髪のボリュームが出てしまう主な原因
毛量が多く髪のボリュームが出てしまうのは、髪質やケア方法、環境などさまざまな原因があります。具体的には次の通りです。
- ●生まれ持った髪質
- ●髪のダメージ
- ●ボリュームの出やすいヘアスタイル
- ●洗髪後の自然乾燥
- ●湿度による影響
自分に合った髪のボリュームダウン方法を考えるためにも、ボリュームが出る原因を知っておきましょう。それぞれの内容について、詳しく解説します。
生まれ持った髪質
髪のボリュームが出てしまうのは、生まれつきの髪質が原因の可能性があります。
たとえば、髪が太くて硬い場合は、自然とボリュームが出てしまいます。クセ毛や波状毛も髪が広がりやすくなる原因となるでしょう。髪の本数が多い場合も、全体的にボリュームが出やすくなります。
このように、生まれ持った髪質によって、髪のボリュームや広がりやすさは大きく変わります。
クセ毛について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
クセ毛には種類がある!あなたのクセ毛の直し方と生かす方法
髪のダメージ
髪のダメージも、ボリュームが出る原因の一つです。髪の傷みや乾燥により、髪が広がりやすくなるためです。
髪のダメージは、紫外線やカラー、ドライヤーの熱などが原因で起こります。髪が傷むと、キューティクルが乱れるため、髪の内部から水分やタンパク質が流出し乾燥してしまいます。
乾燥すると髪のパサつきや枝毛を引き起こすため、髪が広がる原因となってしまうのです。髪のダメージに心当たりのある方は、ヘアケアでダメージを抑えると良いでしょう。
髪のパサつきについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
髪がパサパサになる原因と改善法|自宅や美容室でできる正しいヘアケア方法とは?
ボリュームの出やすいヘアスタイル
ヘアスタイルの変化でボリュームが出てしまった場合は、髪質に合わない髪型を選んだことが原因です。レイヤーの入れ方や毛量調整の仕方によって、ボリュームが強調される場合があるためです。
たとえば、毛量が多いからといって髪を過度に梳きすぎると、逆にボリュームが出てしまうこともあります。髪の重さで落ち着いていたクセ毛が、カットで広がりやすくなる場合も考えられます。
髪質に合ったヘアスタイルを選べば、髪のボリュームを抑えられるでしょう。
洗髪後の自然乾燥
洗髪後にドライヤーを使わず自然乾燥させると、髪にボリュームが出やすくなります。
髪の表面を守るキューティクルは、濡れていると開きやすい状態になります。髪が濡れた状態で放置すると、外部からのダメージを受けやすくなり、髪が広がってしまうのです。
お風呂上がりに髪を自然乾燥させていて、髪の広がりが気になる方は、ドライヤーを使って早く乾かすことをおすすめします。
髪が広がる原因について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
髪が広がる原因と対策を紹介|簡単にできるケア方法も解説!
湿度による影響
雨の日や梅雨の時期になると髪にボリュームが出て気になる場合は、湿度による影響が原因です。湿度が高いと、キューティクルが開き、空気中の水分を吸ってふくらんでしまうためです。
特に、ダメージを受けている髪やクセ毛などの場合は、空気中の水分を吸収しやすいため、ボリュームが出やすくなります。
自分でできる髪のボリュームを抑える方法6選
毛量が多く、髪のダメージや乾燥によってさらにボリュームが出る場合は、セルフケアで抑えることが可能です。髪のボリュームを抑えたい方は、次の方法を試してみましょう。
- ●髪の広がりを抑えるシャンプーやトリートメントを使う
- ●正しい手順で髪を洗う
- ●アウトバストリートメントを使う
- ●髪の乾かし方を工夫する
- ●ブラシを使い分ける
- ●ストレートアイロンを使う
それぞれのセルフケア方法について、詳しく解説します。
髪の広がりを抑えるシャンプーやトリートメントを使う
髪の広がりやボリュームが気になる方は、シャンプーやトリートメントを見直してみましょう。髪の広がりは乾燥やダメージによるキューティクルの乱れが原因で起こりやすいためです。
しっとりまとまるタイプのトリートメントを使うと、髪の水分バランスが整い、ボリュームを抑えやすくなります。髪にタンパク質を補えるシャンプーやトリートメントなら、ダメージによるタンパク質不足を補えるのでおすすめです。
正しい手順で髪を洗う
髪のボリュームにお悩みなら、シャンプーの手順を見直してみましょう。正しいシャンプー方法で洗うことで、髪へのダメージを軽減できるためです。
まずシャンプー前のブラッシングで髪のからまりをほぐしてから、ぬるま湯で汚れをしっかり洗い流します。そのあと、よく泡立てたシャンプーで頭皮をマッサージするように洗いましょう。
シャンプーを丁寧に洗い流したあと、トリートメントを髪全体になじませ、残らないようにしっかりすすぎます。最後にやわらかいタオルで水分をやさしくふき取りましょう。
正しいシャンプーの手順について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
髪の正しい洗い方とは?美髪をかなえる5つの習慣とこだわりたいヘアケアアイテムを紹介
アウトバストリートメントを使う
髪を洗ったあとにアウトバストリートメントを使うと、まとまりの良い髪に仕上がります。
アウトバストリートメントとは、濡れた髪にも使える、洗い流さないトリートメントのことです。お風呂上がりにタオルドライをしたあと、毛先を中心に髪全体になじませます。
アウトバストリートメントは、ドライヤーの熱を生かしてダメージを補修するタイプの商品がおすすめです。
髪の乾かし方を工夫する
髪のボリュームを抑えるには、ドライヤーの使い方を工夫しましょう。ボリュームダウンを意識してドライヤーを使用すると、髪がまとまりやすくなります。髪を乾かすときのポイントは次の通りです。
- ●ドライヤーの前に目の粗いコームで髪を梳かす
- ●ドライヤー用ブラシで整えながら乾かす
タオルドライ後は、目の粗いコームで髪を梳かしてクセを直しておきましょう。そのあとドライヤーで前髪、髪の根元の順番で乾かします。髪の中間から毛先部分はブラシで整えながら乾かすと、髪のボリュームを抑えられます。
髪の乾かし方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
ドライはスタイリングのベース!しっとりまとまるツヤ髪をつくるコツ
ブラシを使い分ける
ブラシはシャンプー用、ドライヤー用、ブロー用と用途ごとに使い分けましょう。専用のブラシを使うことで、摩擦や熱によるダメージを減らせます。
シャンプー用のブラシは頭皮に密着する形のものを選ぶと、髪の根元からしっかり洗えます。ドライヤー用は風がよく通る形状だと、髪が速く乾くでしょう。
ブロー用は帯電防止剤配合のブラシがおすすめです。静電気による髪のボリュームを軽減できます。
ブラシの選び方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
髪を梳かす正しい方法は?メリットやヘアブラシの選び方も解説
ストレートアイロンを使う
ボリュームを抑えて綺麗なストレートヘアにしたいなら、ストレートアイロンの使用がおすすめです。髪のうねりを整え、広がりにくくなるため、ボリュームを抑えたストレートヘアになります。
ストレートアイロンは、グリップ力が強く、ワンストロークでしっかり髪を伸ばせるものを選ぶと良いでしょう。何度も熱を加える必要がないため、髪へのダメージが軽減できます。
美容室でできる髪のボリュームダウン方法3選
髪質や髪のダメージ具合によっては「セルフケアで髪のボリュームダウンは難しい」という場合もあるでしょう。その場合は、美容室での施術もおすすめです。ボリュームを抑えるには次のような方法があります。
- ●カットやカラーで目立たなくする
- ●毛量を減らしてもらう
- ●ストレートパーマや縮毛矯正する
美容室で相談し、自分に合った施術を依頼しましょう。
カットやカラーで目立たなくする
美容室では、カットによって髪のボリュームを抑える方法や、ヘアカラーで髪を軽やかに見せる方法があります。髪質や毛量により、ボリュームを抑える髪型やカラーが異なるため、美容師に相談してみると良いでしょう。
次の表に、髪の長さに応じたおすすめのヘアスタイルをまとめました。美容室へ行く際の参考にしてみてください。
| 髪の長さ | おすすめのヘアスタイル |
|---|---|
| ショートヘア | ひし形ショート、ショートボブ |
| ミディアムヘア | ウルフカット、レイヤー |
| ロング | レイヤー、ゆるめのパーマ |
毛量を減らしてもらう
毛量を減らしたい場合は、美容室で髪を梳いてもらうと毛量が減り、すっきりした印象になります。
ただし、髪質によってはボリュームが出てしまったり、パサつく原因になったりすることもあります。美容師に相談しながら、髪質に合わせて梳いてもらうと良いでしょう。
ストレートパーマや縮毛矯正する
髪のクセが強い場合は、ストレートパーマや縮毛矯正でボリュームを抑える方法もあります。ストレートパーマは薬剤で髪をまっすぐにする施術で、軽いクセのある場合やパーマを戻したい場合に適しています。
クセが強く、さらさらのストレートにしたいなら、縮毛矯正がおすすめです。薬剤と熱の力で髪をまっすぐにするので、しっかりとボリュームを抑えられます。
ストレートパーマと縮毛矯正では、持続期間や髪へのダメージの程度が異なります。どちらの施術が自分に合っているか迷ったときは、美容師に相談してみると良いでしょう。
毛量が多い方におすすめのヘアアレンジ
顔まわりをすっきり見せるなら、ハーフアップがおすすめです。三つ編みや編み込みを組み合わせると、ボリュームを感じさせないヘアスタイルになります。
ロングヘアなら、お団子ヘアやシニヨンもおすすめです。小分けに束をつくってきつめに巻くと、コンパクトなお団子になるので、毛量の多さをカバーできます。
ヘアアレンジと一緒に、バレッタやクリップを使っても素敵です。どうしても髪が広がってしまう日は、これらのヘアアレンジを試してみてください。
ヘアケアアイテムで髪のボリュームを抑えよう
毛量が多くボリュームが出てしまうのは、髪質や髪のダメージ、湿度などが原因です。美容室でボリュームを抑える髪型にしたあとは、日常のケアも大切です。髪質に合ったシャンプーやトリートメントを使い、正しい方法でケアしましょう。
洗髪後は髪を速く乾かすのもボリュームダウンのコツです。大風量で温度調節機能のついたモデルのドライヤーなら、髪のダメージを軽減しながら早く乾かせます。
ヘアアイロンで髪をまっすぐにするなら、一度で整う高性能なタイプを選ぶと、髪が傷みにくくなります。本記事の内容を参考に、髪のボリュームを抑えるケアにチャレンジしてみましょう。
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