顔の産毛は剃らない方がいい?剃ったほうがよい理由や処理時の注意点を解説

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顔の産毛は紫外線から肌を守り、乾燥を防ぐ役割を持ちます。短くて柔らかく、放置しても一定以上伸びることはありませんが、処理することで肌荒れの軽減や素肌のトーンアップが期待できます。

また、スキンケアが角質層へ浸透しやすくなり、メイクのノリも良くなるでしょう。

一方で多くの方が、「顔の産毛は剃らない方がいいの?」「顔の産毛をキレイに処理できる方法は?」などの疑問を持っています。

本記事では、産毛を処理した方がいい理由や、処理方法ごとのメリット・デメリットを解説します。

顔の産毛の特徴

顔の産毛は、髭や眉毛と比べて短く柔らかいことが特徴です。処理しなくても一定以上伸びることはないため、顔の産毛が目立たない方も多いでしょう。

他の部位よりも毛周期が早いため、2~3ヶ月程度で生えかわります。剃ってもすぐに生えてくるため、定期的にムダ毛ケアが必要です。

処理する頻度が多いと、その分肌へのダメージが大きくなります。肌に優しい適切な方法でのケアを心がけましょう。

顔の産毛が生える理由

顔の産毛が生える理由は次の2つです。

  • 刺激や紫外線から守るため
  • 保湿のため

それぞれ詳しく解説していきます。

刺激や紫外線から守るため

顔の産毛は、ホコリや花粉、摩擦などの物理的刺激や紫外線から皮膚を守る役割があります。服で隠すことができない顔は、身体の中でも特に日光を浴びやすい箇所です。

顔の産毛は、肌トラブルの原因となる刺激や紫外線から肌を守り、ダメージを軽減してくれます。

保湿のため

顔の産毛は、肌の水分の蒸発を遅らせ、毛穴から出てくる皮脂を吸い上げることで、水分と油分のバランスを保ち乾燥を防ぎます。

肌が乾燥すると水分と油分のバランスが乱れ、ニキビや肌トラブルの原因となるため注意が必要です。また産毛の生えかわりと共に、毛穴に詰まった皮脂や汚れを外へ排出します。

顔の産毛を剃ったほうがよい理由

顔にファンデーションを塗る女性

顔の産毛を剃った方がよい理由は主に3つです。

  • 化粧ノリが良くなる
  • 化粧水や乳液が角質層へ浸透しやすくなる
  • 肌荒れや肌トラブルの軽減につながる

化粧ノリが良くなる

顔の産毛を剃ると、化粧ノリが良くなります。

顔の産毛を処理することで、ファンデーションが肌に直接のりやすくなるため、メイクが肌に密着し化粧崩れの防止にもつながります。

また、ムダ毛をケアすると素肌が明るく見える点もメリットです。自然なトーンアップが期待できるため、産毛が多く肌のくすみが気になる場合はムダ毛の処理をおすすめします。

化粧水や乳液が角質層へ浸透しやすくなる

顔の産毛が多いと化粧水や乳液等が角質層に浸透しにくくなるため、剃ることで美容成分が浸透しやすくなります。

化粧水や乳液が角質層へ浸透すると、スキンケア効果を発揮しやすく美肌効果も期待できるでしょう。

肌荒れや肌トラブルの軽減につながる

顔の産毛を適切にケアすると、肌荒れや肌トラブルの軽減につながります。

皮脂汚れやほこりは顔の産毛に絡まりやすいため、そこから雑菌が毛穴に入ると、肌荒れやニキビなど肌トラブルの原因となります。

顔の産毛を剃ることで、余分な皮脂やほこりを取り除き、肌荒れを防止しましょう。

顔の産毛を処理する方法

ReFa BEAUTECH EPI

顔の産毛を処理する方法を3つ紹介します。

  • カミソリ
  • サロン・クリニック
  • 光美容器

カミソリ

メリット
  • 安価で手軽に処理できる
デメリット
  • 肌を傷つける可能性がある
  • 定期的に買い替える必要がある

カミソリは安価に購入可能で、誰でも手軽に処理できるため、多くの方が取り入れている方法です。

しかし、刃を直接肌に当てるため、誤った方法でケアすると肌を傷つける可能性が高いでしょう。また、衛生面で定期的にカミソリを買い替える必要があり、長い目でみるとコスパは良くありません。

カミソリを使用する場合は、基本的にT字タイプがおすすめです。顔の細かい部分には、フェイス用I字(L字)カミソリを使い、部位ごとに使い分けましょう。

関連記事:顔剃りの正しいやり方や注意点を解説|顔剃りのメリットも紹介

サロン・クリニック

メリット
  • キレイな仕上がりになる
デメリット
  • 自分の好きなタイミングで処理できない場合がある
  • 費用が高額になりやすい

サロン・クリニックでのムダ毛ケアは、キレイな仕上がりが一番のメリットです。顔の産毛処理に詳しいプロによる施術で、安心して任せられます。

しかし、自分の好きなタイミングで処理できない場合があるため、サロンに通うための時間を確保することが難しい方には不向きでしょう。

またサロン・クリニックは、セルフケアに比べると費用が高額です。あまりお金をかけずに顔の産毛を処理したい方は、経済的な負担が少ない方法を選択しましょう。

光美容器

メリット
  • IPL方式の場合、美肌効果も期待できる
  • 徐々にムダ毛ケアが楽になる
デメリット
  • 初期費用がやや高額

IPL方式の光美容器の場合、顔のムダ毛を目立ちにくくさせると同時に、美肌効果も期待できます。

光美容器による顔の産毛ケアは初期費用がやや高額ですが、美肌効果も期待できる上に、長期的な効果も期待できるため、長い目でみるとコスパ抜群です。

代官山クリニック 蘆田英珠先生

【代官山クリニック 蘆田英珠先生のコメント】
IPL をクリニックで治療として使うこともあるんです。IPLの光の波長は肌を美しくすることでも知られ、肌にハリやうるおいを与えてくれます。肌にハリを出すことも、ムダ毛処理も一緒にできるというのは、カミソリだけでのケアでは難しいですよね。

関連記事:知っておきたい光美容器の仕組みとケア周期【光美容器の基礎知識Vol.1】

顔の産毛を処理する際の注意点

顔の産毛を処理する際の注意点を3つ紹介します。

  • シェービングの場合、毎日処理するのは控える
  • 肌の調子が悪い日や日焼けした日などは処理を控える
  • 肌トラブルが起きた場合は、処理方法を見直す

毎日シェービングすると、ダメージが蓄積され肌トラブルにつながる恐れがあります。また、肌の調子が悪い日や日焼けをした日は処理を控えましょう。

女性の場合、肌が敏感になる生理前や生理中のムダ毛ケアも避けましょう。自分の体と相談しながら、適切な頻度でのケアを心がけましょう。

万が一肌トラブルが起きた場合は、すぐに処理方法を見直すことが大切です。肌の炎症が数日経っても治らない場合は、皮膚科に相談しましょう。

関連記事:カミソリによるムダ毛処理が抱える9つのリスク

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