• ReFa COLUMN
  • 縮毛矯正当日はシャンプーをしても良い?髪をいたわるシャンプーの方法や長持ちの秘訣をご紹介

【結論】縮毛矯正当日はシャンプーをしない方が良い

【結論】縮毛矯正当日はシャンプーをしない方が良い

結論、縮毛矯正当日はシャンプーをしない方が良いとされています。縮毛矯正をかけた髪はデリケートな状態になっており、シャンプーをすると摩擦でさらに傷んでしまう可能性があるためです。
縮毛矯正は、薬剤を2回塗布してストレートヘアを固定させる施術です。1回目の薬剤塗布で髪のクセを取ってから、ヘアアイロンで熱を加えてストレートに矯正します。2回目の塗布で、矯正された髪を薬剤で固定させていく仕組みです。
1回目の塗布でストレートヘアに固定されるのではなく、2回目に塗布した薬剤が髪に浸透し、空気に触れることで固定されます。
固定されるまでの目安は、24時間(1日)程度とされており、その間は髪がデリケートで傷みやすい状態になっています。そのため、シャンプーは縮毛矯正をかけてから24時間後(1日後)に行うのが望ましいです。
なお、当日の入浴はOKですが、髪が濡れると傷む原因につながるため、なるべくシャワーキャップを被ると良いでしょう。

縮毛矯正当日にどうしてもシャンプーをしたいときはお湯で洗う

縮毛矯正当日のシャンプーは基本しない方が良いですが、どうしてもシャンプーをしたい場合は、お湯で髪をすすぐだけにしましょう。シャンプーで洗浄しなくても、予洗いだけで髪や頭皮の汚れの約6割~8割は落ちるためすっきりします。
具体的な方法は、お湯の温度を38℃前後に設定し、頭皮を中心にすすぎます。40℃以上の熱いお湯ですすぐと、頭皮や髪に必要な皮脂まで洗い流してしまうため、38℃前後に設定しましょう。
十分にすすいだら、できるだけ早く髪を乾かしましょう。濡れた髪を放置すると、髪が乾燥したり、雑菌が繁殖してかゆみや炎症、フケなどの頭皮トラブルにつながったりする可能性があります。
ただし、縮毛矯正をかけた髪は少しの摩擦でも傷みやすい状態です。摩擦を与えないよう、ゴシゴシとこすらずやさしくすすぎましょう。

縮毛矯正後のデリケートな髪をいたわるシャンプーのポイント

縮毛矯正後のデリケートな髪をいたわるシャンプーのポイント

縮毛矯正後の髪をシャンプーする際は、以下のポイントを意識しましょう。

  • ●十分な予洗いで髪や頭皮の汚れを落とす
  • ●シャンプーは手のひらで泡立ててからつける
  • ●頭皮は指の腹を使ってやさしく洗う
  • ●洗髪時は38℃前後のお湯で洗い流す
  • ●シャンプーはすすぎ残しがないように十分に洗い流す
  • ●タオルドライは丁寧にやさしく水分を拭き取る
  • ●濡れた髪を放置せず早く乾かす

縮毛矯正をかけた髪は、デリケートで傷みやすい状態になっています。なるべくダメージを与えないよう、シャンプーの正しい方法を確認しましょう。

十分な予洗いで髪や頭皮の汚れを落とす

シャンプーをする前に、予洗いで髪や頭皮の汚れを十分に洗い流しましょう。先ほどもお伝えしたとおり、予洗いだけでも約6割~8割の汚れは落ちます。予洗いを丁寧に行うことで、髪や頭皮の汚れが落ちるだけでなく、シャンプーの泡立ちが良くなって髪のダメージの原因となる摩擦を抑えられます。
予洗いをする際はゴシゴシとこすらず、指の腹で頭皮をマッサージするように汚れを落としましょう。

シャンプーは手のひらで泡立ててからつける

シャンプーは、手のひらで泡立ててからつけましょう。そのままつけると、シャンプーの洗浄力の強さで頭皮が乾燥したり、泡立てるときの摩擦で髪が傷んだりするためです。また、シャンプーが頭皮の毛穴につまって頭皮トラブルにつながる可能性もあります。
髪に摩擦を与えないよう、適量のシャンプーを手に取り、お湯を少しずつ加えながら泡立てましょう。このとき、手のひらで円を描くように泡立てると、もっちりとした弾力のある泡が立ちやすくなります。

頭皮は指の腹を使ってやさしく洗う

頭皮を洗う際は、指の腹を使ってやさしく洗いましょう。
縮毛矯正後の髪は、施術で使用する薬剤や熱の影響で大きなダメージがかかっている状態です。そのため、強い力で洗うと髪同士がこすれ合い、さらに傷んでしまう可能性があります。髪が傷むと、縮毛矯正後の美しいストレートヘアがキープできなくなる可能性があります。
また、爪を立てて洗うことで頭皮をひっかいて傷ができると、かゆみや炎症などの頭皮トラブルを引き起こすリスクがあるため注意しましょう。
指の腹で下から上に向かってジグザグと指を動かし、やさしく洗うことを心がけましょう。

洗髪時は38℃前後のお湯で洗い流す

洗髪時は、38℃前後のお湯で洗い流しましょう。40℃以上の熱いお湯で洗うと、頭皮や髪に必要な皮脂まで洗い流してしまうためです。
皮脂は、頭皮のうるおいをキープする役割を果たしています。そのため、必要な皮脂まで洗い流すと、髪のパサつきや頭皮の乾燥が起こる可能性があります。
また、熱いお湯はキューティクルを開きやすくし、髪内部の水分や栄養が損なわれやすくなるため注意が必要です。水分不足は髪が乾燥し、切れ毛や枝毛、頭皮の乾燥につながりやすくなります。
縮毛矯正後のデリケートな髪をいたわるためにも、洗髪方法だけでなくお湯の温度設定にも気を配りましょう。

シャンプーはすすぎ残しがないように十分に洗い流す

シャンプーは、すすぎ残しがないよう気をつけながら十分に洗い流しましょう。もしシャンプーの成分が頭皮に残ったままだと、フケや乾燥、髪のパサつきにつながります。
髪の長さにもよりますが、目安としては3分~5分程度しっかりすすぐと十分にシャンプーを洗い流すことができます。特に耳の後ろや後頭部、生え際はすすぎ残しが多い箇所です。シャワーでお湯をまんべんなくかけながらすすぎましょう。

タオルドライは丁寧にやさしく水分を拭き取る

すすいだ後は、タオルドライで丁寧にやさしく水分を拭き取りましょう。濡れた髪は、キューティクルが開いている状態です。そのため、強くゴシゴシと拭くと、摩擦でキューティクルが剥がれてさらに髪が傷んでしまいます。
そのため、タオルで髪をはさみ、根元から毛先に向かってやさしく水分を絞り出すイメージでタオルドライを行いましょう。吸水性に優れたタオルを使用すると、効率良く髪の水分を拭き取ることができます。

濡れた髪を放置せず早く乾かす

縮毛矯正後の髪を濡れたままにすると、キューティクルが開いて内部の水分や栄養分が流れ出てしまいます。結果として、髪のハリやコシがなくなる上、雑菌が繁殖して頭皮の不快な臭いにつながる可能性があります。
また、乾かさずに髪が濡れた状態で寝ると、枕との摩擦で髪のダメージが蓄積されるため、しっかり乾かしてから寝るようにしましょう。
なお、乾きにくい根元から乾かすとドライヤーの時間を短縮しやすくなります。ドライヤーは髪から15cm程度離し、熱ダメージを与えないようにしましょう。
ある程度乾いたら、仕上げに冷風をあてるのがおすすめです。冷風をあてることでキューティクルが引き締まり、美しい髪へと導きやすくなります。

縮毛矯正をかけた髪にはアミノ酸系シャンプーがおすすめ

縮毛矯正をかけた髪にはアミノ酸系シャンプーがおすすめ

縮毛矯正をかけた髪を健やかに保つには、アミノ酸系シャンプーを使うのがおすすめです。アミノ酸系シャンプーは、髪や頭皮と同じアミノ酸成分をベースにつくられているため、縮毛矯正でデリケートになった髪をやさしく洗えます。
また、保湿力が高く、汚れをやさしく洗い流しながら髪に必要なうるおいを与えてくれるのも特徴です。洗浄力がマイルドで低刺激性のため、髪へのダメージを抑えながら汚れを落としてくれます。
縮毛矯正は、髪のクセを矯正してストレートヘアになれる施術ですが、その分髪が傷みやすい状態になります。施術前までは洗浄力の強いシャンプーを使用して問題なかった場合でも、縮毛矯正をかけた後はダメージにつながる可能性があります。
髪への負担を考えて、洗浄力がマイルドなアミノ酸系シャンプーに切り替えることを検討しましょう。

縮毛矯正を長持ちさせるために心がけたい6つのポイント

縮毛矯正を長持ちさせるために心がけたい6つのポイント

縮毛矯正の効果を長持ちさせるためには、日々のヘアケアや習慣で以下のポイントを心がけましょう。

  • ●施術直後に温泉、プール、海に行くのは控える
  • ●髪を強く結ばない
  • ●縮毛矯正後一週間はヘアアレンジを控える
  • ●髪の保湿ケアを丁寧に行う
  • ●ブリーチと縮毛矯正の同時施術は避ける
  • ●ヘアアイロンを毎日使用しない

これらのポイントを意識することで、縮毛矯正後のストレートヘアを美しくキープしやすくなります。髪をいたわるためにも、ぜひ意識してみてください。

施術直後に温泉、プール、海に行くのは控える

縮毛矯正の施術直後に温泉、プールや海に行くのは控えるようにしましょう。アルカリ性や酸性の成分を含む温泉に入ると、髪のキューティクルが開いて栄養分が流れ出し、ダメージにつながる可能性があります。
また、プールや海は、塩素や紫外線によって髪が傷んでしまうため注意が必要です。もしプールや海に行く場合は、髪が水に浸からないようにするか、ヘアオイルをつけて髪を保護するなどの対策をとりましょう。
縮毛矯正をかけた髪はデリケートなため、こうした外的刺激は縮毛矯正の効果を弱める原因になります。施術後24時間から一週間は温泉、プール、海に行くのを避け、髪をいたわりましょう。

髪を強く結ばない

縮毛矯正の効果をキープするためにも、髪を強く結ばないようにしましょう。施術直後で形状が定着していない髪を強く結ぶと、跡が残る可能性があります。
また、縮毛矯正後のデリケートの状態で強く髪を結ぶと、大きなダメージがかかりやすいため、施術後一週間はなるべく髪をおろしておきましょう。
ただし、仕事で髪をまとめなければならない場合は、シュシュやバナナクリップなどでやさしくまとめるようにしましょう。
もしヘアゴムで結んだ跡がついてしまったら、髪をしっかり濡らしてからドライヤーで乾かしてみてください。跡が消えて元に戻っていれば問題ありませんが、戻らなければ、施術を受けた美容師に相談して必要なケアを受けましょう。

縮毛矯正後一週間はヘアアレンジを控える

縮毛矯正後の一週間は、髪の形状が固定されるまでの期間になるため、ヘアアレンジを控えましょう。髪を引っ張ったり熱を加えたりすることで、ストレートヘアが崩れる可能性があります。
また、ヘアアレンジによるクセがついてしまった場合、適切なケアを受けなければ元に戻らない可能性もあります。そのため、縮毛矯正してから一週間はなるべく髪をおろし、引っ張ったり押さえつけたりするヘアアレンジは控えましょう。

髪の保湿ケアを丁寧に行う

髪の保湿ケアを丁寧に行うのも、縮毛矯正後の髪をいたわる習慣の一つです。縮毛矯正をかけた髪は、施術時のダメージによって水分が不足している状態になりやすいです。そのため、保湿ケアを毎日しっかり行うことで、髪に不足している水分や栄養分が補給されて美しい髪に導くことができるでしょう。
保湿ケアの例として、洗い流さないトリートメントで傷んだキューティクルを補修するのがポイントです。保湿成分が多く含まれているトリートメントを選び、毎日のヘアケアに取り入れてみましょう。

ブリーチと縮毛矯正の同時施術は避ける

ブリーチと縮毛矯正を同時に施術すること自体は不可能ではないですが、髪に大きなダメージがかかります。
ブリーチは、薬剤に含まれる過酸化水素とアルカリ剤で、髪内部のメラニン色素を分解して脱色する施術です。縮毛矯正と同じく、髪に負荷をかけて行う施術になります。
そのため、縮毛矯正と同時に施術すると、髪が切れたりちぢれたりする可能性があります。ダメージを進行させないためにも、できるだけ別日に施術するようにしましょう。

ヘアアイロンを毎日使用しない

ヘアアイロンは髪をセットするのに便利なアイテムですが、縮毛矯正でデリケートになった髪に毎日使うと大きな負担がかかります。
縮毛矯正後の髪は、熱によるダメージがかかっている状態です。ヘアアイロンの熱でキューティクルが傷つくと、切れ毛やパサつきにつながる可能性があります。
寝ぐせをなおしたい場合は、水で髪を濡らしてドライヤーでスタイリングすると良いでしょう。
もしヘアアイロンを使う場合は、温度を120~160℃に設定し、熱ダメージに注意して使用しましょう。同じ箇所に何度もあてると熱ダメージが大きくなるため、1回~2回滑らす程度で仕上げるのがポイントです。
また、美しいストレートヘアを保つには、使用するヘアアイロンやドライヤーにもこだわりましょう。髪にやさしいヘアアイロンやドライヤーを使用すれば、熱によるダメージを抑えることができます。

縮毛矯正後のシャンプーに関するよくある質問

縮毛矯正後のシャンプーに関するよくある質問

以下では、縮毛矯正後のシャンプーに関するよくある質問と回答をまとめています。気になる質問があれば、チェックしてみてください。

施術当日にシャンプーすると縮毛矯正が取れてしまいますか?

施術当日にシャンプーしても、縮毛矯正が取れることはありません。
縮毛矯正は薬剤を2回塗布し、ヘアアイロンの熱で髪の形状をしっかり固定する施術です。丁寧に施術をしていれば、シャンプーしただけで瞬時にストレートヘアが元に戻ることはありません。
縮毛矯正がすぐに取れた場合、施術中の薬剤の塗布やヘアアイロンの使い方が適切ではなかった可能性があります。施術を受けた美容院に相談し、状態を見てもらった上で再施術するかどうか判断しましょう。

縮毛矯正をかけた髪に市販のシャンプーを使用しても良いですか?

縮毛矯正後の髪に使うシャンプーは、市販のものでも問題ありません。
ただし、できるだけ低刺激で髪へのダメージが少ないシャンプーを選びましょう。例えば、アミノ酸系シャンプーは、マイルドな洗浄力で頭皮や髪の汚れをやさしく洗い流してくれます。
シャンプーを選ぶ際は、保湿成分が配合されているかどうかも確認しましょう。縮毛矯正は髪の内部構造を変化させて形状を固定する施術のため、髪が傷んでパサつきやすくなります。ヒアルロン酸やセラミド、グリセリン、ホホバオイルなどの保湿成分が配合されているシャンプーを選ぶと、なめらかでしっとりとしたまとまりやすい髪になるでしょう。

まとめ

まとめ

縮毛矯正をかけた場合、24時間(1日)はシャンプーをしないようにしましょう。どうしても洗いたくなった場合は、シャンプーはせずお湯で予洗いするのが望ましいです。また、強く洗うと摩擦で髪にダメージがかかるため、やさしくすすぎましょう。
縮毛矯正の効果を長持ちさせるには、形状が固定されるまでの期間はヘアアレンジを控えたり、使用するシャンプーやヘアアイロン、ドライヤーを見直したりすることも大切です。日々のケアを丁寧に行い、美しいストレートヘアを維持しましょう。

リファイオンケアシャンプー

根元はふんわり、毛先はしっとりやわらかなレア質感へ。
¥2,420[税込]

リファイオンケアシャンプー 商品詳細はこちら

リファパワーストレートアイロン プロ

ワンストロークでうねり整う。
¥33,000[税込]

リファパワーストレートアイロン プロ 商品詳細はこちら

リファビューテック ドライヤー BX

速乾と美しさを叶える「風」の理想形。
※ メーカー従来品2021年発売ReFa BEAUTECH DRYER PROとの比較(メーカー調べ)。
※ 効果は、使用環境・髪質により異なります。
¥58,300[税込]

リファビューテック ドライヤー BX 商品詳細はこちら

ページトップへ