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  • 髪を洗う理想の頻度は?目安と自分に合った回数の見極め方を解説!

髪を洗う頻度はどれくらいが理想?

髪を洗う頻度はどれくらいが理想?

2日に1回の頻度で髪を洗う方もいますが、毎日髪を洗う方のほうが比較的多いと思います。しかし、「毎日必ず洗髪したほうが良い」とは一概には言えません。髪を洗う頻度は人それぞれ異なりますが、適切な洗髪頻度を知ることで、髪や頭皮を健康的に維持できるでしょう。ここでは、季節や頭皮の状態に合わせた最適な洗髪頻度を紹介します。

髪を洗う回数は1日1回が理想

髪を洗う頻度は基本的に1日1回が理想です。これより少ないと、頭皮の皮脂の汚れが蓄積しやすくなるため、臭いやフケ、かゆみなどのトラブルが引き起こされることがあります。また、皮脂をきちんと洗い流さないと、酸化や雑菌の繁殖が進み、イヤな臭いが発生しやすくなるでしょう。
一方、1日に2回以上洗うと、頭皮に必要な皮脂や栄養を洗い流してしまい、毛根に負担がかかり、頭皮が乾燥しやすくなります。頭皮が乾燥すると肌のバリア機能低下を補うために、皮脂の分泌が過剰になり、毛穴のつまりが髪の成長を妨げる可能性があります。
もし、頭皮の乾燥が気になる場合は、「湯シャン」がおすすめです。湯シャンとは、シャンプーを使用せずに、ぬるま湯だけで髪を洗う方法のことです。
湯シャンだけでも、頭皮全体の70%の汚れを落とすといわれているため、乾燥が気になる場合やシャンプーの刺激に弱い方は取り入れてみても良いでしょう。
ただし、シャンプーを使っても汚れが落ちていないと感じる際は、再び湯シャンをするのではなく、洗浄力が高めなシャンプー剤を選ぶのがおすすめです。1日1回のシャンプーでも、頭皮の状態に合ったシャンプーを使用すれば汚れや皮脂を落とすことができます。

頭皮の状態や季節に応じて洗髪の頻度を調整

乾燥により頭皮にフケが出やすい人は、2日に1回など洗髪の頻度を落とすことを検討しても良いでしょう。日本人の多くは乾燥肌傾向にあり、頭皮の皮脂分泌量も少ないことから、2日に1回の洗髪が適している場合もあります。特に髪のパサつきや頭皮の乾燥が気になる方は、洗髪頻度を調整すると良いでしょう。
また、季節に応じて頻度を変えるのもおすすめです。汗や皮脂が気になる夏は、毎日洗髪することが望ましいですが、乾燥する冬場は、頭皮の状態に応じて2日に1回など柔軟に調整してみましょう。
髪質による頻度の見直しも大切です。髪が細く乾燥しやすい方は、毎日シャンプーするとパサつきやボリューム不足を招く可能性があります。このような場合は、2日に1回の頻度に抑えることで、自然な髪のうるおいを維持しやすくなります。
ただし、乾燥肌の方や髪が細い方でもホコリや臭いなどは髪についてしまうので、シャンプーは使わずに、軽くお湯で流すことが推奨されます。また、スタイリング剤を使用している場合も注意が必要です。油分が多く含まれているスタイリング剤の場合、シャンプーを使って洗髪をしないと落ちにくいことがあります。
自分の頭皮状態をよく観察し、最適な洗髪頻度を見つけることが美しい髪を保つ秘訣といえます。以下は頭皮タイプ別の特徴です。ご自身の頭皮がどのタイプなのか確認したうえで、髪を洗う頻度を見直しましょう。

頭皮タイプ 特徴
乾燥肌

・肩に細かいフケが落ちてくる

・頭皮にピリピリとしたかゆみがある

脂性肌

・前髪や分け目がベタついて、毛束になる

髪を洗う頻度は毎日が理想!4つのメリットとは

髪を洗う頻度は毎日が理想!4つのメリットとは

毎日の洗髪習慣にはメリットが多く、髪と頭皮の健康を保つだけでなく、心理面にもポジティブな効果をもたらすことがあります。ここでは、毎日髪を洗う習慣のメリットを紹介します。あなたの洗髪習慣を見直すきっかけになるでしょう。

頭皮の汚れが落ちて清潔に保てる

頭皮を毎日洗うことで、日々の皮脂やホコリなどが落とせるため、清潔な状態に保てます。頭皮の皮脂分泌量は額の約2.5倍といわれており、毛穴につまると、頭皮環境が悪化する原因となります。
清潔な頭皮は健康な髪の成長を促進し、フケやかゆみなどのトラブルも予防することが可能です。
また、毎日適切な方法で洗髪し、頭皮マッサージを取り入れることで頭皮の血行が促進され、効果的に頭皮環境を整えられるでしょう。

頭皮のイヤな臭いを抑えられる

頭皮のイヤな臭いは、洗い残しの皮脂の酸化により起きるため、毎日髪を洗うことで臭いを抑えられます。
特に暑い季節や運動後は汗と皮脂が混ざり合い、臭いが強くなる傾向があります。また、スタイリング剤や整髪料を使用している場合はきちんとシャンプーで洗い流さないと成分が残り、臭いの原因になることがあるため、毎日髪を洗うのが望ましいでしょう。
清潔な頭皮を保つことで周囲に不快感を与える心配がなく、快適に過ごせるのは社会生活においても大きなメリットです。

ハリやコシのある健康的な髪を維持できる

1日1回洗髪することで、髪が健やかに育ち、ハリやコシが出やすくなります。しかし、洗髪が不十分だと皮脂や汚れが毛穴につまってしまい、湿疹や炎症が起こりやすくなって頭皮環境が悪化します。その結果、毛根がダメージを受け、髪の健康や成長を妨げることにつながりかねません。
また、過剰な皮脂が髪に付着すると、髪が重くなり、ボリュームも出にくくなります。さらに、頭皮の炎症がつづくとキューティクル(髪の表面を守る表皮)の形成にも悪影響を与え、髪のハリやコシが低下しやすくなるのです。
頭皮のニキビや湿疹などの炎症を防ぐためにも、毎日洗髪して清潔な状態を保つことで、髪本来の軽やかさや健康を維持できるでしょう。

気分をリフレッシュできる効果がある

毎日の洗髪は、体だけでなく心のリフレッシュにもつながります。特に1日の終わりに洗髪すると、頭皮のベタつきが軽減されて、気分もすっきりするでしょう。
ぬるめのお湯で頭皮を優しくマッサージするように洗うと、頭皮の血行が促進され、たまった疲れや緊張感をほぐし、心地良い眠りにつながることもあります。香りの良いシャンプーを使用すれば、アロマセラピー効果も期待できます。
また、清潔感は自己肯定感にもつながります。さっぱりとした頭皮と髪は、気持ちを前向きにし、毎日のパフォーマンスにも良い影響を与えるでしょう。

髪を洗う頻度を減らすとどうなる?デメリットについて

髪を洗う頻度を減らすとどうなる?デメリットについて

頭皮は特に皮脂腺が多く、日々のケアが欠かせない部位です。洗髪頻度を極端に減らすとどのような影響があるのでしょうか。洗髪を怠ることで起こりうるトラブルを知りましょう。

頭皮にフケやニキビなどの皮膚トラブルが発生しやすくなる

髪を洗う回数を減らすことで、皮脂やスタイリング剤が落ちずに頭皮に蓄積し、雑菌が繁殖してフケやニキビ、かゆみが発生しやすくなります。これらの汚れは自然に落ちるものではありません。特に油性の汚れの場合は、シャンプーに含まれる界面活性剤の力を借りて洗い流す必要があります。
また、就寝時に頭皮に汚れが残った状態のままだと、枕を介して顔などにスタイリング剤が付着し、ニキビなどの肌荒れを起こすことも考えられるでしょう。適切な頻度での洗髪は、これらの皮膚トラブルを予防する基本的なケアといえます。

髪のベタつきや臭いによって清潔感がないように見える

髪を洗う回数が減ると皮脂が頭皮にたまり、髪がベタついて見えることで清潔感に欠ける印象を与える可能性があります。
特に前髪や頭頂部は額に近いため、皮脂の影響を受けやすく、ベタつきが目立ちやすい場所です。さらに、脂っぽさによって髪のボリュームが失われ、ヘアスタイルも台無しになるでしょう。
また、髪に付着した皮脂は時間の経過とともに酸化し、臭いの原因となります。この臭いは自分では気づきにくいため、知らないうちに周囲に不快感を与える可能性があります。
社会生活において清潔感は重要であり、自分自身の印象にもつながるため、髪を清潔に保つことが大切です。

【おすすめの洗髪回数】髪を洗う頻度を決めるポイント

【おすすめの洗髪回数】髪を洗う頻度を決めるポイント

理想的な洗髪頻度は一人ひとり異なります。あなたの生活習慣や髪質に合った最適な洗髪サイクルを見つけることが、健やかな頭皮と美しい髪を維持するためには重要です。ここからは、自分に合った洗髪頻度を見極めるためのポイントを見ていきましょう。

ライフスタイル

最適な洗髪頻度を決める重要な要素の1つとして、日々のライフスタイルがあります。毎日髪が汚れる環境にいる人や運動で汗をかく人は、1日1回の洗髪がおすすめです。
特に夏場や湿度の高い時期は、頭皮まで汗をかきやすいため、毎日の洗髪が望ましいです。一方、室内での活動が中心の方は、頭皮の状態(フケやかゆみ)に合わせて洗髪頻度を調整できる可能性があります。例えば、デスクワークが中心の方は汗をかく機会が少ないため、毎日の洗髪が必須とは限りません。

スタイリング剤の使用有無

毎日スタイリング剤(ワックスやヘアスプレーなど)を使う方は、1日1回の洗髪がおすすめです。
特にヘアバームやワックスなどのスタイリング剤はお湯だけでは落ちにくく、シャンプーの洗浄成分が必要です。スタイリング剤を使用した後にそのままにしておくと、毛穴がつまり、皮脂が十分に分泌されず、頭皮環境が悪化する可能性があります。頭皮環境が悪化すると、炎症や薄毛の原因につながります。
一方、スタイリング剤をほとんど使わない方は、頭皮の状態を見ながら洗髪頻度を調整できるでしょう。

頭皮のタイプ

頭皮のタイプによっても最適な洗髪頻度は変わります。頭皮には脂性肌や乾燥肌などといったタイプがありますが、それぞれの最適な洗髪回数と見分け方を以下の表で紹介します。

頭皮タイプ 理想の洗髪回数 頭皮のタイプの診断方法
脂性肌 1日に1回

・髪がぺたんこになりやすい

・髪の根元が脂っぽくベタついている

乾燥肌 2日に1回

・フケが出る

・頭皮がかゆくなる

混合肌 1日に1回

・根元はベタついているが、毛先は乾燥している

脂性肌の方は皮脂の分泌が活発なため、1日1回の洗髪が適していることが多い傾向です。皮脂が過剰に分泌されて蓄積すると、ベタつきや臭いの原因となるだけでなく、頭皮トラブルを引き起こす可能性もあります。
一方、乾燥肌の方は皮脂の分泌が少ないため、毎日のシャンプーで必要な皮脂まで落としてしまうと、かえって頭皮の乾燥を悪化させる可能性があります。そのため、2日に1回程度の洗髪が適している場合もあるでしょう。
混合肌の方は、頭頂部は脂っぽいのに毛先が乾燥しているといった状態です。このタイプの方は、洗浄力の優しいシャンプーを使ったケアがおすすめです。

髪を洗う頻度以外に健康的な頭皮を保つ6つのコツ

髪を洗う頻度以外に健康的な頭皮を保つ6つのコツ

適切な洗髪頻度を守ることは大切ですが、それだけでは頭皮と髪の健康を完全にサポートできません。洗い方から日常の生活習慣など、毎日のケアが頭皮環境に大きく影響します。ここでは髪を洗う頻度だけでなく、頭皮の健康を保つための実践的なコツをご紹介します。日々の習慣に取り入れて、根本から髪の悩みを解決しましょう。

髪や頭皮に合ったシャンプーを使う

健康な頭皮環境を維持するためには、自分の頭皮タイプに合ったシャンプー選びが重要です。頭皮の状態ごとに適したシャンプータイプは以下の通りです。

シャンプーの種類 特徴 頭皮のタイプ
アミノ酸系

・タンパク質を構成した成分

・刺激が少ない

・マイルドな洗浄力

敏感肌、混合肌
高級アルコール系

・石油系の界面活性剤を使用

・地肌をさっぱりと洗いあげる

・洗浄力が強い

脂性肌
石けん系

・天然由来の界面活性剤を配合している

・刺激が少ない

・洗浄力が強い

敏感肌、混合肌

上記を参考にしながら、ご自身の頭皮の状態に合わせてシャンプーを選びましょう。

正しい方法で髪を洗う

適切なシャンプーを使用していたとしても、洗い方が間違っていれば頭皮トラブルの原因になる可能性があります。下記を参考に、正しい洗髪方法を覚えておきましょう。

髪を洗う順番 ポイント

1.髪のからまりをほぐす

・コームやブラシで毛のもつれをほぐし、髪の汚れを浮かせる

2.ぬるま湯で予洗いする

・ぬるま湯で髪と頭皮を予洗いして汚れを落とす

・目安は1〜2分ほど

3.シャンプーを手のひらに伸ばす

・ショートの場合のシャンプーの量:目安100円玉1個分(もしくはポンプで半プッシュ)

・ミディアムの場合のシャンプーの量:目安500円玉1個分(もしくはポンプで1プッシュ)

・ロングの場合のシャンプーの量:目安500円玉2個分(もしくはポンプで2プッシュ)

・洗い忘れがないようにできるだけ後頭部からつける

4.頭皮を指の腹で優しく洗う

・手のひら全体で耳上から頭皮ごと動かしながらマッサージするように洗う

・頭頂部は皮脂が残りやすいため、指の腹で左右から寄せるように優しく洗う

5.しっかりすすぐ

・洗い残しは肌トラブルの原因になるためシャワーの角度を変えながら1分ほどしっかり洗い流す

・耳の後ろや毛量の多い後頭部は念入りにすすぐ

生活習慣を見直す

バランスの取れた食事や十分な睡眠は、健康な頭皮環境を維持するための基本です。特にタンパク質は髪の主成分であるケラチンの材料となるため、魚や肉、大豆製品などを積極的に取りましょう。
ストレスも頭皮環境に悪影響を与えます。ストレスがたまるとホルモンバランスが崩れるとともに、皮脂が過剰に分泌されます。また、睡眠不足により、自律神経が乱れて頭皮環境が悪化することもあるため、22時〜2時のゴールデンタイムにはできるだけ就寝しましょう。

洗浄力が高いシャワーヘッドに替える

通常のシャワーヘッドでは落としきれない汚れや残留物がある場合、洗浄力が高いシャワーヘッドへの交換も検討してみましょう。
微細な泡を発生させるタイプのシャワーヘッドは、毛穴の奥の汚れまで浮かせて洗い流す効果があり、シャンプーの泡立ちや洗浄力も向上させます。
また、浄水機能付きのシャワーヘッドを使用すれば、水道水に含まれている残留塩素が低減され、頭皮や髪への負担も軽減できるでしょう。

頭皮マッサージを行う

頭皮マッサージには血行促進効果があり、髪に必要な栄養素が行き渡りやすくなるため、健康な状態を保つことができるでしょう。さらに頭皮を柔らかくすることによって、髪をつくる組織である毛包の角度が上がり、根元から毛が立ち上がりやすくなります。健康的な頭皮を保つ頭皮マッサージの方法は以下の通りです。

マッサージの手順 ポイント

1.頭皮全体をほぐす

手のひらを使って、頭の横、耳の後ろ〜首、額の生え際、頭頂部をほぐす

2.頭頂部周囲をほぐす

人差し指・中指・薬指の3本を使って額の生え際〜頭頂部を引き上げるようにもみほぐす

3.頭頂部のツボを押す

両手の指先を使って、頭の中央にかけて「気持ちいい」と感じる箇所を3秒間押して離すを繰り返す

上記のマッサージは強い力でこすらず、頭皮をほぐすイメージで行うことがポイントです。1回あたり3〜5分程度、入浴時や就寝前などに取り入れると良いでしょう。
以下の記事では、頭皮マッサージに関して洗髪時や朝のメイク前などのタイミング別で、より詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてください。
頭皮マッサージについての解説はこちら

紫外線や乾燥対策を行う

頭皮も顔の皮膚と同様に、紫外線や乾燥によるダメージを受けます。頭皮が日焼けしたり乾燥したりすると、フケやかゆみの原因になることがあります。
夏場は強い紫外線から頭皮を守るために、帽子や日傘を活用しましょう。頭皮・髪用の日焼け止めスプレーやUVカット成分配合のヘアミストなども市販されています。一方、冬場は暖房器具によって、頭皮が乾燥しやすくなるため、洗浄力の弱いシャンプーを使ったり、頭皮専用の保湿ローションを使用したりするのがおすすめです。

まとめ

まとめ

髪を洗う頻度は、人それぞれ異なりますが、脂性肌タイプや夏の季節は1日1回洗髪することがおすすめです。
一方、乾燥肌タイプや冬場に髪のパサつきが気になる方は、2日に1回など、洗髪回数を調整するのも良いでしょう。
頭皮の環境を整えるためには、洗髪する頻度も重要ですが、日々のケアも欠かせません。生活習慣やシャンプーの見直し、洗い方など、すぐにでも始められるケアもあるため、当記事を参考に健やかな髪を目指していきましょう。

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