スカルプブラシとは?役割とシャンプーブラシとの違い
スカルプブラシは、頭皮の洗浄をサポートしたり、心地よく刺激したりする目的でつくられたヘアブラシの総称です。シャンプー時の洗浄を重視したタイプ、頭皮への刺激を重視したタイプ、乾いた髪にも使えるタイプなど、種類はさまざまです。
先端が細いピンや球状の突起になっているなど、頭皮を傷つけにくい設計が多いのも特徴。期待できる働きは製品ごとに異なります。
シャンプーブラシと何が違う?
名前は似ていますが、得意なことが少しずつ違います。
- ● シャンプーブラシ:洗浄がメイン。泡と一緒に使って、頭皮の汚れをすっきり落とすタイプ
- ● スカルプブラシ:洗浄に加えて、頭皮への心地よい刺激まで意識して設計されたタイプ
ただし、両者に明確な線引きはありません。シャンプーブラシでもマッサージ機能を備えた製品があり、メーカーによってはほぼ同じ意味で使うこともあります。
名前だけで選ぶと使い心地が想像と違うこともあるため、気になる製品は商品説明で「洗浄重視」「刺激・マッサージ重視」のどちらかを確かめましょう。
スカルプブラシで期待できる3つの効果・メリット
スカルプブラシは、タイプによって得意なことが異なり、目的に合わせて使い分けられるのが魅力です。期待できる効果は大きく3つに分けられます。
- 1. 頭皮の皮脂や汚れを落としやすくする
- 2. 頭皮をほぐして心地よくリフレッシュできる
- 3. 日々のケアで健やかな頭皮環境を保ちやすくする
それぞれ順番にみていきましょう。
1. 頭皮の皮脂や汚れを落としやすくする
シャンプー用のスカルプブラシは、ピンが髪をかき分けて頭皮に届き、指では洗いにくい部分の洗浄をサポートします。
頭皮は皮脂の分泌が多い部位で、ヘアワックスやヘアスプレーなど油分を含む整髪料も残ると落としにくくなりがちです。こうした汚れを洗いやすくするのも、スカルプブラシのメリットの一つです。
2. 頭皮をほぐして心地よくリフレッシュできる
押し当てて使うタイプなら、頭皮に程よい刺激を与えられます。デスクワークや緊張が続くと頭皮の硬さや張りが気になることもあり、そんなときやさしく当てればリフレッシュできます。
ポイントは力加減で、強く押し込むほど効くわけではありません。「心地よい」と感じる程度の圧を目安にしてください。
3. 日々のケアで健やかな頭皮環境を保ちやすくする
スカルプブラシの魅力は、無理なく続けられることにもあります。毎日のシャンプーに取り入れるだけなので特別な時間は不要で、頭皮を整える習慣として定着させやすいのがメリットです。
ただし、期待しすぎは禁物です。使ったからといって髪質そのものが変わったり薄毛が改善したりするわけではありません。あくまで頭皮環境を整えるケアと捉えておきましょう。
【シーン別】スカルプブラシの効果的な使い方
同じスカルプブラシでも、使うシーンによって活かし方は変わります。ここではバスタイム・就寝前・外出先の3つに分けて紹介します。
動かし方や対応シーンは製品ごとに異なり、乾いた髪に使えないタイプもあるため、はじめて使う前に商品説明や取扱説明書を確認しましょう。
バスタイム|シャンプーの泡をクッションにしてやさしく洗う
髪と頭皮を十分に濡らし、シャンプーを泡立てて頭皮全体になじませます。泡が行き渡ってからスカルプブラシを当てると、泡がクッションとなって摩擦を抑えられます。
動かし方はタイプによって変わり、押し当てるタイプはゆっくり圧をかけ、ピンを通すタイプは生え際から頭頂部へ一方向に小さく動かすのがコツです。同じ場所に刺激が集中しないよう頭皮全体をまんべんなくケアし、最後は泡を残さずしっかりすすぎましょう。
就寝前|頭皮をゆっくりほぐして心地よい刺激を与える
乾いた頭皮に使えるタイプなら、一日の終わりのリラックスタイムにも活躍します。押し当てるタイプは、心地よいと感じる場所に当ててゆっくり圧をかけましょう。
円を描くように動かすと髪がからまることがあるため、この動かし方は製品が推奨する場合に限ります。頭皮用の美容液やオイルと合わせたいときは、スカルプブラシが化粧品に対応しているか事前に確認すると安心です。
外出先・仕事の合間|短時間のリフレッシュに取り入れる
コンパクトで携帯しやすいタイプを選べば、オフィスや外出先でも頭皮ケアができます。パソコン作業が続いたときや気持ちを切り替えたいときにも取り入れやすく、短時間のリフレッシュに向いています。
持ち運ぶなら、ポーチでかさばらないサイズか、カバーの有無もチェックしておきましょう。
自分に合うスカルプブラシの選び方
スカルプブラシは、素材や形状、想定される使い方がさまざまです。合わないものを選ぶと刺激が強すぎたりピンが頭皮に届かなかったりと、使い心地に不満が残ってしまうこともあります。
ここでは確認したい3つのポイントを紹介します。
- 1. 素材や硬さで選ぶ
- 2. 髪質や毛量に合ったピンの長さで選ぶ
- 3. 形状や持ちやすさで選ぶ
1. 素材や硬さで選ぶ
まずは素材に注目しましょう。素材によって、頭皮に伝わる刺激の強さや洗い心地が大きく変わります。代表的な4種類の特徴を、下の表にまとめました。
| 素材 | 特徴・使い心地 | こんな人に |
|---|---|---|
| シリコン |
・弾力がありやわらかい ・使い心地がマイルド |
・やさしく洗いたい初心者 ・敏感肌 |
| ナイロン |
・やわらかさの中に適度な硬さがある ・細いピンが多い |
毛穴の細かい部分まで洗いたい人 |
| 樹脂(ポリプロピレンなど) |
・硬めでしっかりとした洗い心地 ・比較的リーズナブル |
・しっかり洗いたい人 ・コスパ重視の人 |
| エラストマー |
・ゴムのような弾力 ・押し当てると程よい刺激 |
心地よい刺激がほしい人 |
お手入れのしやすさを重視するなら、シリコンやエラストマー製に注目してみましょう。水洗いしやすい製品も多いので、使用後のお手入れ方法とあわせて確認してみてください。
なお刺激の強さは素材だけでなく、ピンの太さ・長さ・先端形状・密度でも変わります。
2. 髪質や毛量に合ったピンの長さで選ぶ
ピンの長さは、髪質と髪の長さの両方から考えると失敗しにくくなります。
- ● 短めのピン:毛量が少ない人、髪がやわらかい人、ショートヘアの人に向いています。髪がからまりにくいのが利点です
- ● 長めのピン:毛量が多い人、髪が硬い人、クセ毛やロングヘアの人に向いています。髪の量が多くても、ピンが頭皮まで届きやすくなります
毛量が多い人が短めのピンを選ぶと、スカルプブラシが髪の表面で止まり頭皮に届きません。
3. 形状や持ちやすさで選ぶ
握りにくいスカルプブラシは、それだけで使うのが億劫になってしまいます。手にフィットする形状のものや、指を通す穴があるタイプなら、濡れた手で使っても滑りにくく安心です。
あわせて、使ったあとのお手入れのしやすさも確認しておきましょう。水切り穴や置き台、フック穴があれば乾かしやすく衛生的に保てます。持ち運ぶなら、コンパクトサイズや薄型などかさばらない形状が便利です。
使う前に知っておきたい!スカルプブラシのデメリットと注意点
手軽に頭皮ケアができるスカルプブラシですが、使い方を誤ると頭皮や髪の負担になってしまいます。強くこすりすぎたり、状態の悪い頭皮に使ったりすると、かえってトラブルを招きかねません。
使い始める前に、2つの注意点を押さえておきましょう。
- ● 力の入れすぎや摩擦が頭皮・髪の負担になる
- ● 頭皮にトラブルがあるときには向かない
力の入れすぎや摩擦が頭皮・髪の負担になる
汚れを落とそうとつい強くこすってしまう人は少なくありません。ゴシゴシと力を入れると頭皮の負担になり、乾燥やかゆみなどのトラブルにつながることがあります。
適切な圧の目安は、頭皮が軽く動く程度です。皮膚の表面をこするのではなく、頭皮ごとやさしく動かすイメージで使ってください。
髪のからまりにも注意が必要です。からまったまま無理に動かすと髪が引っ張られ、切れ毛や頭皮の負担につながります。使う前に髪のからまりをほどき、シャンプー時はしっかり泡立てた泡をクッションにしましょう。
頭皮にトラブルがあるときには向かない
湿疹や炎症、傷、かさぶたなどがあるときは、スカルプブラシの使用を控えてください。刺激が加わることで症状が悪化するおそれがあります。頭皮の状態が落ち着いてから再開しましょう。
敏感肌の人は、短時間・弱い力から試し、使用後に赤みやかゆみが出ていないか様子を見ながら少しずつ慣らすと安心です。
違和感があればその時点で使用を中止し、症状が続くなら自己判断で続けず皮膚科へ相談してください。
スカルプブラシに関するよくある質問
最後に、スカルプブラシについてよく寄せられる3つの疑問にお答えします。購入前の不安や、使い始めてからの迷いを解消するのにお役立てください。
スカルプブラシは本当に効果がありますか?
毛穴の汚れを落としやすくしたり、頭皮を心地よく刺激したりする働きは期待できます。ただし、感じ方には個人差があり、一度使っただけで劇的に変わるものではありません。
期待できる働きは製品ごとに異なり、洗浄重視タイプと刺激重視タイプでは使用感も変わります。目的に合ったタイプを選び、無理のない範囲で続けてみてください。
毎日使っても大丈夫ですか?
推奨される使用頻度や1回あたりの使用時間は製品によって違うため、まずは商品説明や取扱説明書を確認してください。毎日使えるタイプであっても、力を入れすぎたり長時間使い続けたりするのは避けましょう。
頭皮にかゆみや赤みなどの異常が出たときは、使用する頻度を減らすか、いったん中止します。炎症や傷があるあいだは、症状が治まるまで使わないでください。
乾いた髪にも使えますか?
対応するシーンは製品によって異なります。シャンプー時専用、乾いた髪用、両対応があるため、購入前にパッケージや商品説明で確かめましょう。
用途が違うスカルプブラシを兼用すると、頭皮や髪のトラブルにつながることがあります。また、人工毛やエクステ、ウィッグに使えない製品もあるので、あわせてチェックしてください。
自分に合ったスカルプブラシで、心地よい頭皮ケアを始めよう
スカルプブラシは、毎日のシャンプーや一息つきたい時間に取り入れるだけで、頭皮を心地よくケアできるアイテムです。特別な手順は不要で、目的に合った1本を選び、心地よい圧でやさしく使うのが基本です。
選ぶときは、素材と硬さ、髪質に合ったピンの長さ、握りやすさの3点を確認しましょう。使うときは、力を入れすぎないこと、頭皮にトラブルがあるときは休むことを忘れずに。
目的や使うシーンに合ったスカルプブラシを見つけて、毎日のヘアケアに役立ててみてください。
リファハートブラシフォースカルプ
頭皮のコリを、程よい圧で、押しほぐす。ドライヘアにもシャンプーにも。
※本商品を押し当てて使用しているときの効果
¥2,970[税込]
商品詳細はこちら
リファイオンケアブラシ
頭皮の汚れを毛穴ブラッシングですっきり洗う。
¥6,050[税込]
商品詳細はこちら