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  • 巻き髪の基本とアレンジ|スタイリング別の巻き方とヘアアイロンのコツを解説

巻き髪に使うカールアイロンとストレートアイロンの違い

ヘアアイロンには、大きく分けてカールアイロン(コテ)とストレートアイロンの2種類があります。

項目 カールアイロン(コテ) ストレートアイロン
形状 円筒形のバレル 2枚のプレート
得意な仕上がり 丸みのあるカール まっすぐ・クセのばし
作れるスタイル

・内巻き

・外巻き

・ミックス巻き

・ワンカール など

・ストレート

・波ウェーブ

・外ハネ

こんな人に 王道の巻き髪をつくりたい ストレート+ニュアンスを1台で

それぞれ得意な仕上がりや使い方が違うので、まずは2つの特徴を知っておくと、作りたいスタイルにぴったりのヘアアイロンが選びやすくなります。ここでは、それぞれの特徴と選び方のポイントをご紹介します。

カールアイロン(コテ)の特徴

カールアイロン(コテ)の特徴

カールアイロンは、丸みのあるカールづくりが得意なアイテムです。熱を加えた円筒形のバレル(筒)に毛束を巻きつけて、カーブのついた仕上がりをつくります。たとえば、ふんわりとしたミックス巻きや、韓国風のゆるいカール、立体感のあるワンカールなど、定番の巻き髪スタイルはこのカールアイロンでつくれます。

カールアイロンの太さ別の特徴と選び方

カールアイロンは、19mm・26mm・32mm・38mmといった太さの違いがあり、同じ巻き方でも仕上がりの印象が変わります。髪の長さやなりたいスタイルに合わせて選ぶのが基本です。

太さ 向く髪型 仕上がりの特徴
19mm ベリーショート~ショート 細かいカール、パーマ風の動き
26mm ボブ~ミディアム くっきりとしたウェーブ、ボリューム感
32mm ショート~ロング(幅広く対応) ゆるめのふんわりしたカール、フェミニンな印象
38mm ロング~スーパーロング 大きめのゆるカール、韓国風のくびれヘア

迷ったときは、汎用性の高い32mmが最初の1台におすすめです。慣れてきたら、なりたいスタイルに合わせて2台目を選ぶと、表現の幅が広がります。

ストレートアイロンの特徴

ストレートアイロンの特徴

ストレートアイロンは、2枚のプレートで毛束を挟んで熱を伝えるアイテムです。クセ毛を伸ばす用途が基本ですが、挟む角度を工夫すれば、波ウェーブや外ハネなど巻き髪づくりにも使えます。まっすぐ伸ばすだけでなく、動きのあるスタイルも1台でつくれるのが魅力です。

カールアイロンとストレートアイロンどちらを選べばいい?

最初の1台を選ぶなら、作りたいスタイルを基準にするのがおすすめです。
丸みのある王道の巻き髪が中心なら、カールアイロンが向いています。波ウェーブや外ハネなど、抜け感のあるスタイルが好みなら、ストレートアイロンが活躍します。
両方のスタイルを楽しみたい場合は、2台そろえるという選び方もあります。

髪をきれいに巻くための3つの下準備

巻き髪の仕上がりは、巻く前の下準備で大きく変わります。同じ巻き方でも、準備をしておくとカールの持ちや美しさに差が出ます。
ここでは、髪を乾かして毛流れを整える、スタイリング剤をなじませる、毛束を分ける、という3つのステップをご紹介します。

  • 1. 髪を乾かし、毛流れを整える
  • 2. ヘアアイロン用のスタイリング剤をなじませる
  • 3. ブロッキング(毛束の分け方の手順)

髪を乾かし、毛流れを整える

髪を乾かし、毛流れを整える

ヘアアイロンは、髪をしっかり乾かしてから使いましょう。濡れた髪に高温を加えると、髪への負担が大きくなるうえ、カールも定着しにくくなります。ドライヤーで乾かすときは、ヘアブラシで毛流れを整えながら根元から進めるのがポイントです。髪の表面がなめらかに整っていると、このあとの工程で巻きやすく、仕上がりも安定します。

ヘアアイロン用のスタイリング剤をなじませる

ヘアアイロン用のスタイリング剤をなじませる

巻く前に、ヘアアイロン用のスタイリング剤を毛束にムラなくなじませましょう。
製品によっては、熱を利用して形をつけやすくしたり、仕上がりをキープしやすくしたりするものもあります。
熱が気になる方は、ヒートプロテクトタイプを選ぶのもおすすめです。
ヘアスプレー・ヘアミルク・ヘアオイルなどタイプはさまざまですが、いずれも内側・外側・毛先まで行き渡るよう、手ぐしで通すのがコツです。

ブロッキング(毛束の分け方の手順)

ブロッキング(毛束の分け方の手順)

髪の量が多いと一度に巻ききれないため、毛束を上下に分けてから巻いていきます。一度に巻く量を減らすことで、熱がしっかり伝わり、カールが均一に仕上がります。
手順としては、まず耳の上のラインで髪を上下に分け、上の段はヘアクリップで留めておきます。下の段から巻きはじめ、終わったら上の段をおろして同じように巻いていきましょう。

基本の巻き方3タイプ

ここでは、巻き方の基本となる3つの動作、内巻き・外巻き・ワンカールをご紹介します。まずはこの基本を覚えておくと、組み合わせ次第でいろいろなアレンジにも挑戦できるようになります。

内巻き(フォワード巻き)

内巻き(フォワード巻き)

内巻きは、毛束を顔側へ向けて巻く方法です。毛先が内側に丸まり、やわらかく上品な雰囲気に仕上がる定番のスタイルです。
ヘアアイロンを縦に持ち、毛束を内側に向けて巻き込んでいきます。顔まわりを包み込むような動きが出るので、清楚な印象にしたいときや、はじめての巻き髪にも取り入れやすい巻き方です。

外巻き(リバース巻き)

外巻き(リバース巻き)

外巻きは、毛束を顔から外側へ向けて巻く方法で、リバース巻きとも呼ばれます。顔まわりに動きが出て、華やかで明るい印象に仕上がります。
やり方は内巻きとほぼ同じで、ヘアアイロンを回す向きを反対にするだけです。内巻きと組み合わせると、より立体感のあるスタイルがつくれます。

ワンカール

ワンカール

ワンカールは、毛先だけを半回転〜1回転ほど巻く、いちばんシンプルな巻き方です。短時間で仕上がり、ナチュラルで上品な印象になります。
毛先を内側に巻けば落ち着いた雰囲気に、外側に巻けば軽やかな動きが出ます。工程が少なく失敗しにくいので、はじめて巻き髪に挑戦する方にもおすすめです。

【動画付き】スタイル別の巻き方アレンジ4選

ここでは、人気の巻き髪スタイルを4つご紹介します。

  • 1. 韓国風ゆる巻き
  • 2. ゆるくびれミディアム
  • 3. 大人ゆるふわ巻き
  • 4. パーマ風ニュアンス

前章の基本の巻き方を組み合わせると、さまざまなアレンジがつくれるようになります。各スタイルには動画もあるので、手順を目で見て確認しながら挑戦してみてください。

1. 韓国風ゆる巻き

韓国風ゆる巻きは、やわらかく抜け感のあるカールが特徴で、ミディアム〜ロングと相性のいいスタイルです。32mm〜38mmの太めのカールアイロンを使うと、大きめのゆるやかなカールがつくりやすくなります。きっちり巻きすぎず、ゆるめに仕上げるのがポイントです。仕上げに毛束を手で軽くほぐすと、こなれた雰囲気が出ます。
STEP1. 髪を4つのブロックに分けて留め、それぞれの毛先を内巻きにワンカールして、全体に丸みのある下地をつくります。
STEP2. 顔まわりの髪を取り、中間あたりからカールアイロンを入れて内巻きにします。
STEP3. 表面の髪も同じように、中間から内巻きにします。上からのカールが重なり、立体感のある仕上がりになります。
STEP4. 前髪の根元に軽くヘアアイロンを当て、ゆるやかなカールをつけます。当てすぎず、ふんわりとした動きにとどめるのがポイントです。

2. ゆるくびれミディアム

ゆるくびれミディアムは、毛先を軽く外ハネにし、顔まわりを内巻きにすることで、ひし形のくびれシルエットをつくるスタイルです。
フェイスラインがすっきり見え、髪に動きを出したい方に向いています。ミディアムヘアと好相性で、リバース巻きと外ハネを組み合わせるのがポイントです。
STEP1. 髪を4つのブロックに分けて留め、それぞれの毛先を外巻きにワンカール。少し内側に引っ張りながら巻くと、くびれの曲線がきれいに出ます。
STEP2. 顔まわりの髪を取り、中間から内巻きにします。
STEP3. トップの髪を持ち上げ、後ろに向けてワンカール。根元が立ち上がり、立体感のある仕上がりになります。
STEP4. 前髪がある場合は、内巻きにワンカール。ふんわりとした印象に仕上がります。

3. 大人ゆるふわ巻き

大人ゆるふわ巻きは、中間から毛先までを内巻き・外巻き交互に巻く、王道の巻き髪スタイルです。巻く向きを交互に変えることで、ボリュームと立体感のある仕上がりになります。
動きと華やかさが出るので、シンプルなコーディネートに合わせても、ぐっと印象が引き立ちます。巻く範囲が広いため、長さのあるミディアム〜ロングで映えるスタイルです。
STEP1. 全体の毛先を内巻きにワンカールします。先に毛先をそろえておくと、このあとのカールがまとまりやすくなります。
STEP2. 髪を上下のブロックに分け、下の段から内巻きにします。
STEP3. 上の段をとり、外巻きにします。髪を少しずつとって細かく巻くと、ゆるふわな立体感が生まれます。
STEP4. 最後に前髪を上に持ち上げ、後ろに向けてワンカール。根元がふんわり立ち上がり、軽やかな印象に仕上がります。

4. パーマ風ニュアンス

パーマ風ニュアンスは、パーマをかけたようなふんわりとした動きが特徴のスタイルです。顔まわりに動きをつけるように、しっかりとカールをつけるのがポイント。細かく巻き込むことで、自然なニュアンスが生まれます。ある程度の長さがあると、より動きを出しやすいスタイルです。
STEP1. 髪全体を内巻き・外巻き交互に巻いておきます。
STEP2. 頬にかかるサイドの後れ毛を、ゆるく内巻きにします。
STEP3. 前髪を内巻きにワンカールします。はっきりとカールを出したいので、しっかりめに巻くのがポイントです。
STEP4. サイドの前髪を、ゆるく内巻きにします。全体になじませると、こなれたニュアンスに仕上がります。

巻き髪の仕上がりがきれいになる5つのコツ

巻き髪の仕上がりがきれいになる5つのコツ

「巻いてみたものの思うような仕上がりにならない…」という方は、以下で紹介する5つのコツを取り入れてみてください。

  • ● 巻き始める位置を意識する(中間からスタートする)
  • ● 毛束の幅をそろえる
  • ● ゆっくり手首を回す
  • ● 熱が冷めるまで触らない
  • ● スタイリング剤で仕上げる

ちょっとしたポイントを押さえるだけで、同じ巻き方でも仕上がりが変わります。

巻き始める位置を意識する(中間からスタートする)

巻くときは、毛先からではなく髪の中間からヘアアイロンを入れるのがおすすめです。毛先から挟むと、その部分がカクッと折れたような跡になりやすいためです。中間から挟んで毛先へ滑らせるように動かすと、なめらかなカーブが描けます。

毛束の幅をそろえる

一度に巻く毛束の幅は、3cm前後にそろえるのがおすすめです。毛束を多く取りすぎると、熱が髪の内側まで届かず、カールが弱くなったりムラが出たりします。毛束の幅をそろえておくと、カールの大きさが安定し、全体のバランスもきれいに整います。

ゆっくり手首を回す

ヘアアイロンを動かすスピードは、ゆっくりを心がけましょう。速く動かしすぎると熱が十分に伝わらず、せっかく巻いてもカールがすぐにとれてしまいます。毛束1つにつき3~5秒ほどかけて、手首をゆっくり回すイメージで動かすと、カールがしっかりとつきます。

熱が冷めるまで触らない

巻いたあとは、髪が冷めるまで触らないようにしましょう。カールは熱が冷める過程で形が決まるため、温かいうちに触るとせっかくの形がくずれてしまいます。
巻いた毛束を手のひらでそっと支えて冷ます、もしくはそのままおろして自然に冷ますのがおすすめです。冷めてから整えると、カールがきれいに保てます。

スタイリング剤で仕上げる

巻き終えたら、最後にスタイリング剤で仕上げます。仕上げに使うことで、カールの持ちがよくなり、ツヤや動きもプラスできます。
動きを出したいときはヘアバーム、ツヤを出したいときはヘアオイル、形をキープしたいときはヘアスプレーと、目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。

巻き髪でよくある質問

巻き髪づくりについて、よく寄せられる質問をまとめました。ヘアアイロンの選び方や、カールが取れてしまう原因など、はじめての方が気になりやすい疑問にお答えします。

  • Q. カールアイロンの太さは何ミリを選べばいい?
  • Q. 巻いたカールがすぐ取れてしまうのは?
  • Q. ストレートアイロンとカールアイロン、どちらから揃える?
  • Q. 髪への負担をやわらげる使い方は?

Q. カールアイロンの太さは何ミリを選べばいい?

髪の長さと、作りたいカールの大きさで選ぶのが基本です。目安としては、細かい動きを出したいショートなら19mm、扱いやすさ重視のボブなら26mm、ミディアムなら32mm、ロングなら38mm前後が選びやすい太さです。迷ったときは、汎用性が高く幅広い長さに対応しやすい32mmがおすすめです。

Q. 巻いたカールがすぐ取れてしまうのは?

主な原因として、以下の3つが考えられます。

  • ● 髪が乾ききっていない
  • ● ヘアアイロンの温度が低すぎる
  • ● 巻いたあと冷める前に触ってしまう

対策としては、髪をしっかり乾かしてから、髪質に合った温度で巻きます。硬くて太い髪質は140℃~160℃、やわらかくて細い髪やダメージのある髪は120℃~140℃が目安です。
巻いたあとは冷ましてから整えると、カールが取れにくくなります。

Q. ストレートアイロンとカールアイロン、どちらから揃える?

巻き髪を中心に楽しみたいなら、最初の1台はカールアイロンが使いやすいでしょう。
ストレートヘアや外ハネ、波ウェーブなども1台で作りたい場合は、ストレートアイロンから選ぶのも選択肢です。

Q. 髪への負担をやわらげる使い方は?

髪への負担をやわらげるには、まず同じ毛束に何度も繰り返しヘアアイロンを当てないことが大切です。一度で決めるつもりで、丁寧に巻きましょう。
あわせて、ヘアアイロン用のスタイリング剤で熱から髪を守ること、設定温度を高くしすぎないことも効果的です。乾いた髪に短時間で仕上げる意識を持つと、ダメージを抑えやすくなります。

まとめ

巻き髪は、巻く前の下準備と基本の巻き方を押さえることで、はじめての方でもきれいに仕上がります。まずは内巻き・外巻き・ワンカールという3つの基本を覚え、慣れてきたら韓国風ゆる巻きやくびれ巻きなど、スタイル別のアレンジに挑戦してみましょう。
毛先ではなく中間から巻く、毛束の幅をそろえるなど、仕上げにちょっとしたコツを取り入れると、同じ巻き方でも仕上がりがぐっと変わります。最初はうまくいかなくても、巻き始める位置や毛束の幅を意識しながら繰り返すうちに、少しずつ思いどおりのカールがつくれるようになります。お気に入りのスタイルを見つけて、毎日のヘアアレンジを楽しんでください。

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