「好きなデザインの下着や水着を楽しみたい」「デリケートゾーンを清潔に保ちたい」などの理由から、VIOをハイジニーナにする方が増えています。
ハイジニーナのメリットは、仕上がりの美しさや清潔感を保てることです。ハイジニーナにするデメリットよりもメリットの方が大きいと感じている方がたくさんいます。
しかし、恥ずかしさや自己処理の頻度から、ハイジニーナにするか迷う方は多いでしょう。
本記事では、ハイジニーナにするメリットとデメリットについて紹介します。処理方法や注意点も解説しているため、参考にして自分にハイジニーナが合っているかを判断しましょう。
メリットの大きさから、VIOをハイジニーナにする方が増えています。VIOをハイジニーナにするメリットは4つです。
VIOをハイジニーナにするメリットは、デリケートゾーンを清潔に保てることです。ハイジニーナの語源である「hygiene(衛生・清潔)」のとおり、衛生的な状態で過ごせます。
例えば、トイレの際にムダ毛に排泄物が付着して、不衛生になる心配がありません。女性の場合は生理中の経血やおりものがムダ毛に絡まりにくくなり、快適な状態を保てます。
デリケートゾーンが汚れてもビデや温水洗浄便座で洗い流せるため、気になるニオイも軽減できるでしょう。
デリケートゾーンを清潔に保ちたい方は、男女問わずハイジニーナがおすすめです。
VIOをハイジニーナにすることで、かゆみやかぶれなどの肌トラブルを軽減できます。
デリケートゾーンには太く濃いムダ毛が生えているため、蒸れや摩擦に悩む方は多いでしょう。特に夏場は蒸れやすく、蒸れた状態の放置は雑菌が繁殖する原因です。
ハイジニーナでデリケートゾーンが無毛になることで、蒸れや摩擦によるかゆみやかぶれの軽減につながります。
また、クリニック・サロンや光美容器による処理は徐々に楽になるため、処理による肌トラブルが起こりにくく快適です。
デリケートゾーンの肌トラブルを軽減したい方は、ハイジニーナを検討しましょう。
VIOがハイジニーナであれば、好きなデザインの下着や水着を選べ、着用時もムダ毛が気になりません。
デリケートゾーンのムダ毛は普段隠れているため、ケアを怠る方は多いでしょう。しかし、気を抜いたことで、恥ずかしい思いをした経験がある方もいるはずです。
VIOをハイジニーナにすれば、ムダ毛がはみ出して恥ずかしい思いをする心配がなくなるでしょう。
ムダ毛処理に伴う色素沈着を起こしにくいことも、VIOをハイジニーナにするメリットです。
ハイジニーナにすることで、ムダ毛処理の回数を減らせます。肌にダメージを与える機会が減り、気になる黒ずみが目立ちにくくなります。
また、無毛になり生理中のデリケートゾーンの蒸れやかぶれが軽減されることも、色素沈着を起こしにくくなる要因のひとつです。
かゆみやかぶれによる肌荒れが軽減されると、肌のターンオーバーが整い、色素沈着の改善も期待できるでしょう。
ハイジニーナで蒸れや摩擦を軽減し、気になる黒ずみを予防することがおすすめです。
VIOをハイジニーナにすると、仕上がりの美しさや衛生面などのメリットがあります。しかし、デメリットも存在するため、処理する前にデメリットが受け入れられるかを確認しましょう。
ハイジニーナにすると、人の目が気になる場面があります。
VIOのムダ毛を処理する方は増えていますが、日本においてハイジニーナはマイナーなデザインです。ハイジニーナにする割合は少なく、恥ずかしさを感じる場合があります。
特に温泉やサウナに入る際に、周りの視線が気になることがあるでしょう。
また、下着や水着の着用時に、デリケートゾーンの形が前からくっきり見える可能性もあります。
ハイジニーナが公共の場で目立つデザインであることを理解した上で、ハイジニーナにするかどうか選択するのがおすすめです。
ハイジニーナにすると生えかけのムダ毛が目立ちやすくなり、自己処理の回数が増える可能性があります。
カミソリや電気シェーバーで処理した場合、一度きれいになっても2日ほどでムダ毛が目立ち始めるため、気になりやすいことがデメリットです。
特にムダ毛が生えかけの状態はチクチクしやすく、不快感を抱く方もいるでしょう。
ムダ毛を自己処理する頻度が多いと、カミソリ負けや埋没毛などの肌トラブルにもつながります。クリニック・サロンのように、処理頻度を減らせる方法を選ぶことが大切です。
関連記事:カミソリ負けの原因と対処法を解説|カミソリ負けを防止するポイントまで理解して肌トラブルを回避
VIOをハイジニーナにする3つの方法を紹介します。
それぞれの処理方法とメリット・デメリットについて解説します。自分に合った処理方法を選んで、きれいなハイジニーナを目指しましょう。
カミソリは最もスタンダードな方法であり、安価にムダ毛を処理できます。ドラッグストアやコンビニなどで購入できるため、手軽にケアを始めたい方におすすめです。
処理する際に自分で加減を調整しやすく、細かいところまで簡単にケアできます。
ただし、カミソリによるシェービングは肌に負担がかかるため、肌荒れや出血に注意が必要です。特に皮膚の薄いI・Oラインは慎重にケアしてください。
また、カミソリではケアの回数が減らず、きれいな状態を保つためには自己処理を継続しなければなりません。
電気シェーバーは刃にガードが付いているため直接肌に触れず、カミソリよりも安全にVIOをハイジニーナにできます。細かい部位のシェービングは難しいですが、Vラインのように広範囲のケアにおすすめです。
一度購入すれば壊れるまで何度も使用でき、コストパフォーマンスに優れています。持ち運びしやすく、旅行先でも簡単に処理できる点が魅力です。
ただし、電気シェーバーの使用後は、故障防止のために刃に絡んだムダ毛を取り除くなど、メンテナンスが必要です。
関連記事:VIOの安心な自己処理のやり方を紹介
クリニック・サロンでVIOをハイジニーナにするメリットは、知識を持ったスタッフに施術してもらえることです。自己ケアするよりも、確実にムダ毛を処理できます。
I・Oラインのように自分では見えづらく処理しにくい部位も、すべて任せられるため安心です。
ただし、カミソリや電気シェーバーによる自己ケアと比べて、トータルの費用が高くなる可能性があります。また、施術を受けてもすぐに効果を実感しにくい場合があることも覚えておきましょう。
ハイジニーナに処理した後は、VIOの保湿ケアも大事です。肌トラブルを避けたい方は、保湿ケアを徹底しましょう。
どの方法で処理した場合でも、肌が敏感な状態となります。肌のバリア機能が低下した状態は、雑菌が侵入しやすく注意が必要です。
処理後の保湿ケアを徹底することで、かゆみや乾燥、肌荒れなどを軽減できる可能性があります。クリームやローションを使って保湿ケアしましょう。
また、デリケートゾーン専用の保湿剤を使うこともおすすめです。普段からしっかり保湿できていれば、気になる黒ずみ対策にもなります。
関連記事:アンダーヘアの処理方法別にメリット・デメリットを紹介|セルフケアの注意点ややり方も解説
VIOのハイジニーナ処理に関してよくある質問を2つ紹介します。
自己処理を始める前に、VIOのハイジニーナ処理についての疑問を解消しましょう。
ハイジニーナに処理すると、今まではムダ毛で隠れていた素肌が見えて、黒ずみやたるみが目立ちやすくなります。
スッキリした見た目を目指しても、黒ずみやたるみをデメリットに感じる方もいるでしょう。
処理方法によっては黒ずみやたるみの原因となる可能性があるため、正しいケア方法を知ることが大切です。
カミソリや電気シェーバーを使う場合は、デリケートゾーンに強くこすりつけず、丁寧に処理しましょう。
生理中のVIOのハイジニーナ処理は、衛生面を考慮して、クリニック・サロンでは施術を断られる場合がほとんどです。
また、生理中は肌が敏感なため、肌トラブルを起こす可能性があります。生理中のVIOの自己処理はおすすめしません。
VIOをハイジニーナ処理する際は、生理周期を把握してスケジュールを組みましょう。