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  • 剛毛に悩む人必見!剛毛でもまとまる髪型や髪をやわらかくするヘアケア方法を徹底解説

そもそも剛毛・軟毛とは

そもそも剛毛・軟毛とは

髪の質は大きく「剛毛」と「軟毛」の2つに分けられますが、これらの違いを理解することで、自分の髪に合ったヘアケア方法やスタイリングが見えてきます。
それぞれの特徴を知り、髪質に合わせたヘアケアを行うことが、美しい髪を保つために重要です。以下では、剛毛と軟毛の違いを表にまとめてみました。

剛毛 軟毛
太さ 太い 細い
硬さ・ハリ・コシ 髪が硬く、ハリ・コシが強い 髪がやわらかく、ハリ・コシが弱い
手触り パサつきやゴワつきを感じやすい スルスルとなめらか
ボリューム ボリュームがあり広がりやすい ボリュームは控えめでペタッとしやすい
スタイリング カールや動きをつけにくいが、一度セットすると長持ちしやすい
重力で髪がヘタりにくい
カールや動きをつけやすいが、長持ちしにくい
重力で髪がヘタりやすい
ダメージ耐性 強い 弱い

ここからは、剛毛と軟毛の特徴についてそれぞれ詳しく解説します。自分の髪質がどちらに当てはまるか、確認してみてください。

剛毛の特徴

剛毛とは丈夫な硬さがある髪質を指し、具体的に以下のような特徴が見られます。

  • ●髪1本1本が太く、ボリュームが出やすい
  • ●キューティクルに隙間がなく、層も厚い
  • ●ハリ・コシがあるため、髪が根元からしっかりと立ち上がりやすい

剛毛はハリ・コシが強いため健康的で美しい髪に見られやすく、熱や紫外線などの外的ダメージに強い傾向があります。しかし、髪の広がりやゴワつきも感じやすいため、スタイリングが難しいのがデメリットです。
また、剛毛のなかでも、髪のクセの有無によって特徴が少し異なります。剛毛でクセ毛の場合は髪がうねったりハネたりしやすく、手触りもザラつくため、より髪の扱いにくさを感じやすくなります。
一方、剛毛で直毛の場合は、髪にしっかりとしたハリ・コシがあるため、全体的に広がりやすくなります。また、ヘアアイロンやスタイリング剤を使っても、カールをつけるのが難しく感じることもあるでしょう。

軟毛の特徴

軟毛とはやわらかい髪質のことを指し、下記のように剛毛とは対照的な特徴を持っています。

  • ●髪1本1本が細く、ハリ・コシが弱い
  • ●枝毛や切れ毛が発生しやすくダメージに弱い
  • ●キューティクルやメラニン色素が少ない

軟毛は手触りがなめらかなので、ふんわりとやわらかな印象をつくりやすいです。カールや動きもつけやすいため、剛毛よりもスタイリングが楽で、思い通りのヘアスタイルを作りやすいのも特徴の一つです。
一方で、軟毛はハリ・コシが弱く、形状を保とうとする力が弱いため、ボリュームを出してもヘタったり、セットしたヘアスタイルが崩れたりしやすい髪質です。
また、軟毛はキューティクルの層が薄いため、熱や紫外線などの外的ダメージを負いやすく、切れ毛や枝毛になりやすいという性質もあります。

剛毛と軟毛を見分ける方法

自分の髪質が剛毛か軟毛かどうかは、以下のセルフチェック方法で簡単に見分けられます。

見分け方 剛毛 軟毛
乾いた髪を10秒程度軽く指に巻きつけて離す 跡が残らず、まっすぐに戻る カール状態がキープされる
髪の根元をギュっと爪で折ってから離す すぐ元に戻る そのままヘタる。もしくは、ゆっくり戻るが完全には戻らない
濡らした髪を引っ張る 切れる 切れずに伸びる
手触り ゴワゴワしている ツルツルしている

自分の髪質が分からない場合はぜひ試してみてくださいね。

剛毛になる原因

剛毛になる原因

髪質が剛毛になる原因としては、主に以下の4つが挙げられます。

  • ●遺伝による影響
  • ●ホルモンバランスの影響
  • ●生活習慣や食生活の乱れ

ここからは、それぞれの原因について1つずつ詳しく解説していきます。

遺伝による影響

小さいころからもともと剛毛だった場合は、生まれ持った遺伝的要素によって剛毛である可能性が高いです。髪の太さや量、クセ、髪色など、基本的な髪質の特徴は親や祖父母からの遺伝の影響を受けやすいといわれています。
そのため、親が剛毛なら子供も剛毛、親が軟毛なら子供も軟毛になりやすい傾向があります。

ホルモンバランスの影響

加齢や偏った食生活、睡眠不足などによってホルモンバランスが乱れると、元々剛毛ではなかった人も髪1本1本が硬く、ゴワついたように感じられる場合もあります。
女性の場合は、生理や妊娠、出産、更年期などでホルモンバランスが変動するため、それに伴って髪質が変化することが多いです。
しかし、多くの場合は一時的なものであるため、ホルモンバランスの乱れが落ち着けばゴワつきも軽減されるのが一般的です。

生活習慣や食生活の乱れ

肉類や卵類、乳製品など、タンパク質が豊富な食事を取り過ぎると、髪の内部にある「コルテックス」という組織が太くなり、髪が硬くなるケースもあります。
また、運動不足や過剰なストレス、喫煙習慣も血行不良を引き起こすため、髪に十分な栄養が行きわたらなくなります。その結果、髪のコンディションが悪くなり、剛毛につながる可能性もあるのです。

剛毛の強み

剛毛の強み

剛毛で髪のゴワつきや広がりやすさに悩んでいる人もいるかもしれませんが、実は剛毛ならではの強みがいくつかあります。

  • ●外的ダメージに強く髪が傷みにくい
  • ●ハリ・コシがありヘアスタイルが長持ちしやすい
  • ●年齢を重ねても髪のボリューム感をキープしやすい

ここからは、それぞれの強みについて1つずつ詳しく解説していきます。

外的ダメージに強く髪が傷みにくい

剛毛は髪表面のキューティクルに隙間がなく、層も厚いのが特徴です。紫外線や乾燥などの外的ダメージを受けてもキューティクルが傷みにくく、髪内部のコルテックスを守ってくれます。
そのため、美容室の強い薬剤を使う施術やヘアアイロンを繰り返していても髪全体が傷みにくいです。ヘアアイロンを使ったスタイリングやブリーチなどにも挑戦しやすいため、ヘアアレンジが好きな人にとっては大きな強みになるでしょう。

ハリ・コシがありヘアスタイルが長持ちしやすい

剛毛は髪1本1本にハリ・コシがあり、形状をキープする力が強いのが特徴です。
そのため、ヘアアイロンやスタイリング剤を適切に使用すれば一度セットしたヘアスタイルが長持ちしやすく、ボリュームのあるヘアスタイルも簡単に作りやすいことが剛毛の強みです。
毛量が多いタイプであれば、顔まわりにボリュームを出すこともできるため、ヘアアレンジいよる小顔効果も期待できるでしょう。

年齢を重ねても髪のボリューム感をキープしやすい

年齢を重ねると髪のハリ・コシが失われていき、髪が細くなる傾向があります。しかし、剛毛の人は髪が硬く丈夫であるため、年齢を重ねてもハリ・コシが失われにくく、ある程度のボリューム感をキープしやすいです。

剛毛のよくあるお悩み

剛毛のよくあるお悩み

剛毛はダメージに強く、ヘアスタイルが長持ちしやすいといった強みがある一方で、以下のようなお悩みも抱えやすいです。

  • ●髪が広がりやすく、ゴワついてまとまりにくい
  • ●カラーやパーマがかかりにくい
  • ●スタイリングが難しい

ここからは、それぞれのお悩みについて1つずつ詳しく解説していきます。

髪が広がりやすく、ゴワついてまとまりにくい

剛毛は髪1本1本が太く硬いため、髪が広がりやすく、ゴワついてまとまりにくいというお悩みを感じやすいです。特に雨の日や湿度の高い日は、髪の広がりやうねり、ゴワつきが増す傾向があります。
ハリ・コシのある剛毛は一見髪がうるおっているように見えても、実は髪内部の水分バランスが不安定で、部分的に乾燥している場合もあります。
乾燥している部分は湿気を過剰に吸収しようとする特性を持っているため、湿気が多い環境だと乾燥部分が膨張してさらに広がりやすく、ゴワつきやすくなるのです。

カラーやパーマがかかりにくい

剛毛はキューティクルの層が厚いため、カラーやパーマの薬剤が髪内部に浸透しにくく、薬剤を通常よりも長めに放置する必要があります。
また、日本人の髪は赤みや黄みのメラニン色素を多く含んでおり、剛毛はその傾向が強いケースが多いです。そのため、寒色系のカラーで染めても赤みや黄みが残ってしまい、思い通りに発色させるのが難しいとされています。
特にアッシュ系やグレー系、マット系などの寒色系のカラーは染まりづらい場合があります。

スタイリングが難しい

剛毛は髪が丈夫で硬く、熱やパーマ剤などによるダメージに強いため、ヘアアイロンなどでスタイリングしても思い通りの形が作れず、時間がかかってしまうことが多いです。
剛毛はもともと広がりやすい髪質であるため、スタイリングをするとかえってボリュームが出すぎてしまう場合もあります。
また、剛毛は髪の硬さや量によりワックスなどがなじみにくいため、まとめ髪や動きのあるヘアアレンジが難しいと感じる人も少なくありません。

気になる髪の広がりに!自宅でできる剛毛のヘアケア&お悩み解消方法

気になる髪の広がりに!自宅でできる剛毛のヘアケア&お悩み解消方法

剛毛はゴワついてまとまりにくい髪質のため、スタイリングにお悩みを持つ方も多いでしょう。元々の髪質だから仕方ないと諦めている方もいるかもしれませんが、適切なヘアケアを行えばやわらかくスタイリングしやすい髪に近づけることも可能です。
自宅でできる剛毛のヘアケア&スタイリングのお悩み解消方法としては、主に以下の5つが挙げられます。

  • ●シャンプーやトリートメントを見直す
  • ●ドライヤーのかけ方を見直す
  • ●ヘアオイルやヘアミルクで保湿する
  • ●ヘアアイロンは髪を少量ずつ取って通す
  • ●キープ力があるスタイリング剤を使用する

ここからは、1つずつ詳しく解説していくので、ヘアケア方法を見直しながら、お悩みを解消しましょう。

シャンプーやトリートメントを見直す

剛毛をやわらかい髪に見せるには、まず使用するシャンプーやトリートメントを見直してみましょう。シャンプーは、アミノ酸系や植物由来のオイル成分が含まれているものを選ぶのがおすすめです。
アミノ酸系は洗浄成分がマイルドで刺激が少なく、髪がしっとりとした仕上がりになるため、広がりやゴワつきを軽減できます。また、植物由来のオイル成分は優れた保湿力で髪にうるおいを閉じ込めてくれるだけでなく、髪をしなやかに整えてやわらかくしてくれる効果もあります。
そのため、髪がまとまりやすくなり、スタイリング時に動きや毛束感もつけやすくなるでしょう。アミノ酸系シャンプーによく使われる成分や、植物由来のオイルについて、詳細は以下の通りです。

アミノ酸系 ココイルグルタミン酸Na
ココイルグルタミン酸TEA
ラウロイルグルタミン酸Na
ラウロイルグルタミン酸TEA
ミリストイルグルタミン酸Na
植物由来のオイル アルガンオイル
ホホバオイル
シアバター
ツバキ油
ココナッツオイル
ヒマワリ種子油

せっけん系の成分を含むシャンプーは洗浄力が強く、摩擦や乾燥によってさらに広がりやゴワつきが増してしまうため、剛毛の人にはおすすめできません。
シャンプー後はテクスチャーが少し重めのトリートメントを使用し、水分と油分を髪に与えることでうるおいのあるやわらかな髪に仕上げやすくなります。

ドライヤーのかけ方を見直す

剛毛をやわらかくするためには、下記のような正しい方法でドライヤーをかけることを心掛けましょう。

  1. 1. タオルドライを徹底する
  2. 2. 乾きにくい根元からドライヤーをかける
  3. 3. 髪の中間~毛先を乾かす
  4. 4. 髪全体を完全に乾かす
  5. 5. ドライヤーの冷風で仕上げる

ドライヤーを長時間あてると、水分が過度に蒸発し、髪の広がりやゴワつきが増してしまう要因になります。ドライヤーの時間を短縮し、熱によるダメージを抑えるためにも、まずはドライヤーをあてる前にタオルドライを行いましょう。
タオルドライをする際、タオルでゴシゴシ拭くと髪が傷んでしまうため、髪を挟んでポンポンとやさしくたたくようにして水分を吸収していきます。タオルドライである程度水分を取りのぞいたら、乾きにくい根元からドライヤーで乾かしていきましょう。
ドライヤーの温度が高すぎると髪の水分が蒸発し、乾燥して硬くなってしまうため、60℃以下のやや低温の温風で乾かしてください。ドライヤーの風は上から下にあてるようにすることで、キューティクルの流れが整い、髪がまとまりやすくなります。

ヘアオイルやヘアミルクで保湿する

剛毛をやわらかい髪質に導くためには、ヘアオイルやヘアミルクでしっかりと保湿するようにしましょう。剛毛の人はキューティクルの層が厚いため、内側の水分を補ってあげることで、しなやかでやわらかな髪に仕上げやすくなります。
そのため、アウトバストリートメントを使用すると良いでしょう。アウトバストリートメントのアイテムにも種類がありますが、使用する際はヘアミスト→ヘアミルク→ヘアオイルの順番がおすすめです。
まず、水分量の多いヘアミストを髪になじませて保湿成分を浸透しやすくします。次にヘアミルクで水分や油分を補給し、最後にヘアオイルで水分や油分を閉じ込めることで、効率的に水分や栄養分を髪内部に与え、しなやかでやわらかな髪質をキープすることができます。

ヘアアイロンは髪を少量ずつ取って通す

ヘアアイロンを使ってスタイリングする場合は、髪を少量ずつ取って通すようにしましょう。剛毛は熱が伝わりにくいため、一度に大量の髪を取ってヘアアイロンをあてると思ったようにスタイリングできず、同じ箇所に何度もヘアアイロンをあててしまうことがあります。
同じ箇所に繰り返しヘアアイロンをあてると熱によるダメージでキューティクルが傷つき、結果として切れ毛や枝毛などの原因につながってしまいます。髪を少量ずつ取ってヘアアイロンをあてるようにすれば、熱が髪に伝わって形がつきやすくなり、ダメージも軽減できるでしょう。

キープ力があるスタイリング剤を使用する

剛毛の人がヘアセットをする際は、ハードワックスやハードスプレーなどキープ力のあるスタイリング剤を使用しましょう。前述のとおり、剛毛は髪の構造がしっかりしているため、元の形状に戻ろうとする力が強いですが、ヘアアイロンやセット力の高いスタイリング剤を使えばヘアスタイルが長持ちしやすくなります。
また、ファイバーワックスのように油分が多いタイプのものを使用すれば、髪がしっとりとしてまとまりやすく、広がりやゴワつきを抑える効果が期待できます。

美容室でできる剛毛のヘアケア&お悩み解消方法

美容室でできる剛毛のヘアケア&お悩み解消方法

自宅でヘアケアをしても剛毛の悩みが解消されない場合は、美容室で専門的なヘアケアを受けることも検討してみましょう。美容室でできる剛毛のヘアケア&お悩み解消方法としては、主に以下の4つが挙げられます。

  • ●髪をすいて量を減らす
  • ●縮毛矯正をうける
  • ●パーマでやわらかい印象にする
  • ●明るいカラーでやわらかい印象にする

ここからは、美容室で解決する方法について1つずつ詳しく解説していきます。

髪をすいて量を減らす

剛毛でボリュームが気になる場合は、髪をすいて量を減らすのが効果的です。量を減らすことで髪の広がりが抑えられ、まとまりやすいヘアスタイルに仕上がりやすくなります。髪が扱いやすくなる上にドライヤーで乾かす時間も短縮し、日々のスタイリングが楽になるでしょう。
また、剛毛は見た目が重く、やぼったい印象を与えやすいため、髪をすいてもらうことで全体的に軽やかな印象を与えられます。
ただし、髪をすき過ぎてしまうとパサついて見えたり、短い髪が膨らんでボリュームアップにつながったりすることもあるため、経験豊富で信頼できる美容師とよく相談して決めましょう。

縮毛矯正をうける

ボリュームダウンや髪質改善を希望する人は、縮毛矯正を受けるのが効果的です。剛毛でクセ毛の場合は、縮毛矯正をかけることで広がりやうねりが軽減し、まとまりやすい髪に仕上がりやすくなります。
ただし、剛毛の人が縮毛矯正をかけると、薬剤の種類によっては髪が不自然なストレートになる可能性があります。また、アルカリ性の薬剤は髪への負担が大きく、ダメージにつながる場合もあります。
そのため、剛毛の人は髪への負担が少なく自然なストレートに仕上がる弱酸性の薬剤を使用した縮毛矯正がおすすめです。

髪質改善トリートメントは剛毛の人には向かないケースもある

髪質改善トリートメントとは、薬剤を使用して毛髪内の乱れた結合を修復する施術方法です。髪内部が補強されることで髪が丈夫になり、広がりやうねりなどの改善に期待できるため、パーマやカラーなどによるダメージを受けた髪に効果的です。
しかし、健康的でハリ・コシのある剛毛に髪質改善トリートメントを施すと、薬剤の種類によっては髪が硬くなってしなやかさが失われ、期待する効果が表れない可能性があります。
また、髪質改善トリートメントはボリュームを減らしたり縮毛矯正のように強いクセをストレートにしたりする効果がないため、クセが強く毛量の多い剛毛に施術してもあまりクセが伸びず、ボリュームを抑えることもできない場合があります。
このように、剛毛の状態や悩みによっては髪質改善トリートメントが向かないケースもあるため、まずは信頼できる美容師に髪の状態を見てもらい、適切なアドバイスを受けることが大切です。

パーマでやわらかい印象にする

髪が硬くストレートな人は、パーマをかけることでやわらかな印象になります。ただし、剛毛はキューティクルの層が厚くパーマがかかりにくい傾向があるため、強めにカールが出て長持ちしやすいデジタルパーマがおすすめです。
デジタルパーマは形状記憶力が高く、剛毛でも美容室で仕上げたようなカールを再現しやすいため、スタイリングが楽になるというメリットもあります。

明るいカラーでやわらかい印象にする

剛毛の人は、髪が黒いと重い印象になることもあるため、やわらかく軽やかに見せたい場合は明るいカラーで染めるのがおすすめです。明るい髪色だと動きや毛束感が際立ちやすくなるため、動きのあるヘアアレンジもより華やかに見えます。
アッシュ系やグレー系、マット系のカラーなら、髪をやわらかく見せるのと同時に透明感のある印象を与えられます。ただし、前述したように剛毛の人はカラーの薬剤が浸透しにくく、特に寒色系のカラーはきれいに発色しにくいので注意が必要です。

剛毛でもまとまる!おすすめ髪型・ヘアスタイル集

剛毛でもまとまる!おすすめ髪型・ヘアスタイル集

剛毛はスタイリングが難しい上に重たい印象になりがちですが、剛毛の特性を生かした髪型にすればスタイリングもしやすく、魅力的な雰囲気を演出することが可能です。剛毛でもまとまるおすすめの髪型・ヘアスタイルとしては、主に以下の4つが挙げられます。

  • ●ストレートパーマや縮毛矯正をかけたロングヘア
  • ●パーマで簡単にセットできるくびれヘア
  • ●軽やかな印象を目指せるレイヤーカット
  • ●ボリュームが大事なマッシュショート

ここからは、それぞれの髪型・ヘアスタイルについて1つずつ詳しく解説していきます。

ストレートパーマや縮毛矯正をかけたロングヘア

髪の広がりに悩む剛毛の人は、ストレートパーマや縮毛矯正をかけたロングヘアがおすすめです。ロングヘアは重力の影響で下に引っ張られる力が強いため、ショートヘアやミディアムヘアよりも髪全体が広がりにくく、まとまりのある髪に仕上げやすい特徴があります。
また、剛毛特有のハリ・コシを生かせば光がきれいに反射されるため、真っすぐなロングヘアの美しいツヤがより際立ちます。

パーマで簡単にセットできるくびれヘア

剛毛の人は、パーマで簡単にセットできるくびれヘアもおすすめです。くびれた曲線的なシルエットが特徴で、女性らしく上品で洗練された雰囲気を演出してくれます。
顔まわりにボリューム感を作り、顎のラインにかけてくびれを作ることでフェイスラインが引き締まるため、剛毛特有のボリューム感を生かしつつ、小顔効果にも期待できます。
また、カラーもベージュ系の明るい色を合わせれば、よりやわらかい印象を目指せるでしょう。

軽やかな印象を目指せるレイヤーカット

トレンドになっているレイヤーカットも、剛毛の人におすすめなヘアスタイルの一つです。髪に段差があることで、適度な動きや軽さを与えられます。
剛毛特有のボリューム感を生かしつつ、ふんわりと軽やかな雰囲気を演出できるため、重たい印象や毛量に悩んでいる人におすすめです。

ボリュームが大事なマッシュショート

剛毛の人は、ボリュームを生かしたマッシュショートもおすすめです。マッシュショートは女性らしい丸みを帯びたシルエットが特徴で、剛毛特有の硬さや重たい印象をやわらかく見せる効果があります。
毛量が多い場合は適切なカットで量をコントロールし、広がりを抑えつつ、まとまりやすいヘアスタイルになります。重たい印象を避けたい場合は、明るいカラーに染めるのがおすすめです。

剛毛を理解して自分に似合う髪型を楽しもう

剛毛を理解して自分に似合う髪型を楽しもう

剛毛は髪1本1本が太く、ハリ・コシがあるという特性上、髪が広がりやすくスタイリングが難しいというお悩みを抱えやすいです。しかし、適切なヘアケアや生活習慣を心掛ければ、剛毛特有の広がりやゴワつきが軽減され、扱いやすい髪質に近づけるでしょう。
また、剛毛特有の硬さやボリューム感を生かせる髪型にすれば、剛毛ならではの魅力を最大限に引き出せます。剛毛で悩んでいる人は、ぜひ特性を理解して自分に似合う髪型に挑戦してみてください。

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