をワンカールすればかわいらしいスタイルになり、外ハネにすれば軽さやボリュームが出ます。全体を巻けば、ふんわりとしたエアリー感のあるスタイルに仕上がるのも特徴です。
レイヤーが入ったロングヘアとの相性も良く、38mmのコテで巻けば段差ごとに動きが生まれ、立体感のある華やかな仕上がりになります。
32mmでもゆる巻きはつくれますが、38mmの方がより大人っぽい上品なカールになるでしょう。
コテを何ミリにするか迷ったときの選び方3選

コテを何ミリにするか迷ったときは、以下の基準で太さを選んでみてください。
- ●髪の長さに合った太さを選ぶ
- ●髪質に合わせて選ぶ
- ●理想のヘアスタイルや仕上がりのイメージで選ぶ
適切な太さのコテを選べば、毎日のスタイリングをより楽しめるようになります。購入前に選び方のポイントを見ていきましょう。
髪の長さに合った太さを選ぶ
髪の長さに合わせて選ぶと、スタイリングがしやすくなります。
以下は、髪の長さごとにおすすめのコテの太さをまとめたものです。
髪の長さ | おすすめのコテの太さ |
ショートヘア ミディアムヘア メンズ |
19mm |
ボブヘア ミディアムヘア |
26mm |
ミディアムヘア ロングヘア |
32mm |
ロングヘア | 38mm |
例えば、ロングヘアで19mmのコテを使うと、細かいカールになるためゆるふわ感が出ない場合があります。前髪や後れ毛など、部分的に巻くのであれば19mmで良いかもしれませんが、ゆる巻きやくびれヘアを楽しみたい場合は32mm・38mmを選ぶと良いでしょう。
髪質に合わせて選ぶ
コテを選ぶ際は、髪の長さだけでなく髪質も大切な基準になります。
細いコテは、太いコテよりしっかりカールがつきやすい傾向があります。そのため、やわらかい髪の人が細いコテを使うと、強いカールがかかりすぎてしまう可能性があります。自然な動きを出したい場合は、32mmや38mmなどの太めのサイズを選ぶと全体のバランスが良くなるでしょう。
髪が太くて硬い人は、太いコテではカールがつきにくくすぐに巻きが取れてしまうことがあります。そのため、19mmや26mmといった細めのコテを選ぶとカールがしっかりつき、ヘアスタイルが長持ちしやすくなります。
理想のヘアスタイルや仕上がりのイメージで選ぶ
理想のヘアスタイルや仕上がりのイメージに合わせて、コテの太さを選ぶ方法もあります。
以下に、理想のヘアスタイル別でおすすめのコテの太さをまとめました。
理想のヘアスタイル・なりたいイメージ | おすすめのコテの太さ |
---|---|
ショートヘアをふんわり巻きたい | 19mm |
クセ毛風の細かいカールをつくりたい | |
ボブやショートヘアで毛先を外ハネしたい | 26mm |
パーマのようなふわっとしたカールをつくりたい | |
強めのカールもゆる巻きも楽しみたい | 32mm |
内巻きや外巻きを取り入れたミックス巻きを楽しみたい | |
韓国っぽい巻き髪やくびれヘアを楽しみたい | 38mm |
ゆるっとしたカールが好き |
このように、なりたい仕上がりによっておすすめのコテの太さは変わります。自分の髪の長さだけでなく、仕上がりのイメージも視野に入れながら選びましょう。
何ミリのコテにしようか迷ったら32mmがおすすめ

コテの太さに迷ったときは、32mmを選ぶのがおすすめです。
19mmや26mmのコテは細かいカールをつくりやすい一方で「カールが強すぎる」「緩く巻けない」など、仕上がりに好みが分かれることがあります。逆に38mmのコテは緩いカールになりやすく、髪が短い方は使いにくい場合があるでしょう。
32mmのコテはショートヘアからロングヘアまで使いやすく、細かくて強めのカールからゆるっとしたカールまでつくれます。まずは32mmを使ってみて、合わない場合はほかの太さのコテも試してみると良いでしょう。
【太さだけじゃない!】コテ選びで確認したい5つのポイント

ぴったりのコテを選ぶには、太さだけでなく以下のポイントを確認することが大切です。
- ●温度調節ができるか
- ●短時間で温まるか
- ●プレートは髪を傷めにくい素材でできているか
- ●スタイリングがしやすいか
- ●自動オフ機能がついているか
それぞれ具体的な説明を、以下で見ていきましょう。
温度調節ができるか
コテを選ぶときは、温度調節ができるかどうかを確認しましょう。髪は、部位や髪質によって適正温度が異なります。温度が固定されたコテだと、部位や髪質に合った温度調節ができず、髪へのダメージが蓄積しやすくなります。
温度を自由に変えられるタイプなら、部位ごとに温度が調節でき、髪への負担を抑えながらスタイリングできます。
適正温度の目安として、前髪は130〜150℃、根元は140〜160℃、毛先は120〜140℃で巻くのがおすすめです。髪が細くやわらかい人は150℃以下、髪が太く硬い人は少し高めの160~180℃に調節するとカールがつきやすくなります。
温度調節が可能なコテを選び、髪への負担を軽減しましょう。
短時間で温まるか
コテが短時間で温まるかどうかも確認しましょう。電源を入れてからすぐに使用できれば、待ち時間を短縮できて毎日のスタイリングの効率性が上がります。
コテが温まるまでの時間は製品によって異なりますが、目安として立ち上がり時間が60秒以内のものを選ぶと良いでしょう。
プレートは髪を傷めにくい素材でできているか
コテのプレートの素材を確認するのも大切なポイントです。
プレートの素材は、大きく分けてセラミック・チタン・テフロンの3つです。チタンやテフロンは、髪へのダメージを抑えながらスタイリングできるメリットがあります。セラミックは熱伝導率が高く、短時間で効率よくカールをつけられるのが特徴です。
なかには、髪へのダメージを抑えるために独自開発の素材を採用している製品もあります。髪質や理想の仕上がりに合わせて、適したプレート素材を選びましょう。
スタイリングがしやすいか
スタイリングのしやすさも、コテを選ぶ上で忘れてはいけないポイントです。どれだけ性能が高くても、重すぎたり持ちにくかったりするとスタイリングがしにくいでしょう。目安として、32mmのコテであれば400g以下を選ぶと腕が疲れにくくて便利です。
また、グリップが手にフィットして滑りにくいかどうかも重要なポイントです。滑りにくいものなら巻きやすく、仕上がりもきれいになります。コテのパイプ(熱くなる部分)の先端が広めに設計されている製品を選べば、さらにヘアスタイリングがしやすくなるでしょう。
ただし、重さや持ちやすさの感じ方には個人差があります。心配であれば、購入前に店頭でコテを手に取って、重さやグリップ力を確かめましょう。
自動オフ機能がついているか
コテに自動オフ機能がついているかも確認しましょう。朝や外出前は慌ただしく、使用後に電源を切り忘れてしまう可能性も考えられます。そのまま放置すると、コテの近くに置いていた可燃物に引火したり、余熱で火災が起きたりする可能性があります。
また、電源がついているとは知らずに誰かがコテを触り、やけどする危険性もあります。自動オフ機能があれば、一定時間操作がない場合に自動で電源が切れるため、火災ややけどのリスクを回避できます。
コテを何ミリにすべきかに関するよくある質問

コテの太さに関するよくある質問をピックアップしています。気になる質問があれば、ぜひ参考にしてみてください。
32mmと38mmのコテは何が違いますか?
32mmと38mmのコテでは、カールの強さや仕上がりのボリューム感が異なります。
32mmはしっかりしたカールからゆるっとしたカールまでつくれます。ショートヘアからロングヘアまで使いやすく、アレンジの幅も広いのが特徴です。
38mmは、32mmよりカールが大きく緩やかになります。そのため、しっかりとしたカールよりも、ゆるっとした巻き髪をつくりたいロングヘアの方におすすめです。
前髪を巻くなら何ミリのコテを選んだほうが良いですか?
前髪の長さに応じてコテを選ぶと、ヘアスタイル全体のバランスが整いやすくなります。
前髪が短い方は19mmや26mmの細いコテ、眉上や眉下なら26mmや32mmがおすすめです。前髪が長めの方や前髪をつくっていない方は、32mmや38mmを選ぶと巻きやすく、大人っぽい印象になります。
髪の長さや理想のヘアスタイルに合ったコテを選ぼう

どの太さのコテを選ぶかによって、ヘアスタイルの仕上がりや雰囲気が異なります。髪の長さや理想のヘアスタイル、髪質などを基準に選べば、自分にぴったりのコテが見つかりやすくなります。
太さだけでなく、使い勝手や持ちやすさなどの機能面も合わせて確認するのも重要です。選び方のポイントを押さえて、毎日のヘアスタイリングをさらに楽しみましょう。
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