脇毛の自己処理を怠ると不衛生な状態になりやすく、ニオイの原因につながります。また、間違ったケアを続けると肌にダメージを与えてしまい黒ずみの原因になりかねません。
しかし、カミソリやクリニックやサロンに行くなどさまざまな方法があるため、どの方法で行うべきか悩む方は多いでしょう。
本記事では、脇毛の自己処理方法や、適切な脇毛処理で肌トラブルを減らすコツについて紹介しています。
脇毛処理で肌トラブルを減らすには、各処理方法のメリット・デメリットを知ることが大切です。正しい脇毛処理の方法を理解して、肌トラブルを未然に防ぎましょう。
Index
脇毛処理を行う際には、主に2つのデメリットがあるため注意が必要です。特に自己処理を行う際には、適切な処理を行いましょう。
脇毛処理にカミソリを使う場合、カミソリ負けによる出血やかゆみなど肌トラブルの原因になるため、注意が必要です。
カミソリ負けとは肌の出血や赤み、湿疹が生じてしまった状態。特に脇は、皮膚が薄く柔らかく、繊細な部位のため、カミソリ負けが起きやすいという特徴があります。
カミソリ負けを防ぐには肌への負担を減らすことが重要です。脇毛処理を行う際には、シェービングクリームを使いましょう。
また、処理前には肌を清潔にすることも大切です。低刺激の石鹸で洗った後に自己処理することをおすすめします。
また、カミソリで脇毛処理を行ったあとは肌が乾燥しやすいため、しっかりと保湿しましょう。
脇毛処理を頻繁に行うと、肌に刺激を与える回数が増えるため、色素沈着による黒ずみを起こす可能性があります。特にカミソリや毛抜きを使った自己処理は色素沈着を起こしやすいため注意が必要です。
カミソリで自己処理を行うと、ムダ毛だけでなく肌表面の角質も削り取ってしまいます。外部の刺激から肌を守るためにメラニン色素が作られて、脇が黒ずんでしまいます。
自宅で行う脇毛処理は手軽な反面、肌トラブルを起こす可能性があります。色素沈着による黒ずみを防ぐには、できるだけ肌への負担が少ない道具を使うことが大切です。
脇毛処理にカミソリや毛抜きを使っている方は、刃が直接肌に当たりにくい電気シェーバーの使用も検討しましょう。
一般的な脇毛の処理方法としては以下の7種類があります。
どの処理方法を選ぶかによって、効果の持続性や肌へのダメージの大きさが異なります。特に肌が弱い方は適切な処理方法を選ぶようにしましょう。
また、脇毛は一度処理して終わりではなく、長期的に自己処理を続ける必要があります。そのため、ランニングコストについても考えなければなりません。
ここからは、7種類の処理方法について特徴を解説します。それぞれのメリット・デメリットについても触れているため、しっかり把握しておきましょう。
カミソリは最も一般的な脇毛の処理方法の一つです。
ドラッグストアをはじめスーパーやコンビニなどで安く購入可能です。手軽にケアできるため、思春期から大人の方までカミソリによる脇毛処理を行っています。
脇毛処理にカミソリを使うメリットは安価に購入できる点です。また、脇だけでなく、脚や腕などほかの部位にも使用できます。
しかし、深剃りのリスクやシェービング剤の量が少ないと肌を傷つけるおそれがあり、色素沈着の原因に繋がるため注意が必要です。
実際にカミソリによる脇毛処理で肌を傷つけてしまい、医療機関を受診する方がいます。
肌にダメージを与えないように注意が必要ですが、安価で手軽にムダ毛処理をしたい方におすすめです。
【代官山クリニック 蘆田英珠先生のコメント】
(カミソリでの処理は)肌をこすることにも繋がるし、結構丁寧にやらないと、カミソリだとお肌が傷つきますよね。ムダ毛の処理がカミソリなのか、電気シェーバーなのかはわからないけれど、傷ついてしまう方も結構いらっしゃいます。
電気シェーバーは刃が直接触れず、カミソリと比べて肌に優しいことが特徴です。敏感肌の方や、初心者の方にもおすすめです。
電気シェーバーはシェービング剤が不要で手軽にケアできます。刃を覆うようににガードがついているため、肌を傷つけるリスクが低いです。
一方で、カミソリのように深剃りはできず、根元部分が残って黒いブツブツが目立ってしまうことも。また、産毛のような細く柔らかい毛は剃り残すことがあります。
脇毛処理による肌へのダメージが心配な方は、カミソリと比較して安全にムダ毛処理ができる電気シェーバーを使ってみましょう。
毛抜きによる脇毛処理は手軽であり、多くの方が行う方法です。根本から抜いてしまうため、次の毛が生えてくるまでに時間がかかります。
効果の持続性が高く、脇毛の処理回数を減らせるのがメリットです。しかし、毛抜きによるケアは肌トラブルの原因になるため注意が必要です。
毛抜きを使った脇毛処理は肌へのダメージが大きく、強い痛みを伴います。ダメージを受けた肌が厚くなり毛穴を塞ぐことで、埋没毛になってしまう恐れもあります。
また、毛を抜いた部分に雑菌が入れば、炎症を起こしてしまいます。そのため、毛抜きを使ったケアを頻繁に行うことはおすすめしません。
ムダ毛処理の時間が面倒で処理回数を少なくしたい方には良い方法ですが、肌トラブルのリスクが高いことを覚えておきましょう。
除毛クリームは毛を溶かすことで脇毛処理を行う方法です。ムダ毛を処理したい部位に塗るだけのため、手間がかからず手軽にケアできます。
安いものは1,000円台で購入できるため、費用をかけずに脇毛処理をしたい方から人気です。一般的には広範囲のムダ毛処理に適していますが、脇にも使用できます。
除毛クリームのメリットは毛穴部分のムダ毛も溶かすため、黒いブツブツが目立たないことです。毛の先端が丸く溶けることで、服を着た際にチクチクとした刺激が気にならずに済みます。
しかし、肌が弱い方や敏感肌の方にとって、ダメージが大きいことがデメリットです。使用する際は、事前にパッチテストなどで肌に合っているかを確認しましょう。
ワックスは薄く塗って剥がすことで、毛根から一気にムダ毛を抜く方法です。脱毛効果に即効性があり、2~3週間はツルツルの肌を維持できます。
専門サロンでワックスの施術を受ける場合、1回あたりの相場は両脇で約3,000円です。市販のワックスもあるため、自宅で気軽に脇毛処理を行えます。
ワックスのメリットは、細かい産毛にもしっかり絡むため、一度の施術でツルツルになる点です。また、古い角質も一緒に除去できる点が魅力です。
しかし、肌へのダメージが大きいことや、剥がす際に痛みがあるなどのデメリットもあるため注意してください。
クリニックやサロンで脇毛を処理するメリットは、脇のニオイやムレを抑えられることです。清潔な状態を保てるため、夏場の体臭の軽減が期待できます。
一方、ほかの処理方法と比べて高額であり、痛みも伴います。予約が取りづらく、都合の良いタイミングで処理できないことがデメリットです。
光美容器であれば、自宅で気軽にIPL方式でのムダ毛処理ができます。IPL方式は、メラニン色素に反応して発生する熱でムダ毛にアプローチするため、ムダ毛が目立ちにくくなり、ツルツル素肌を目指すことができます。
脇毛の処理方法としては、カミソリが一般的ですが、あくまで一時的な処理方法であり、時間が経つと再び処理を行う必要があります。光美容器の場合は、継続して使用することでムダ毛が目立ちにくくなり、だんだん処理回数が減り、お手入れが楽になるというメリットがあります。
また、サロンやクリニックでのケアの場合、お化粧や身支度をしてサロンに行く必要があり、さらに予約がとれない等、都合の良いタイミングで脇毛処理できない点が難点です。
光美容器の場合のデメリットとしては、背中のように手の届きにくい部位は処理しづらいことが挙げられます。
自宅で手軽に脇毛処理をしたい方は、光美容器の購入を検討してみましょう。